システム制御工学入門

システム制御工学入門

本書はシステム制御工学として,制御工学ならびに現代制御工学の基礎的な内容を一冊に取りまとめたもので,はじめて学ぶ学生,技術者の教科書,また自習書として使えるように例題を多く用いて理解を促すように工夫している。

ジャンル
発行年月日
2000/01/13
判型
B5
ページ数
280ページ
ISBN
978-4-339-03177-5
システム制御工学入門
在庫僅少
在庫が少ない商品です。品切れとなっている場合がございます。

定価

4,950(本体4,500円+税)

カートに入れる

購入案内

  • 内容紹介
  • 目次
  • 著者紹介

本書はシステム制御工学として,制御工学ならびに現代制御工学の基礎的な内容を一冊に取りまとめたもので,はじめて学ぶ学生,技術者の教科書,また自習書として使えるように例題を多く用いて理解を促すように工夫している。

1. システム制御工学とは
 1.1 システムと制御
 1.2 制御方式
 1.3 制御システムの分類
 1.4 制御工学のあゆみ
 1.5 システム制御工学とは
 演習・レポート問題
2. システム基本要素のモデル化
 2.1 制御システムの数式モデル化
 2.2 各種システム基本要素のモデル化
 2.3 線形システムの相似
 演習・レポート問題
3. 制御システムの表現
 3.1 制御システムの表現化
 3.2 伝達関数とブロック線図
 3.3 状態空間法による表現
 3.4 各種システムのシステム制御方程式の導出
 3.5 システム制御方程式の定式化
 3.6 システム制御方程式より伝達関数の導出
 演習・レポート問題
4. フィードバック制御システム
 4.1 フィードバック制御システムの基本構造
 4.2 制御動作
 4.3 フィードバックの効果
 4.4 カメラの視線制御システムの例
 4.5 カメラ視線制御システムのブロック線図
 4.6 タンクの液位制御
 4.7 カメラの視線制御のシステム制御方程式
 演習・レポート問題
5. 制御システムの構造
 5.1 状態図による表現
 5.2 システム制御方程式の状態図
 5.3 制御システムのn次線形微分方程式表現
 5.4 伝達関数から状態方程式、出力方程式の導出
 5.5 状態方程式の解法
 5.6 線形制御システムの構造
 5.7 可制御性と可観測性
 演習・レポート問題
6. 時間領域における解析
 6.1 制御システムの応答とは
 6.2 制御システムの基本入力
 6.3 各種入力による応答
 6.4 時間応答における評価
 6.5 制御の型と定常偏差
 6.6 フィードバック制御システムの定常偏差
 演習・レポート問題
7. 制御システムの安定判別
 7.1 制御システムの安定性とは
 7.2 ラウスーフルビッツの安定判別
 演習・レポート問題
8. 根軌跡法
 8.1 根軌跡の基本概念
 8.2 根軌跡の性質
 8.3 極と零点の付加
 演習・レポート問題
9. 周波数領域における解析
 9.1 正弦波入力に対する応答
 9.2 ベクトル軌跡
 9.3 ボーデ線図
 9.4 周波数領域における制御特性
 9.5 ニコルス線図
 9.6 ナイキストの安定判別
 演習・レポート問題
10. フィードバック制御システムの特性補償
 10.1 システムの特性仕様
 10.2 特性補償設計
 10.3 ゲイン調整
 10.4 位相進み補償
 10.5 位相遅れ補償
 10.6 位相進み、位相遅れ要素の構成
 10.7 局所フィードバック補償法
 演習・レポート問題
11. 状態フィードバックによる制御設計
 11.1 極配置の設計
 11.2 状態観測器
 11.3 状態観測器を用いた状態フィードバックシステム
 11.4 低次元状態観測器
 演習・レポート問題
 参考文献
 索引 

木下 源一郎(キノシタ ゲンイチロウ)