グラフィック制御工学入門

グラフィック制御工学入門

初めて制御工学を学ぶ初学者が,パソコンを使って比較的短いプログラムでグラフィック表示を簡単に行うことにより,制御系の設計や解析の理解に役たつように工夫してある。制御工学をより深く学習するのに有効な参考書である。

ジャンル
発行年月日
1994/09/30
判型
A5
ページ数
212ページ
ISBN
978-4-339-03156-0
グラフィック制御工学入門
品切・重版未定
当面重版の予定がございません。

定価

2,970(本体2,700円+税)

購入案内

  • 内容紹介
  • 目次
  • 著者紹介

初めて制御工学を学ぶ初学者が,パソコンを使って比較的短いプログラムでグラフィック表示を簡単に行うことにより,制御系の設計や解析の理解に役たつように工夫してある。制御工学をより深く学習するのに有効な参考書である。

1. 序論
1.1 制御工学の進歩
  1.1.1 古典制御理論の確立
  1.1.2 古典制御理論の限界
  1.1.3 新しい制御理論の展開
1.2 本書の概要
  1.2.1 連続制御系の設計と解析
  1.2.2 ディジタル制御系の設計と解析
  1.2.3 プログラム
2. 連続制御系の設計と解析
2.1 ボード線図
  2.1.1 ボード線図による制御系の安定判別
  2.1.2 2次制御系のボード線図
  2.1.3 高次制御系のボード線図
  2.1.4 3次制御系のボード線図
  2.1.5 ボード線図による制御系の設計
2.2 ナイキスト線図
  2.2.1 ナイキスト線図による制御系の安定判別
  2.2.2 2次制御系のナイキスト線図
  2.2.3 3次制御系のナイキスト線図
  2.2.4 ナイキスト線図による制御系の設計
2.3 根軌跡
  2.3.1 特性方程式の根軌跡
  2.3.2 ベアストウ法(ヒッチコック・ベアストウ法)
  2.3.3 ベアストウ法による根軌跡の作成
  2.3.4 3次制御系の根軌跡
  2.3.5 2次制御系の根軌跡
2.4 ステップ応答
  2.4.1 2次制御系のステップ応答
  2.4.2 高次制御系のステップ応答
  2.4.3 ルンゲ・クッタ法
  2.4.4 ルンゲ・クッタ法による2次制御系のステップ応答
  2.4.5 ルンゲ・クッタ法による3次制御系のステップ応答
3. ディジタル制御系の設計と解析
3.1 ディジタル制御系の特長と基本要素特性
  3.1.1 ディジタル制御系
  3.1.2 サンプリング
  3.1.3 Z変換
  3.1.4 ホールド回路
  3.1.5 パルス伝達関数とパルス周波数伝達関数
  3.1.6 1次遅れ要素G(s)のGh(z)
  3.1.7 安定判別
  3.1.8 ディジタルPID制御系
  3.1.9 ディジタルPIDコントローラの特性
  3.1.10 逆Z変換
  3.1.11 拡張Z変換
3.2 ディジタル制御系としての設計と解析
  3.2.1 ナイキスト線図
  3.2.2 ステップ応答
付録
参考文献
索引

栗本 尚(クリモト ヒサシ)