アルゴリズム研究室
3.5_演習問題_1 解答

判別分析法の式(3.7)を展開し、詳細に全部の項を比較照合して確認する。変形には、平均と分散の定義式を活用する。

演習解答(3-1)
 分母は総数で共通なので、以下分子について調べる。式(3.5)の分子は、

式(3.6)の分子は、

ここで、(*)はFの右側のカッコ部分を平均の定義(E1)式

の左を用いて、

から、分母を払って求まる、

を用いて、F=―2Cが確かめられる。Gも同様。
 以上よりB+W=@+A+B+Eとなった。

 一方、式(3.7)の左辺は分散の定義から、

で、その分子は、

ここで、Hは、式(E2)と(E1)の右側から求まる、

を用いて、

=A+B
となり、式(3.7)が成立することが分かった。