電気・電子工学実験(1) - 基礎編 -

新編電気工学講座 30

電気・電子工学実験(1) - 基礎編 -

実験課題は高専の標準的なものを選び,課題数は実際に課す数の約50%増となっている。実験方法の項では,実験の手順にしたがって実験をすれば実験のこつが身につくように工夫してある。

ジャンル
発行年月日
1977/10/05
判型
A5
ページ数
304ページ
ISBN
978-4-339-00212-6
電気・電子工学実験(1) - 基礎編 -
品切・重版未定
当面重版の予定がございません。

定価

3,300(本体3,000円+税)

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実験課題は高専の標準的なものを選び,課題数は実際に課す数の約50%増となっている。実験方法の項では,実験の手順にしたがって実験をすれば実験のこつが身につくように工夫してある。

第I編 総論
第1章 実験法
1.1 実験の目的
1.2 実験に対する準備
1.3 実験室での一般的な注意事項
1.4 実験の順序
第2章 実験器具
2.1 電源
  2.1.1 直流電源
  2.1.2 交流電源
2.2 開閉器・転換器
2.3 標準器
  2.3.1 標準抵抗器
  2.3.2 標準電池
  2.3.3 標準コンデンサ
  2.3.4 標準誘導器
2.4 抵抗器
  2.4.1 抵抗箱
  2.4.2 すべり抵抗器
2.5 電圧計と電流計
  2.5.1 直流電圧計・電流計
  2.5.2 交流電圧計・電流計
  2.5.3 テスタ
  2.5.4 電子形電圧計
  2.5.5 数字式電圧計
第3章 実験報告書
3.1 目的
3.2 実験報告書作成上の注意
3.3 表作成上の注意
3.4 曲線作図上の注意
3.5 実験式の求め方
第II編 実験項目
第4章 検流計
4.1 概説
  4.1.1 可動コイル形検流計
  4.1.2 電子形検流計
4.2 反照検流計
4.3 衝撃検流計
第5章 電池
5.1 乾電池
5.2 蓄電池
第6章 電位差計
6.1 直流電位差計に関する実験
6.2 交流電位差計
第7章 計器の校正
7.1 標準計器による直流計器の校正試験
7.2 直流電位差計による直流計器の校正試験
7.3 交流計器の校正試験
第8章 抵抗の測定
8.1 電圧降下法による抵抗の測定
8.2 ホイートストンブリッジによる抵抗の測定
8.3 ダブルブリッジによる低位抵抗の測定
8.4 コールラウシュブリッジによる電解液の抵抗測定
8.5 直偏法による高抵抗の測定
8.6 漏えい法による高抵抗の測定
第9章 特殊抵抗
9.1 接地抵抗
9.2 CdSセルの特性測定
第10章 交流ブリッジ
10.1 交流ブリッジによるR,C,L,Mの測定
10.2 インピーダンスブリッジによるZの測定
第11章 素子の温度係数ならびに熱電流
11.1 抵抗の温度係数
11.2 コンデンサ容量の温度係数の測定
11.3 サーミスタの電圧電流特性の測定
11.4 熱電対の校正と温度測定
11.5 電子冷却に関する実験
第12章 電子管
12.1 二極管の特性
12.2 三極管の特性
12.3 放電管の特性
12.4 ブラウン管の偏向感度の測定
12.5 光電管の特性
第13章 半導体
13.1 ダイオードの特性
13.2 定電圧(ツェナ)ダイオードの特性
13.3 トランジスタの特性
13.4 ホイトランジスタ
第14章 磁気測定
14.1 磁力計による地球磁界の水平分力の測定
14.2 磁束計による環状鉄心の磁化特性の測定
14.3 エプスタイン試験器による電気鋼板の鉄損測定
第15章 交流回路
15.1 交流回路のベクトル軌跡と移相回路
15.2 直列共振回路に関する実験
15.3 並列共振回路に関する実験
15.4 整流回路に関する実験
第16章 光度および照度の測定
16.1 長形光度計による白熱電球の光度測定
16.2 球形光束計による光束の測定
16.3 照度計による室内照度の測定
第17章 その他の実験
17.1 磁力線の観察
17.2 等電位線の測定
17.3 テスタ(回路計)の製作
付録

山田 十一(ヤマダ トイチ)

永井 真茂(ナガイ サダシゲ)

小林 祥男(コバヤシ ヨシオ)

多田 泰芳(タダ ヤスフサ)