情報技術

専修学校教科書シリーズ 9

情報技術

コンピュータのハードウェアを対象に,データの表現,動作原理とモデルコンピュータ,記憶・算術論理演算・制御・入出力の各装置,さらに情報通信,マイクロコンピュータ,オペレーティングシステムについて解説した。

ジャンル
発行年月日
1994/04/25
判型
A5
ページ数
256ページ
ISBN
978-4-339-00388-8
情報技術
品切・重版未定
当面重版の予定がございません。

定価

2,860(本体2,600円+税)

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コンピュータのハードウェアを対象に,データの表現,動作原理とモデルコンピュータ,記憶・算術論理演算・制御・入出力の各装置,さらに情報通信,マイクロコンピュータ,オペレーティングシステムについて解説した。

第1章 コンピュータ概説
1.1 ノイマン型コンピュータの誕生
1.2 プログラム内蔵方式の基本原理
1.3 コンピュータの基本構成
  1.3.1 入力装置
  1.3.2 出力装置
  1.3.3 主記憶装置
  1.3.4 算術論理演算装置
  1.3.5 制御装置
1.4 コンピュータの世代
  1.4.1 第1世代
  1.4.2 第2世代
  1.4.3 第3世代
  1.4.4 第3.5~第4世代
  1.4.5 第5世代
1.5 新しい動向
第2章 データの表現
2.1 アナログとディジタル
  2.1.1 アナログ量
  2.1.2 ディジタル量
2.2 データとデータの取扱い単位
  2.2.1 データ
  2.2.2 データの取扱い単位
2.3 10進法と2進法
  2.3.1 10進法
  2.3.2 2進法
2.4 進数の変換
  2.4.1 N進法の一般式
  2.4.2 10進数から2進数への変換
  2.4.3 2進数から10進数への変換
  2.4.4 10進数から8進数への変換
  2.4.5 10進数から16進数への変換
2.5 2進数の四則演算
  2.5.1 加算と減算
  2.5.2 負数の表現
  2.5.3 乗算と除算
2.6 固定小数点表示と浮動小数点表示
2.7 2進化10進符号
2.8 文字データ
2.9 論理データ
第3章 コンピュータの動作原理とモデルコンピュータ
3.1 コンピュータの動作原理
  3.1.1 メインメモリの機能
  3.1.2 命令の取り出しと実行
  3.1.3 命令の形式と種類
  3.1.4 制御装置の構成と動作
  3.1.5 算術論理演算装置の機能
  3.1.6 入出力装置とコンピュータ本体との関係
  3.1.7 プログラムのメインメモリへの格納法
3.2 モデルコンピュータMC8
  3.2.1 MC8の仕様
  3.2.2 MC8の構成と動作
  3.2.3 MC8の動作タイミングと制御手順
第4章 記憶装置
4.1 記憶装置の機能と構成
  4.1.1 記憶装置の分類
  4.1.2 記憶装置の基本構成
  4.1.3 記憶装置の特性
  4.1.4 記憶装置の分類と記憶階層
4.2 ICメモリ
  4.2.1 ICメモリの基本構成
  4.2.2 RAM
  4.2.3 ROM
  4.2.4 その他のICメモリ
4.3 キャッシュメモリと仮想記憶方式
  4.3.1 プログラムの局所性
  4.3.2 キャッシュメモリ
  4.3.3 仮想記憶方式
4.4 誤り検出と訂正方法
  4.4.1 必要性と機能
  4.4.2 ハミングの距離と誤り検出・訂正
  4.4.3 パリティ符号
  4.4.4 SEC-DED符号
第5章 算術論理演算装置
5.1 算術論理演算装置の機能と方式
5.2 2進固定小数点加減算
  5.2.1 加算
  5.2.2 減算
  5.2.3 加減算におけるオーバフロー
  5.2.4 2進加減算回路
  5.2.5 符号なし2進数の加減算とキャリフラグ
5.3 2進固定小数点乗除算
  5.3.1 符号なし乗算
  5.3.2 符号なし除算
5.4 浮動小数点演算
  5.4.1 加減算
  5.4.2 乗算
  5.4.3 除算
5.5 10進演算
  5.5.1 BCD加算回路
  5.5.2 10進減算
  5.5.3 10進乗除算
5.6 論理演算とALU
5.7 シフト演算
第6章 制御装置
6.1 制御方式
  6.1.1 制御装置と制御回路
  6.1.2 同期方式とクロックパルス
6.2 同期式制御回路の実現方式
  6.2.1 ワイヤードロジック制御方式
  6.2.2 マイクロプログラム制御方式
6.3 コンピュータ(CPU)の諸方式
  6.3.1 命令セット
  6.3.2 アドレッシング方式
  6.3.3 サブルーチン処理とコール,リターン命令
  6.3.4 プッシュダウンスタック
  6.3.5 割込み機構
  6.3.6 入出力制御方式
第7章 入出力装置
7.1 入出力装置の分類
  7.1.1 入力装置
  7.1.2 出力装置
  7.1.3 外部記憶装置
7.2 入力装置
  7.2.1 キーボード
  7.2.2 光学式文字読取り装置
  7.2.3 その他の入力装置
7.3 出力装置
  7.3.1 シリアルプリンタ
  7.3.2 キャラクタディスプレイ装置
  7.3.3 その他の出力装置
7.4 外部記憶装置
  7.4.1 磁気ディスク装置
  7.4.2 フロッピーディスク装置
  7.4.3 その他の磁気記憶装置
7.5 センサとアクチュエータ
  7.5.1 センサの種類と応用
  7.5.2 アクチュエータの種類と応用
7.6 入出力装置の接続
  7.6.1 バス接続
7.7 入出力インタフェース
  7.7.1 パラレルインタフェース
  7.7.2 シリアルインタフェース
第8章 情報通信
8.1 データ通信の基礎
  8.1.1 データ通信システムの構成要素
  8.1.2 データ通信における技術概要
  8.1.3 通信の標準化
8.2 モデムとDTE-DCEインタフェース
  8.2.1 モデムの機能と構造
  8.2.2 DTE-DCEインタフェース
  8.2.3 同期方式
  8.2.4 RS-232Cインタフェース
8.3 データ信号速度と伝送品質
  8.3.1 データ信号速度
  8.3.2 変調速度
  8.3.3 エラーレート
8.4 プロトコル
  8.4.1 プロトコルとは
  8.4.2 通信方式
  8.4.3 送信権制御
  8.4.4 伝送制御手順
  8.4.5 誤り制御
  8.4.6 OSI参照モデル
8.5 交換方式
  8.5.1 交換機能の意義
  8.5.2 コネクション型データ伝送とコネクションレス型データ伝送
  8.5.3 回線交換
  8.5.4 パケット交換
  8.5.5 フレームリレー
  8.5.6 ATM交換方式
8.6 マルチメディア通信と圧縮技術
  8.6.1 マルチメディア通信
  8.6.2 圧縮技術
8.7 LAN
  8.7.1 LANとは
  8.7.2 LANの通信方式
  8.7.3 TCP/IPプロトコル
  8.7.4 リピータ,ブリッジ,ルータ
  8.7.5 パーソナルコンピュータLAN
8.8 ISDN
  8.8.1 ISDNとは
  8.8.2 N-ISDN
  8.8.3 B-ISDN
第9章 マイクロコンピュータ
9.1 マイクロコンピュータとは
  9.1.1 マイクロコンピュータの歴史
  9.1.2 マイクロコンピュータの種類
  9.1.3 マイクロコンピュータの応用
9.2 マイクロコンピュータシステム
  9.2.1 Z80マイクロプロセッサ
  9.2.2 Z80の動作とマシンサイクル
  9.2.3 各種プロセッサ
  9.2.4 周辺LSI
9.3 Z80の入出力
  9.3.1 並列入出力用LSI(8255)
9.4 Z80の割込み処理
  9.4.1 入出力と割込み処理
9.5 Z80の入出力とDMA
  9.5.1 プログラム転送
  9.5.2 DMA転送
9.6 マイクロコンピュータのプログラム
  9.6.1 Z80CPUの命令
  9.6.2 アセンブラ言語
  9.6.3 プログラミング
第10章 オペレーティングシステム
10.1 オペレーティングシステムの歴史
10.2 オペレーティングシステムとは
10.3 マルチタスク
  10.3.1 入出力ハンドラとオペレーティングシステム
  10.3.2 入出力ハンドラ
  10.3.3 割込みの利用
  10.3.4 プリンタスプーリング
  10.3.5 マルチタスクの実現
10.4 仮想記憶
  10.4.1 アドレス変換機構
  10.4.2 主記憶割当て問題
  10.4.3 ページング方式
  10.4.4 セグメンテーション方式
  10.4.5 セキュリティ
10.5 UNIX
  10.5.1 UNIXの特徴
  10.5.2 UNIXと通信機能
  10.5.3 UNIXの現状
参考文献
索引

掛井 幹雄(カケイ ミキオ)

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