音声のディジタル信号処理(上) - Digital Processing of Speech Signals -

音声のディジタル信号処理(上) - Digital Processing of Speech Signals -

音声のいろいろなディジタル手法について,現在までの研究の成果と今後の可能性について具体的に記述した。

ジャンル
発行年月日
1983/04/15
判型
A5 上製/箱入り
ページ数
294ページ
ISBN
978-4-339-00459-5
音声のディジタル信号処理(上) - Digital Processing of Speech Signals -
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音声のいろいろなディジタル手法について,現在までの研究の成果と今後の可能性について具体的に記述した。

1. 序論
 1.0 この本の目的
 1.1 音声信号
 1.2 信号処理
 1.3 ディジタル信号処理
 1.4 ディジタル音声処理
  1.4.1 音声のディジタル伝送と記憶
  1.4.2 音声合成システム
  1.4.3 話者照合システムと話者同定システム
  1.4.4 音声認識システム
  1.4.5 障害者用の補助器具
  1.4.6 信号の品質改善
 1.5 まとめ
 参考文献
2. ディジタル信号処理の基礎
 2.0 はじめに
 2.1 離散的時間信号システム
 2.2 信号とシステムの変換式
  2.2.1 z変換
  2.2.2 フーリエ変換
  2.2.3 離散的フーリエ変換
 2.3 ディジタルフィルタに関する基本事項
  2.3.1 FIRシステム
  2.3.2 IIRシステム
 2.4 サンプリング
  2.4.1 サンプリング定理
  2.4.2 サンプリングされた波形の間引きと補間
 2.5 まとめ
 参考文献
 問題
3. 音声信号のディジタルモデル
 3.0 はじめに
 3.1 音声生成の過程
  3.1.1 音声生成のメカニズム
  3.1.2 音響音声学
 3.2 音声生成の音響理論
  3.2.1 音の伝搬
  3.2.2 例:一様な無損失管
  3.2.3 声道内の損失の効果
  3.2.4 口唇における放射の効果
  3.2.5 母音の声道伝達関数
  3.2.6 鼻腔の影響
  3.2.7 声道における音源
  3.2.8 音響理論に基づくモデル
 3.3 無損失音響管によるモデル
  3.3.1 無損失管を連結した音響管内の波の伝搬
  3.3.2 境界条件
  3.3.3 ディジタルフィルタとの関係
  3.3.4 無損失音響管モデルの伝達関数
 3.4 音声信号のディジタルモデル
  3.4.1 声道
  3.4.2 放射
  3.4.3 励振
  3.4.4 全体的なモデル
 3.5 まとめ
 参考文献
 問題
4. 時間領域における音声処理
 4.0 はじめに
 4.1 音声の時間依存処理
 4.2 短時間エネルギと平均振幅
 4.3 短時間平均零公差速度
 4.4 エネルギと零公差を用いた音声区間と無音区間の識別
 4.5 並列処理法を用いたピッチ周期の推定
 4.6 短時間自己相関関数
 4.7 短時間平均振幅差関数
 4.8 自己相関関数を用いたピッチ周期の推定
 4.9 メディアン平滑化と音声処理
 4.10 まとめ
 補足
 参考文献
 問題
5. 音声波形のディジタル表現
 5.0 はじめに
 5.1 音声信号のサンプリング
 5.2 音声の統計的モデルの概観
 5.3 瞬時量子化
  5.3.1 一様量子化
  5.3.2 瞬時圧伸
  5.3.3 細心SNRのための量子化
 5.4 適応量子化
  5.4.1 フィードフォアワード適応
  5.4.2 フィードバック適応
  5.4.3 適応量子化に対する一般的コメント
 5.5 差分量子化の一般論
 5.6 デルタ変調
  5.6.1 線形デルタ変調
  5.6.2 適応デルタ変調
  5.6.3 デルタ変調における高次の予測
 5.7 差分PCM(DPCM)
  5.7.1 適応量子化をもつDPCM
  5.7.2 適応予測をもつDPCM
 5.8 システムの比較
 5.9 直接ディジタル符号変換
  5.9.1 LCMからPCMへの変換
  5.9.2 PCM からADPCMへの変換
 5.10 まとめ
参考文献
問題
索引

L.R. ラビナー(エルアール ラビナー)

鈴木 久喜(スズキ ヒサヨシ)