ケーブルテレビ技術入門 - 基礎から応用まで -

ケーブルテレビ技術入門 - 基礎から応用まで -

ケーブルテレビ(CATV)は新しいメディアとして普及してきたが,専門技術者の不足など,関係技術の普遍化,技術者育成が課題である。本書はCATV技術すべてのほか,ハイビジョン,光伝送技術も含め基礎から応用までを詳述した。

ジャンル
発行年月日
1994/04/20
判型
A5
ページ数
356ページ
ISBN
978-4-339-00618-6
ケーブルテレビ技術入門 - 基礎から応用まで -
品切・重版未定
当面重版の予定がございません。

定価

5,280(本体4,800円+税)

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ケーブルテレビ(CATV)は新しいメディアとして普及してきたが,専門技術者の不足など,関係技術の普遍化,技術者育成が課題である。本書はCATV技術すべてのほか,ハイビジョン,光伝送技術も含め基礎から応用までを詳述した。

第1章 ケーブルテレビとは
1.1 ケーブルテレビの特長
1.2 ケーブルテレビの基本構成
 1.2.1 センサ系設備
 1.2.2 伝送系設備
 1.2.3 端末系設備
1.3 ケーブルテレビのサービス
 1.3.1 再送信サービス
 1.3.2 自主放送サービス
 1.3.3 双方向機能を生かしたサービス
 1.3.4 ケーブルテレビの役割
1.4 ケーブルテレビの歴史と現状
 1.4.1 ケーブルテレビの起源とその発展
1.
5 ケーブルテレビの制度
 1.5.1 ケーブルテレビに関する法制
 1.5.2 有テレビ法、有線法の概要
 1.5.3 その他の制度
参考文献
第2章 テレビ信号と放送方式
2.1 テレビ信号
 2.1.1 カラーテレビ信号
 2.1.2 音声信号
 2.1.3 ハイビジョン信号
 2.1.4 テレビ放送に用いられているディジタル信号
2.2 テレビ信号の放送方式
 2.2.1 標準テレビ放送の方式
 2.2.2 衛星テレビ放送の方式
 2.2.3 CSによる衛星放送(CS放送)の方式
 2.2.4 ハイビジョン放送の方式
参考文献
第3章 ケーブルテレビのシステム構成
3.1 ケーブルテレビのシステムの基本構成
 3.1.1 センタ系
 3.1.2 伝送系
 3.1.3 端末系
3.2 受信点設備
 3.2.1 受信アンテナ
 3.2.2 前置増幅器
3.3 ヘッドエンド
 3.3.1 シグナルプロセッサ
 3.3.2 衛星受信機
 3.3.3 テレビ変調器およびFM変調器
 3.3.4 パイロット信号発生器
 3.3.5 スクランブルエンコーダ
 3.3.6 上りテレビ復調器
 3.3.7 合成器
 3.3.8 無停電電源装置
 3.3.9 マイクロ波中継機器
3.4 伝送路設備
 3.4.1 伝送路の構成
 3.4.2 伝送ケーブル
 3.4.3 中継増幅器
 3.4.4 分岐・分配器
 3.4.5 コネクタ
 3.4.6 保安器
 3.4.7 中継増幅器用電源供給機
 3.4.8 光伝送機器
3.5 端末設備
 3.5.1 ホームターミナル
 3.5.2 宅内分配システムと機器
 3.5.3 ケーブルテレビと集合住宅との接続
3.6 番組制作送出設備
 3.6.1 概要
 3.6.2 機能
参考文献
第4章 伝送路監視と加入者管理
4.1 概要
4.2 通信方式
 4.2.1 双方向伝送(上り・下り伝送)の周波数配列
 4.2.2 データ伝送
 4.2.3 ポーリング
4.3 ステータスモニタ
4.4 加入者管理
 4.4.1 アドレッサブルシステム
 4.4.2 課金管理システム
 4.4.3 スクランブル制御と課金方法
参考文献
第5章 ケーブルテレビシステムの性能と信号品質
5.1 性能基準 
 5.1.1 基準の必要性
 5.1.2 有テレ法の技術基準
 5.1.3 望ましい性能
 5.1.4 EIAJの性能基準
 5.1.5 米国の技術基準
 5.1.6 IECの性能基準
 5.1.7 性能基準の適用箇所
5.2 システム性能と受信品質
 5.2.1 ケーブルテレビの性能評価
 5.2.2 主観評価試験
 5.2.3 画質を劣化させる要因
 5.2.4 EIAJの主観評価試験
 5.2.5 その他の主観評価試験結果
5.3 受信者端子の信号品質
 5.3.1 信号レベル
 5.3.2 CN比
 5.3.3 増幅器の非直線ひずみ
 5.3.4 相互変調
 5.3.5 CTB
 5.3.6 混変調
 5.3.7 ハム変調
 5.3.8 反射
参考文献
第6章 ケーブルテレビシステムの設計の基礎
6.1 周波数配列
 6.1.1 技術基準の周波数配列
 6.1.2 チャンネル呼称と周波数配列
 6.1.3 上り・下り伝送周波数
 6.1.4 スプリットバンド
6.2 システム性能と設計の基礎
 6.2.1 CN比
 6.2.2 非直線ひずみ
 6.2.3 電源ハム変調
 6.2.4 伝送系のシステム性能
6.3 電源供給
 6.3.1 給電方式
 6.3.2 給電システム設計
6.4 システム設計
 6.4.1 システム設計条件
 6.4.2 システム構成
 6.4.3 システム性能の配分
 6.4.4 機器の所要性能と入出力レベル
 6.4.5 中継伝送距離
 6.4.6 保安器出力レベル
参考文献
第7章 システム・機器性能の測定
7.1 概要
 7.1.1 測定の基礎
7.2 本書で採り上げた測定に用いる測定器
7.3 測定法
 7.3.1 測定法概要
 7.3.2 システム性能の測定
 7.3.3 機能性能の測定
参考文献
第8章 新しいケーブルテレビ技術
8.1 ハイビジョン伝送
 8.1.1 ハイビジョン伝送方式
8.2 光ケーブルテレビ
 8.2.1 光ケーブルテレビの方式
 8.2.2 光/同軸ハイブリッド方式
 8.2.3 全光分配方式
 8.2.4 光ハブ方式
8.3 ディジタル信号伝送
 8.3.1 ディジタル導入の目的と意義
 8.3.2 現在までの実施例
 8.3.3 今後の展開
8.4 ケーブルテレビの高度利用
 8.4.1 双方向機能の利用形態
 8.4.2 双方向システムの概要
 8.4.3 双方向システムの事例
参考文献
第9章 資料
9.1 ケーブルテレビ施設のシンボルマーク
 9.1.1 ケーブルテレビ施設のシンボルマーク
 9.1.2 光伝送関連シンボルマーク
9.2 ケーブルテレビの(下り)チャンネル配列
9.3 ケーブルテレビの性能
 9.3.1 有テレ法におけるケーブルテレビの技術基準
 9.3.2 海外におけるケーブルテレビの性能基準の比較
 9.3.3 国内におけるケーブルテレビの性能基準の比較
9.4 TV,FM,BS,CSの放送チャンネル
 9.4.1 放送波の周波数配列
 9.4.2 VHS,UHF放送チャンネル
 9.4.3 BS,BS-IF放送チャンネル
 9.4.4 CS放送チャンネル
 9.4.5 CS-IF放送チャンネル
 9.4.6 CS-IF通信チャンネル
9.5 テレビ受信機の性能
9.6 放送衛星、通信衛星の主要諸元と概観
 9.6.1 衛星主要諸元
 9.6.2 衛星アンテナの利得等高線
 9.6.3 衛星概観
9.7 同軸ケーブル規格
 9.7.1 CATV用同軸ケーブルのおもな種類と構造
 9.7.2 伝送損失周波数特性
9.8 コネクタ規格
9.9 VSWRと反射係数の関係
9.10 電圧・電力換算表
9.11 世界のテレビジョン方式
 9.11.1 テレビジョン標準方式、カラーテレビジョンほうしき
 9.11.2 テレビジョン方式別世界地図
索引

電子情報技術産業協会 CATV技術委員会(デンシジョウホウギジュツサンギョウイインカイケーブルテレビギジュツイインカイ)