パソコン世代の 電子回路入門

パソコン世代の 電子回路入門

  • 千原 国宏 奈良先端科学技術大学院大教授 工博

パソコン世代といわれる現在,電気や電子の専攻者だけでなく,広く工学を学ぶ人に必須の知識となっている電子回路の基礎について,コンピュータインタフェースを通して,できるだけ平易に解説した入門書。

ジャンル
発行年月日
1991/07/05
判型
A5
ページ数
176ページ
ISBN
978-4-339-00589-9
パソコン世代の 電子回路入門
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定価

2,200(本体2,000円+税)

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パソコン世代といわれる現在,電気や電子の専攻者だけでなく,広く工学を学ぶ人に必須の知識となっている電子回路の基礎について,コンピュータインタフェースを通して,できるだけ平易に解説した入門書。

1 電子回路とコンピュータ
 1.1 はじめに
 1.2 コンピュータ
  1.2.1 構成要素
  1.2.2 機能
  1.2.3 種類
 1.3 コンピュータの命令表現
  1.3.1 命題と関係
  1.3.2 基本論理関数
  1.3.3 加法標準形と乗法標準形
 1.4 コンピュータと数値演算
  1.4.1 数値の表現法
  1.4.2 2の補数コード
  1.4.3 2進数の演算
 1.5 コンピュータと回路素子
  1.5.1 変換
  1.5.2 真空管とコンデンサ
  1.5.3 真空管と遅延線
  1.5.4 トランジスタと磁気コア
  1.5.5 ICとLSIの時代
 1.6 マイクロプロセッサ
  1.6.1 構成
  1.6.2 入出力バス
  1.6.3 基本動作の説明
 1.7 インタフェース
  1.7.1 インタフェースとは
  1.7.2 データ入力用インタフェース
2 機能回路の基礎
 2.1 はじめに
 2.2 論理回路
  2.2.1 ミル記法
  2.2.2 基本回路
 2.3 組合せ回路
  2.3.1 構成方法
  2.3.2 エンコーダ
  2.3.3 デコーダ
  2.3.4 マルチプレクサ
  2.3.5 加算回路
 2.4 順序回路
  2.4.1 フリップフロップ
  2.4.2 カウンタ
  2.4.3 シフトレジスタ
  2.4.4 マルチバイブレータ
 2.5 入力インピーダンスと出力インピーダンス
  2.5.1 直流回路
  2.5.2 交流回路
 2.6 理想オペアンプ
  2.6.1 回路記号
  2.6.2 特性
 2.7 基本オペアンプ回路
  2.7.1 オープンループ回路
  2.7.2 正帰還回路
  2.7.3 負帰還回路
 2.8 増幅回路
  2.8.1 反転増幅回路
  2.8.2 非反転増幅器
  2.8.3 差動増幅器
 2.9 信号処理回路
  2.9.1 積分回路
  2.9.2 フィルタ回路
 2.10 データ収集用回路
  2.10.1 サンプルホールド回路
  2.10.2 D-A変換回路
  2.10.3 A-D変換回路
3 半導体回路素子
 3.1 はじめに
 3.2 半導体とは
  3.2.1 物質の電気的性質
  3.2.2 エネルギー帯構造
  3.2.3 真性半導体と不純物半導体
 3.3 ダイオード
  3.3.1 構造と動作原理
  3.3.2 特性
 3.4 バイポーラトランジスタ
  3.4.1 構造と動作原理
  3.4.2 共通エミッタ回路
 3.5 ユニポーラトランジスタ
  3.5.1 構造と動作原理
  3.5.2 共通ソース回路
4 ディジタルIC回路
 4.1 はじめに
  4.1.1 標準ICとASIC
  4.1.2 PLD
 4.2 TTL回路
  4.2.1 NAND回路
  4.2.2 NOT回路
  4.2.3 TTL-IC
  4.2.4 トーテムポール回路
  4.2.5 ワイヤード機能
  4.2.6 マスタスレーブ回路
 4.3 C-MOS回路
  4.3.1 NAND回路
  4.3.2 NOT回路
  4.3.3 特徴と問題点
 4.4 メモリ回路
  4.4.1 マルチバイブレータ回路
  4.4.2 メモリ
  4.4.3 SRAM
  4.4.4 DRAM
5 アナログIC回路
 5.1 はじめに
 5.2 基本回路
  5.2.1 共通エミッタ増幅回路
  5.2.2 共通ソース増幅回路
  5.2.3 差動増幅回路
  5.2.4 複合回路
  5.2.5 定電流回路
 5.3  オペアンプIC
  5.3.1 基本回路
  5.3.2 特性
  5.3.3 応用回路例
 5.4 データ収集用IC
  5.4.1 概要
  5.4.2 アナログマルチプレクサ
  5.4.3 A-D変換器
6 入出力インタフェース回路
 6.1 はじめに
 6.2 デバイス識別用機能回路
  6.2.1 アドレスデコーダ
  6.2.2 ポートI/OとメモリマップドI/O
 6.3 デバイス制御用機能回路
  6.3.1 プログラムドI/O回路
  6.3.2 インタラプトI/O回路
 6.4 データ転送用機能回路
  6.4.1 レジスタ経由転送回路
  6.4.2 DMA転送回路
 6.5 低速アナログ入出力用インタフェース
  6.5.1 回路例
  6.5.2 動作の説明
 6.6 高速アナログ入力用インタフェース
  6.6.1 回路例
  6.6.2 A-D変換モード
  6.6.3 データ出力モード
 6.7 汎用入出力インタフェースの構成
索引

千原 国宏(チハラ クニヒロ)