コンピュータ概説

コンピュータ概説

大学初学年,専門学校,企業研修などに適したコンピュータ入門コースの教科書。基本となる情報リテラシーをわかりやすく身につけながら,ハードウェア,ソフトウェア,情報通信,人工知能,情報社会の今後などを楽しく理解できる。

ジャンル
発行年月日
1997/03/10
判型
A5
ページ数
192ページ
ISBN
978-4-339-02344-2
コンピュータ概説
品切・重版未定
当面重版の予定がございません。

定価

2,200(本体2,000円+税)

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大学初学年,専門学校,企業研修などに適したコンピュータ入門コースの教科書。基本となる情報リテラシーをわかりやすく身につけながら,ハードウェア,ソフトウェア,情報通信,人工知能,情報社会の今後などを楽しく理解できる。

1 コンピュータに親しむ
1.1 コンピュータとはなんだろうか
  1.1.1 コンピュータは広く使われている
  1.1.2 コンピュータはなにをする装置か
  1.1.3 プログラム内蔵方式
1.2 パーソナルコンピュータに親しむ
  1.2.1 パーソナルコンピュータとは
  1.2.2 マウスを使う
1.3 コンピュータの歴史を概観する
  1.3.1 初期のコンピュータ
  1.3.2 大型コンピュータをめざした時代
  1.3.3 小型コンピュータのネットワークをめざす時代
演習問題
2 コンピュータは日常の道具になった
2.1 文房具としてのコンピュータ
  2.1.1 パソコンを電子文房具にする
  2.1.2 キーボードを使う
  2.1.3 ファイルという概念
2.2 パソコンで文章を書く
  2.2.1 ワードプロセッサ機能
  2.2.2 日本語を入力する
2.3 表を使って計算する
  2.3.1 表計算ソフトウェア
  2.3.2 表計算の応用
  2.3.3 機械的操作と情報内容
演習問題
3 ディジタル情報の世界
3.1 ディジタル情報
  3.1.1 ビットという単位
  3.1.2 ディジタルとアナログ
3.2 2進法での数値の表現と演算
  3.2.1 2進法の数値
  3.2.2 なぜ2進法が用いられるのか
  3.2.3 整数の演算
  3.2.4 小数点数の表現法
3.3 ディジタル表現と符号
  3.3.1 さまざまな情報のディジタル表現
  3.3.2 ディジタルデータの信頼性の向上
演習問題
4 通信に使うコンピュータ
4.1 データ通信から情報通信基盤へ
  4.1.1 データ通信
  4.1.2 プロトコルの体系
  4.1.3 情報通信基盤
4.2 コンピュータネットワーク
  4.2.1 コンピュータネットワークの基本技術
  4.2.2 回線交換とパケット交換
  4.2.3 LANの技術
  4.2.4 ネットワークの相互接続
4.3 パソコン通信とインターネット
  4.3.1 パソコン通信
  4.3.2 パソコン通信の各種機能
  4.3.3 インターネット
演習問題
5 コンピュータのハードウェア
5.1 コンピュータを構成するハードウェア
  5.1.1 コンピュータというハードウェア
  5.1.2 コンピュータの周辺装置
5.2 ディジタル回路
  5.2.1 トランジスタによる集積回路
  5.2.2 論理回路
5.3 システムとしての工夫
  5.3.1 キャッシュメモリー
  5.3.2 割り込み
5.4 さまざまなコンピュータ
演習問題
6 オペレーティングシステム
6.1 オペレーティングシステムとはなにか
  6.1.1 基本ソフトウェアとしてのオペレーティングシステム
  6.1.2 オペレーティングシステムの役割
  6.1.3 オペレーティングシステムの構造
6.2 オペレーティングシステムによる管理
  6.2.1 種々の管理機能
  6.2.2 ファイル管理
  6.2.3 記憶管理
6.3 並行処理
  6.3.1 並行処理によるプログラムの実行
  6.3.2 マルチプログラミングとマルチタスク
  6.3.3 コンピュータシステムの利用形態
演習問題
7 さまざまな情報処理
7.1 データベース
  7.1.1 大量のディジタルデータ
  7.1.2 データベースシステム
  7.1.3 情報検索──文献検索を例として
  7.1.4 データベースの仕組み
7.2 マルチメディア情報
  7.2.1 アナログからディジタルへの変換
  7.2.2 メディア情報処理
  7.2.3 コンピュータグラフィックス
7.3 データの進んだ表現法
  7.3.1 データの圧縮
  7.3.2 記号による表現法
演習問題
8 プログラムを作る
8.1 プログラムの論理
  8.1.1 コンピュータの計算手順
  8.1.2 計算手順の表現法
8.2 高級言語
  8.2.1 高級言語とプログラミング
  8.2.2 高級言語のいろいろ
8.3 プログラムに慣れる
  8.3.1 プログラムに慣れる早道
  8.3.2 データ構造
  8.3.3 手続きと関数
8.4 プログラムを実行する
  8.4.1 機械語とアセンブリ言語
  8.4.2 高級言語プログラムの実行
  8.4.3 プログラムのバグ
演習問題
9 コンピュータの計算法
9.1 アルゴリズムという概念
  9.1.1 アルゴリズムとはなにか
  9.1.2 アルゴリズムの設計で考慮すること
9.2 高速のアルゴリズムを考える
  9.2.1 バブルソートのアルゴリズム
  9.2.2 マージソートのアルゴリズム
  9.2.3 マージソートの高速性
9.3 さまざまなアルゴリズム
  9.3.1 方程式を解く方法──数値解析
  9.3.2 問題解決
演習問題
10 コンピュータの未来を考える
10.1 知能情報処理
  10.1.1 人工知能の困難さ
  10.1.2 自然言語処理
  10.1.3 パターン認識
  10.1.4 自動推論
  10.1.5 非ノイマン型コンピュータ
10.2 人間社会とコンピュータ
  10.2.1 安全な情報社会
  10.2.2 より人間的な社会をめざして
演習問題
参考文献
演習問題の略解
索引

稲垣 耕作(イナガキ コウサク)