科学技術と共に歩む

生物学的排水処理工学

• 北尾 高嶺 豊橋技科大教授 著

排水処理工学は，多岐にわたる学問の上に成り立つ学際的分野である。本書ではエネルギー・エントロピー論に対する理解が得られるようにすると共に多様な分野についての基礎的素養が身に付くよう配慮し，必要に応じて例題を配した。

地球環境のための技術としくみシリーズ 3

地球水資源の管理技術

• 森澤 眞輔 京大大学院教授 編著

地球環境の本質的問題である人口増加とそれに伴う食糧問題は，農地確保とほぼ同義語である淡水資源の確保という課題に行きつく。本書では，重要課題である地球水資源について様々な技術的視点から管理とそのあり方について論じる。

機械系　教科書シリーズ 13

熱エネルギー・環境保全の工学

• 井田 民男 近大教授 著
• 木本 恭司 大阪府立高専名誉教授 著
• 山崎 友紀 法政大教授 著

本書では，エネルギーの資源・変換技術・環境保全の工学的役割について述べている。さらに，熱源を輸送，貯蔵に利用する冷熱技術，環境化学の立場からは環境保全対策についても述べている。

続 身近な地球環境問題 - 酸性雨を考える -

• 日本化学会 編
• 酸性雨問題研究会 編
• 田中 茂 著
• 原 宏 著
• 高橋 章 著
• 藤田 慎一 著
• 広瀬 勝己 著
• 福山 力 著
• 大河内 博 著
• 西川 雅高 著
• 戸梶 恵子 著
• 青木 文男 著
• 鶴田 治雄 著
• 門倉 武夫 著
• 古明地 哲人 著
• 二宮 修治 著
• 芳住 邦雄 著
• 村野 健太郎 著
• 橋本 芳一 著
• 高 世東 著
• 坂本 和彦 著
• 東野 晴行 著
• 外岡 豊 著
• 井川 学 著
• 岡崎 正規 著
• 池田 英史 著
• 新藤 純子 著
• 石塚 和裕 著
• 渋谷 一彦 著
• 泉 克幸 著
• 梶井 克純 著

酸性雨問題をまとめた身近な地球環境問題の続巻であり，酸性沈着の測定と精度，文化財保護と大気環境，中国における酸性雨問題，酸性降下物による地表水および土壌の酸性化，硫酸や硝酸の生成メカニズム等について取り上げた。

地球環境のための技術としくみシリーズ 4

土壌圏の管理技術

• 森澤 眞輔 京大大学院教授 編著
• 米田 稔 京大教授 著
• 平田 健正 和歌山大　教授 著
• 村上 雅博 高知工科大　教授 著

土壌圏は，食糧生産の場であり，また産業活動の場でもある。本書は，土壌圏の汚染発見と汚染監視システムの設計技法，限られた情報を駆使して汚染範囲や汚染物質を特定する技術，汚染修復のための先端技術とその効果を紹介する。

地球環境のための技術としくみシリーズ 1

今なぜ地球環境なのか

• 松井 三郎 京大大学院教授 編著

国際努力の歴史と今後の展望，地球環境倫理，南北問題と日本の役割，経済のグローバリゼーションと地球環境，日本農業と地球環境のかかわりを展開し，地球環境問題の必要性を提起している。

シリーズ 21世紀のエネルギー 4

物質文明を超えて - 資源・環境革命の21世紀 -

• 日本エネルギー学会 編
• 佐伯 康治 著

本書は大量生産─大量消費という物質文明の発展過程，物質文明がもたらした資源と環境の地球規模の問題について検討する。そして，資源・環境革命の必要性と，持続可能な社会へ向けての「物質文明を超える」方策を提言する。

シリーズ 21世紀のエネルギー 3

風と太陽と海 - さわやかな自然エネルギー -

• 日本エネルギー学会 編
• 牛山 泉 足利工大教授 著
• 上宮 成之 岐阜大助教授 著
• 長藤 佳夫 三洋電機（株） 著
• 横山 伸也 産業技術総合研究所 著
• 上原 春男 佐賀大教授 著
• 稲葉 敦 産業技術総合研究所 著
• 田原 聖隆 産業技術総合研究所 著

本書ではエネルギーと環境問題を解決する可能性を明らかにするために，代表的な再生可能なエネルギーとして，太陽光・風・海洋・バイオマスを取り上げ，あらゆる角度から調査した。高校生以上に理解できるように書かれている。

シリーズ 21世紀のエネルギー 2

エネルギーと国の役割 - 地球温暖化時代の税制を考える -

• 日本エネルギー学会 編
• 十市 勉 日本エネルギー経済研究所 著
• 小川 芳樹 日本エネルギー経済研究所 著
• 佐川 直人 （株）住環境計画研究所 著

本書は，21世紀におけるわが国のエネルギー政策と国の役割について，税制面に焦点を当てながらその現状と問題点，および今後の課題について考えることを最大の狙いとし，一般の方々にも理解できるようにわかりやすく記述した。

シリーズ 21世紀のエネルギー 1

21世紀が危ない - 環境問題とエネルギー -

• 日本エネルギー学会 編
• 小島 紀徳 成蹊大教授 著

環境に優しいエネルギーの使い方とは，地球に優しい社会とは何かを考え直し，次世代に向けて新しい概念を取り入れた。これからの未来がどうなるか，悲観的でもなく，楽観的でもなく，冷静に今何をすべきかを考える内容である。

資源論入門 - 地球環境の未来を考える -

• 佐々木 信行 香川大名誉教授 著

現代の私たちの文明は資源・エネルギーなくしては機能しない。この資源・エネルギーを自然環境を損なうことなく，いかに有効に持続的に使用し，経済を安定化させうるか。その方途を問い，21世紀の人類の生活スタイルを提案する。

原子炉水化学ハンドブック

• 日本原子力学会 編
• 石榑 顯吉 編
• 内田 俊介 編
• 笠原 和男 編
• 長尾 博之 編
• 加藤 俊二 編
• 酒井 公雄 編
• 酒井 利明 編
• 鈴木 良男 編
• 関 弘明 編
• 瀧口 英樹 編
• 立川 圓造 編
• 牧野 一郎 編
• 宮崎 伸一郎 編

原子力発電の安全性･信頼性に大きく関わる原子炉冷却系の水化学管理につき，学会水化学研究委員会の20年の活動の成果をまとめたもの。基礎編として水化学の基礎，原子炉における水の役割等，応用編として各種プラントの水化学管理。

湿度と蒸発 - 基礎から計測技術まで -

• 上田 政文 群馬大名誉教授 著

大気中の水蒸気は，地球の気候をはじめ，身近な生活環境や諸産業にも密接にかかわっている。本書は，大気と水蒸気，空気の湿度の変化と分布，計測方法，拡散と対流による水の蒸発について，初学者から研究者まで役立つように述べた。

環境水質学

• 宗宮 功 京大名誉教授・龍谷大名誉教授 著
• 津野 洋 京大大学院教授 著

人の生活の場では多種類の水が利用され，利水目的に応じて各種の水質指標が開発利用されている。水の質を具体的に数値として表記するための化学・生物学・物理学指標群について，意味と意義，ならびに簡単な測定方法を概説した。

基礎原子力講座 6

新版 保健物理

• 永原 照明 立教大名誉教授 著

本書は，放射線と物質との相互作用，放射線の測定，放射線管理などについて放射線障害の防止に必要な基礎知識を与えることを目的としている。法令等の改正に伴い，新しく書き換え，まとめ直したものである。

身近な地球環境問題 - 酸性雨を考える -

• 日本化学会 編
• 酸性雨問題研究会 編
• 橋本 芳一 著
• 原 宏 著
• 田中 茂 著
• 村野 健太郎 著
• 北田 敏廣 著
• 佐竹 研一 著
• 井川 学 著
• 安部 喜也 著
• 柳下 正治 著
• 押尾 敏夫 著
• 河野 吉久 著
• 増山 博康 著
• 土器屋 由紀子 著
• 鶴田 治雄 著
• 高橋 啓二 著
• 梨本 真 著
• 森川 靖 著
• 坂本 和彦 著
• 牛久保 明邦 著
• 定方 正毅 著
• 城戸 伸夫 著
• 小倉 紀雄 著
• 善財 利治 著
• 宮下 敦 著
• 二村 睦子 著
• 飯田 輝男 著

酸性雨問題は地球環境問題の中で最もわれわれに身近な問題である。本書は，酸性雨観測の状況，スギ枯れの実態，東アジアの酸性雨問題，酸性雨の環境教育，21世紀の酸性雨研究等の広いテーマを取り上げ解説した。

水環境基礎科学

• 宗宮 功 京大名誉教授・龍谷大名誉教授 著
• 津野 洋 京大名誉教授・大阪産業大特任教授 著

本書は水質の形成に関与する多くの過程を整理し，水質評価に関する情報を体系化し，環境化学，環境物理学，環境生物学，水域生物学など水質学の基礎的内容をわかりやすく解説した。

原子炉物理

• 小林 啓祐 京大教授 著

将来，原子炉がエネルギー供給源として社会に受け入れられるか否かは，原子炉の安全性の確保が重要な課題である。本書では，原子炉の炉物理的な解析法および設計法について，永年の研究成果をもとにわかりやすく解説した。

原子力エネルギーの選択 - その安全性と事故事例 -

• J.G. コリア 他著
• 中西 重康 姫路工大教授 訳
• 小澤 守 関西大助教授 訳
• 竹中 信幸 神戸大助教授 訳

原子力工学の基礎を，原子炉の熱除去を中心に据えて述べたユニークな入門書である。現実の原子力発電所における熱除去の失敗による事故例についても触れてあり，原子力をエネルギーとして選択する際の貴重な資料ともなっている。

原子力へのアプローチ - 優しく語る原子力のエッセンス -

• 関 晋 日本原子力研究所 著

原子力は，それ自体国民の生活基盤を支える重要なエネルギー源である。本書では，原子力の原理から，熱発生のメカニズム，その応用，安全な取り扱い，終末処理にいたるまでをやさしく解説した。