改訂 自動制御論

標準電気工学講座 19

改訂 自動制御論

本書は,16年前に発行した「自動制御論」の改訂版である。ポケットコンピュータなどの発展で,プログラムを大幅に改訂した。また,章,節を増やし,内容をより充実させている。

ジャンル
発行年月日
1997/04/25
判型
A5 上製
ページ数
230ページ
ISBN
978-4-339-00181-5
改訂 自動制御論
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定価

3,080(本体2,800円+税)

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本書は,16年前に発行した「自動制御論」の改訂版である。ポケットコンピュータなどの発展で,プログラムを大幅に改訂した。また,章,節を増やし,内容をより充実させている。

1. 自動制御の概要
1.1 自動制御の基本的概念
1.2 自動制御系のメカニズム
2. 自動制御の基礎
2.1 ラプラス変換
  2.1.1 ラプラス変換の定義
  2.1.2 ラプラス変換の諸公式
  2.1.3 微分方程式のラプラス変換
  2.1.4 ラプラスの逆変換
2.2 伝達関数
  2.2.1 伝達関数の定義
  2.2.2 制御系の伝達関数
  2.2.3 ブロック線図
演習問題
3. 制御系の安定性
3.1 フィードバック制御系の安定判別
3.2 ラウスの判別法
3.3 電子計算機による根の計算
  3.3.1 ニュートン・ラフソン法による求根の原理
  3.3.2 ニュートン・ラフソン法のプログラム
3.4 根軌跡法
  3.4.1 根軌跡法の原理
  3.4.2 計算機による根軌跡の求め方
3.5 周波数応答法
  3.5.1 ボード線図
  3.5.2 代表的要素のボード線図
  3.5.3 安定度の数値化──ゲイン余裕と位相余裕
  3.5.4 ボード線図を描くプログラム
  3.5.5 直接ゲイン余裕と位相余裕を求める方法
  3.5.6 ニコルス線図
演習問題
4. フィードバック制御系の諸特性
4.1 定常偏差
4.2 制御系の感度
4.3 外乱の影響
4.4 過渡応答
  4.4.1 時間応答の求め方
  4.4.2 時間応答の表し方
演習問題
5. フィードバック制御系の特性補償(線形制御系の設計)
5.1 制御系設計の手順
5.2 フィードバック補償法の例
5.3 直列補償法
  5.3.1 位相遅れ回路
  5.3.2 位相進み回路
5.4 制御系の設計例
  5.4.1 ゲイン調整
  5.4.2 進み補償
  5.4.3 遅れ補償
  5.4.4 整定時間
演習問題
6. 状態方程式
6.1 伝達関数と状態方程式
6.2 遷移行列
  6.2.1 随伴行列
  6.2.2 遷移行列
  6.2.3 状態方程式の解法
演習問題
7. 可制御性と可観測性
7.1 固有値と線形変換
  7.1.1 特性方程式
  7.1.2 固有値と固有ベクトル
  7.1.3 線形変換による固有値の不変則
7.2 正準変換
7.3 可制御性
7.4 可観測性
7.5 状態方程式の線形変換の意味
演習問題
8. 状態方程式応用
8.1 安定性
  8.1.1 自由系の安定性
  8.1.2 状態フィードバック
  8.1.3 オブザーバ
8.2 極-零点消滅
8.3 サーボモータの設計例
演習問題
付録
演習問題解答
索引

黒川 一夫(クロカワ カズオ)