ハイビジョン方式技術

ハイビジョン技術シリーズ 1

ハイビジョン方式技術

本書では,ハイビジョン技術の基本となっている方式を解説した。特に,スタジオ方式,伝送方式,ハイビジョンシステム開発の経緯,ハイビジョンシステムの基本技術に関して詳細に述べた。さらに各種標準規格についても簡単にふれた。

ジャンル
発行年月日
1996/03/01
判型
A5 上製
ページ数
184ページ
ISBN
978-4-339-01081-7
ハイビジョン方式技術
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定価

2,860(本体2,600円+税)

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本書では,ハイビジョン技術の基本となっている方式を解説した。特に,スタジオ方式,伝送方式,ハイビジョンシステム開発の経緯,ハイビジョンシステムの基本技術に関して詳細に述べた。さらに各種標準規格についても簡単にふれた。

1. ハイビジョンの基本的方式と開発の経緯
1.1 ハイビジョン開発の経緯
  1.1.1 開発経緯の大筋
  1.1.2 研究の開始
  1.1.3 基本コンセプト
  1.1.4 方式概要の検討
1.2 ハイビジョンの画面方式
  1.2.1 画面サイズとアスペクト比
  1.2.2 毎秒像数
  1.2.3 走査線数
  1.2.4 インタレース比
  1.2.5 水平解像度
  1.2.6 音声方式
2. ハイビジョン方式の構成と信号方式
2.1 ハイビジョンスタジオ信号
  2.1.1 アスペクト比
  2.1.2 走査方式
  2.1.3 3信号形式
  2.1.4 信号レベル
  2.1.5 3信号の帯域幅
  2.1.6 同期信号
  2.1.7 非線形補正
  2.1.8 測色パラメータ
2.2 ディジタル信号方式
  2.2.1 サンプリング
  2.2.2 サンプリング周波数
  2.2.3 量子化
  2.2.4 音声信号
  2.2.5 スタジオ信号のソース情報量
  2.2.6 圧縮符号化
2.3 インタフェースの方式
  2.3.1 アナログインタフェース
  2.3.2 パラレルディジタルインタフェース
  2.3.3 シリアルディジタルインタフェース
  2.3.4 制御インタフェースと編集システム
3. ハイビジョンの伝送方式
3.1 帯域圧縮技術の伝送への応用
  3.1.1 帯域圧縮とは
  3.1.2 帯域圧縮とディジタル信号処理
  3.1.3 帯域圧縮と伝送路の所要特性
3.2 ハイビジョンのアナログ伝送
  3.2.1 周波数多重方式(HLO-PAL)
  3.2.2 時分割多重方式(TCI)
  3.2.3 FM-直交偏波多重方式
  3.2.4 FM-周波数多重光伝送方式
  3.2.5 PFWM光伝送方式
3.3 MUSE方式によるハイビジョン放送
  3.3.1 MUSE方式決定に至る経緯
  3.3.2 MUSE方式における帯域圧縮技術
  3.3.3 MUSE伝送信号形式
  3.3.4 MUSE方式によるハイビジョン衛星放送
  3.3.5 MUSE方式の画質改善
  3.3.6 スクランブル方式に関する技術的条件
  3.3.7 MUSE-T方式
  3.3.8 HD-MAC方式
3.4 ハイビジョンのディジタル伝送
  3.4.1 ディジタル化の特長
  3.4.2 ビットレートと画質
  3.4.3 伝送メディア
  3.4.4 ハイビジョンコーデック開発の歴史
  3.4.5 ハイビジョンディジタル素材伝送
  3.4.6 MPEG-2とハイビジョン符号化
4. ハイビジョン関連の規格とその標準化
4.1 標準化作業の経緯と関連の技術開発
  4.1.1 標準化の提案と初期段階
  4.1.2 技術的合意と標準化の破綻
  4.1.3 ITU-R勧告BT.709の成立
  4.1.4 米国ATV方式
  4.1.5 方式変換
  4.1.6 フィルムによる番組交換とキネレコーディング
4.2 規格,標準
  4.2.1 国の標準規格
  4.2.2 BTA規格
  4.2.3 ハイビジョンに関するその他の規格
  4.2.4 ITU関係の標準
  4.2.5 その他の規格
文献
索引

高木 幹雄(タカギ ミキオ)

二宮 佑一(ニノミヤ ユウイチ)

大塚 吉道(オオツカ ヨシミチ)