書名で キーワードで

詳細検索 >>

書籍詳細

バイオテクノロジー教科書シリーズ 4)

  植物工学概論

▼ 目次を読む

▼ 目次をたたむ

森川弘道 広島大教授 農博 著

入船浩平 広島大助手 理博 著

発行年月日:1996/10/15 , 判 型: A5,  ページ数:176頁

ISBN:978-4-339-06704-0,  定 価:2,592円 (本体2,400円+税)

植物細胞の構造や機能,種々の遺伝子導入法,遺伝子の発現様式の概要を解説している。さらに,筆者らの研究テーマの一つである植物バイオや遺伝子操作により,自然環境に役立つ大気汚染好性植物をつくることについても記した。

【目次】

1. 植物工学研究の意義
1.1 なぜ形質転換研究なのか──形質転換研究の意義
  1.1.1 分子レベルの植物科学の発展に必須の手法
  1.1.2 植物形質転換技術の発展の背景と流れ
1.2 新規植物作製への夢──植物バイオテクノロジーへの寄与
1. 植物工学研究の意義
1.1 なぜ形質転換研究なのか──形質転換研究の意義
  1.1.1 分子レベルの植物科学の発展に必須の手法
  1.1.2 植物形質転換技術の発展の背景と流れ
1.2 新規植物作製への夢──植物バイオテクノロジーへの寄与
2. 植物細胞の構造と機能の特性
2.1 独立栄養
2.2 分化全能性
2.3 細胞壁
2.4 オルガネラ
2.5 二次代謝
2.6 生体防御機構
2.7 環境適応機構
  2.7.1 光
  2.7.2 温度
2.8 ゲノム構成
  2.8.1 核ゲノム構成
  2.8.2 オルガネラゲノム
3. 細胞融合法
3.1 ポリエチレングリコール(PEG)法
3.2 電気融合法
  3.2.1 微小電極法
  3.2.2 平行電極法
  3.2.3 誘電泳動法
3.3 細胞質雑種(サイブリッド)の形成
3.4 細胞融合法の課題
3.5 細胞融合の機構
3.6 電場の効果
  3.6.1 膜興奮現象
  3.6.2 Dielectric breakdown
  3.6.3 膜の分極
  3.6.4 膜のenergization(活性化)
3.7 体細胞雑種の選抜とその同定
  3.7.1 雑種細胞の選抜法
  3.7.2 プロトプラストの培養法
  3.7.3 雑種細胞の同定法
4. 植物細胞への遺伝子導入法
4.1 生物的方法
  4.1.1 アグロバクテリウム法
  4.1.2 その他の生物的方法
4.2 直接法
  4.2.1 エレクトロポーレーション法
  4.2.2 ポリエチレングリコール(PEG)法
  4.2.3 マイクロインジェクション法
  4.2.4 エレクトロインジェクション法
  4.2.5 遺伝子銃法
  4.2.6 その他
4.3 遺伝子導入法の限界と今後の課題
  4.3.1 遺伝子量
  4.3.2 導入効率
5. 真核生物の遺伝子の発現様式
5.1 真核生物の遺伝子の基本的構造
  5.1.1 原核生物の遺伝子との構造上の相違
5.2 真核生物における転写の基本的メカニズムとその調節
5.3 転写後調節
  5.3.1 スプライシング機構
  5.3.2 mRNAの輸送と安定性
5.4 翻訳の基本的メカニズムとその調節
6. 形質転換植物の解析法
6.1 一過的遺伝子発現と形質転換体
  6.1.1 一過的遺伝子発現
  6.1.2 高等植物の形質転換
6.2 形質転換に用いられる代表的な発現ベクターの構造
6.3 形質転換に用いられる代表的遺伝子とその発現アッセイ法
  6.3.1 レポーター遺伝子
  6.3.2 選抜マーカー遺伝子
6.4 形質転換体の同定
  6.4.1 酵素活性の測定
  6.4.2 DNA解析
  6.4.3 RNA解析
  6.4.4 タンパク質分析(ウエスタンブロット法)
6.5 形質転換体における遺伝子発現解析
  6.5.1 アンチセンスRNAの導入と発現抑制
  6.5.2 遺伝子の5上流域(プロモーター配列)の解析
  6.5.3 遺伝子タギング
  6.5.4 外来遺伝子組込み機構
7. 圧縮空気圧式遺伝子銃を用いた遺伝子導入の実際
7.1 遺伝子銃装置
7.2 遺伝子導入効率を決める要因
  7.2.1 物理的要因
  7.2.2 生物的要因
  7.2.3 タバコ培養細胞における導伝子導入条件
7.3 遺伝子導入法と一過的発現解析の実際
  7.3.1 遺伝子銃操作手順
  7.3.2 一過的発現解析
  7.3.3 金粒子の検出法
7.4 花粉への遺伝子導入
7.5 トランスプラストミック植物
7.6 遺伝子銃によるトランスジェニック植物の育成
8. 植物バイオによる環境問題解決への挑戦
8.1 大気汚染問題は植物バイオの重要なターゲットである
8.2 大気汚染好性植物の開発を目指して
8.3 大気汚染と植物
  8.3.1 大気汚染物質
  8.3.2 汚染物質による害作用
8.4 植物の大気浄化能
  8.4.1 二酸化硫黄(SO2)ガスの浄化メカニズム
  8.4.2 二酸化窒素(NO2)ガスの浄化メカニズム
8.5 NO2好性植物の創製を目指して
  8.5.1 自然界からのスクリーニングによるNO2同化能力の高い植物の探索
  8.5.2 フィリック(好性)遺伝子の解析とクローニング
  8.5.3 トランスジェニックNO2好性植物の選抜と育成
8.6 まとめと展望
  8.6.1 新しい機能植物による都市の蘇生を目指して
  8.6.2 環境以外での新規植物
索引

在庫は時期によりまして変動することがございますので、ご了承ください。