科学技術と共に歩む

1.　固体の結晶構造
1.1　結晶の結合力
　　1.1.1　イオン結晶
　　1.1.2　共有結合結晶
　　1.1.3　金属結晶
　　1.1.4　分子性結晶
　　1.1.5　水素結合性結晶
1.2　結晶の構造
　　1.2.1　単位格子
　　1.2.2　ミラー指数
　　1.2.3　結晶中の原子の配列
1.3　結晶によるX線および粒子線の回折
　　1.3.1　X線回折
　　1.3.2　粒子線回折
1.4　結晶の不完全性
　　1.4.1　原子空孔と格子間原子
　　1.4.2　拡散
　　1.4.3　転位
演習問題
2.　結晶の格子振動と熱的性質
2.1　格子振動
　　2.1.1　一次元結晶の格子振動
　　2.1.2　2種の原子からなる一次元格子の振動
　　2.1.3　三次元結晶における格子振動
　　2.1.4　有限の大きさを持つ結晶の格子振動
2.2　固体の比熱
　　2.2.1　比熱の古典論
　　2.2.2　アインシュタインの比熱の理論
　　2.2.3　デバイの比熱の理論
2.3　熱伝導
演習問題
3.　誘電体
3.1　誘電分極と誘電率
3.2　物質の分極
　　3.2.1　変位分極
　　3.2.2　配向分極
　　3.2.3　気体の誘電率
3.3　局所電界
　　3.3.1　ローレンツ電界
　　3.3.2　クラウジウス・モソティの式
　　3.3.3　固体の誘電率
3.4　誘電分散
　　3.4.1　変位分極の誘電分散
　　3.4.2　配向分極の誘電分散
　　3.4.3　誘電損
3.5　強誘電体
　　3.5.1　強誘電体の自発分極
　　3.5.2　強誘電体の相転移
　　3.5.3　強誘電性の理論
3.6　圧電体
演習問題
4.　磁性体
4.1　磁化と磁気モーメント
　　4.1.1　磁化
　　4.1.2　磁気モーメント
4.2　常磁性
　　4.2.1　常磁性磁化率
　　4.2.2　磁気共鳴
4.3　反磁性
4.4　強磁性
　　4.4.1　ワイスの理論
　　4.4.2　交換相互作用
　　4.4.3　スピン波
　　4.4.4　強磁性体の磁化機構と磁区構造
　　4.4.5　磁気異方性
　　4.5　　反強磁性とフェリ磁性
演習問題
5.　金属の自由電子論
5.1　自由電子気体
　　5.1.1　金属内の自由電子のエネルギー状態
　　5.1.2　状態密度
5.2　Fermi分布
5.3　電子放出
　　5.3.1　光電子放出と二次電子放出
　　5.3.2　熱電子放出
　　5.3.3　電界放出
5.4　電気伝導
　　5.4.1　導電率
　　5.4.2　電子の散乱
5.5　ボルツマンの輸送方程式
5.6　金属の伝導電子の磁性
演習問題
6.　バンド理論
6.1　周期的ポテンシャルの中の電子
　　6.1.1　ブロッホの定理
　　6.1.2　クローニッヒ・ペニイのモデル
6.2　孤立原子からの近似
6.3　Brillouin領域
6.4　固体のバンド構造と電気伝導
6.5　結晶中の電子の運動方程式
演習問題
7.　半導体
7.1　真性半導体と不純物半導体
　　7.1.1　真性半導体
　　7.1.2　不純物半導体
　　7.1.3　半導体中の電子の有効質量
7.2　半導体中の自由キャリヤの統計
　　7.2.1　真性半導体
　　7.2.2　不純物半導体
7.3　半導体の電気伝導
　　7.3.1　両極性伝導
　　7.3.2　キャリヤの散乱機構
　　7.3.3　電流磁気効果
7.4　キャリヤの発生・再結合・拡散
　　7.4.1　キャリヤの発生と再結合
　　7.4.2　キャリヤの拡散
　　7.4.3　少数キャリヤの連続の式
7.5　半導体接合
　　7.5.1　半導体と金属との接触
　　7.5.2　半導体表面
　　7.5.3　pn接合
7.6　半導体の熱電的性質
　　7.6.1　熱起電力（ゼーベック効果）
　　7.6.2　ペルチエ効果とトムソン効果
演習問題
8.　固体の光学的性質
8.1　光吸収
　　8.1.1　光学定数
　　8.1.2　電子による光の吸収
　　8.1.3　外力による屈折率の変化
　　8.1.4　固体による光の吸収
8.2　光電効果
　　8.2.1　光伝導
　　8.2.2　光起電力効果
8.3　ルミネセンス
演習問題
付録
A.　超伝導
B.　元素の周期表
C.　各結晶族の圧電定数マトリクス
D.　物理定数表
補遺
量子力学・統計
演習問題解答
索引