創造の科学

創造の科学

この激動の20世紀から希望に満ちた新しい時代を築くには,人間の創造的能力が必要不可欠である。そこで,人間の創造という行為を数理論理的に解説し,人間の直感や創造という非言語的機能の脳内メカニズムとその獲得法を紹介した。

ジャンル
発行年月日
1996/03/25
判型
A5 上製
ページ数
158ページ
ISBN
978-4-339-07637-0
創造の科学
在庫僅少
在庫が少ない商品です。品切れとなっている場合がございます。

定価

2,090(本体1,900円+税)

カートに入れる

購入案内

  • 内容紹介
  • 目次
  • 著者紹介

この激動の20世紀から希望に満ちた新しい時代を築くには,人間の創造的能力が必要不可欠である。そこで,人間の創造という行為を数理論理的に解説し,人間の直感や創造という非言語的機能の脳内メカニズムとその獲得法を紹介した。

I. 創造へ歩む道
0. 用語の定義と解説
1. 総論
2. 創造へ歩む道の理論
2.1 前文
2.2 情報の持つ機能の基本理念
  2.2.1 認知論
  2.2.2 指令論
  2.2.3 評価論
2.3 総括
3. 新しい単位要素の創出と情報の機能の基本理念の証明
3.1 単位要素群の切断された破片群のカオス状態からの新しい単位要素群の創出理論とシミュレーション
3.2 情報の機能の基本理念の適用
  3.2.1 有人月ロケット成功への基本理念の適用
  3.2.2 EMSから創造的データベース形成システムへの適用
  3.2.3 C&Cによる知識の創造への適用
  3.2.4 ソフトウェア教育における各種専門学生の混合教育の効果への適用
  3.2.5 データベースの各種連想処理検索方法におけるハッシング方法の利点についての適用
4. 勘の育成と学習
5. 人工生命を持った新しい第6世代のコンピュータ
6. コンピュータシステムと創造
6.1 人間の勘と創造
  6.1.1 人間の勘の発生形態
  6.1.2 集積情報から新しいコンピュータシステムによる創造と人間の勘
6.2 データベースと創造性
  6.2.1 付加価値を高める広域分散型データべースと創造性
  6.2.2 データベースの連想処理検索と創造性
  6.2.3 コンピュータシステムの創造性を高める条件
7. 創造へ歩むにはいかにすべきか
演習問題
引用・参考文献
II. 創造への準備
8. 人体の対応
8.1 意識
  8.1.1 意識と創造
  8.1.2 意識の精神生理学
  8.1.3 意識の制御システム
  8.1.4 意識と言語(大脳半球の優位性)
  8.1.5 意識と夢
  8.1.6 意識と進化
8.2 意識の制御に関する数学モデル
  8.2.1 システム制御論から見た人間の意識構造
  8.2.2 意識制御に関する数学モデルの開発
  8.2.3 睡眠覚醒リズムを予測するTwo Rrocess Model
  8.2.4 睡眠内容を予測するSleep Package Model
  8.2.5 意識の数学モデル
  8.2.6 加齢と睡眠
  8.2.7 そううつ病への挑戦
8.3 発想法と創造性
  8.3.1 意識変容による発想法
  8.3.2 睡眠と創造性
  8.3.3 豊かな創造性をめざして
演習問題
引用・参考文献
9. 神経系におけるゆらぎと創造
9.1 はじめに
9.2 ヒトの神経系の構造
  9.2.1 大脳皮質の構造の基本
  9.2.2 神経系の情報伝達
9.3 生体リズムと1/fゆらぎ
  9.3.1 生体リズム
  9.3.2 1/fゆらぎ
9.4 生体システムにおける1/fゆらぎ
  9.4.1 中枢神経系における1/fゆらぎ
  9.4.2 心拍の1/fゆらぎ
9.5 音刺激と脳波の1/fゆらぎ
  9.5.1 はじめに
  9.5.2 実験方法
  9.5.3 刺激音の特性
  9.5.4 分析方法
  9.5.5 結果
  9.5.6 まとめ
9.6 高次精神活動とゆらぎ
9.7 神経系のゆらぎと創造
9.8 結論
演習問題
引用・参考文献
10. 創造への態度と成果
10.1 創造の種類と動機づけの重要性
10.2 創造のテクニック
10.3 創造性発揮の条件
10.4 教育における創造性
10.5 創造の体験例
演習問題
引用・参考文献
索引

奥野 治雄(オクノ ハルオ)

高橋 静昭(タカハシ シズアキ)

小林 敏孝(コバヤシ トシタカ)

辻 陽一(ツジ ヨウイチ)