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Book Review

早稲田大学人間科学学術院健康福祉科学科細胞制御学研究室 山越正汰(学部4年)、原太一(教授)

この「機能性食品学」では、機能性食品制度から始まり、栄養素に関することや具体的な疾病との関連性、今後の課題などについて触れられていた。近年巷では、盛んに機能性表示食品が持ち上げられており、今後は消費者であるわれわれが自ら、食品の安全性・機能性を吟味する力が問われることになる。本書では、機能性食品の科学的エビデンスを理解するための広範囲な知識が、分かりやすく説明されており、初学者の私にとって機能性食品学の入門書としてお勧めの一冊となった。具体的には、食品の機能性に関するメカニズムに加え、疾病の発症機序、生体調節機構など、食品科学から病態生理学までの幅広い知識を教授する内容となっており、食品がどのように生体に機能するのかを考える上で必要な、食品学と生体機能学の両方を一度に勉強したい方には是非ともお勧めです。

  機能性食品学

今井伸二郎 東京工科大教授 博士(医学) 著

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発行年月日:
2017/03/03
判 型:A5
ページ :206頁
ISBN:
978-4-339-06753-8
定 価: 2,808円
(本体2,600円+税5%)

Book Review

書評

 ゲーム情報学というのはゲームを対象とした(広い意味での)情報処理の研究領域である。「ゲーム情報学」という名称ができたのは1999年に情報処理学会で研究会を立ち上げたときなので、まだ20年程度しか経っていない若い領域である。人工知能のスタートはチェスの研究から始まりチェスを対象として数多くの貴重な成果が得られマッカーシーは「チェスは人工知能のハエ」と言った。ハエを対象とした研究で遺伝学が格段に進歩したように人工知能もチェスを対象とした研究で各段に進歩したということである。しかし日本ではゲームは遊びと見なされてゲームを対象とした研究が疎外される時期が長く続いた。日本は人工知能の研究で世界に出遅れたのだが、その理由の一つにゲーム研究の軽視があったのである。
 日本には将棋と囲碁(囲碁は中国発祥のゲームだが今のように発展したのは日本である)という貴重なゲームがあるので、それを対象とした研究をしない手はないということで遅ればせながらゲーム情報学という名称を冠した研究領域を立ち上げた(もっともらしい学問の名前をつけないと認められなかった)。それから20年でようやく体系化にこぎつけることができたのが本書である。伊藤氏が思考ゲームの認知科学的な側面を、保木氏が思考ゲームの情報科学的な側面を、そして三宅氏が最近日本でも盛んになってきたデジタルゲームへの応用を説明している。これまで日本でゲームを研究対象としたくても基本文献が存在しなかったのだが、これからは本書を推薦できる。ゲームの研究を進める上での基礎を本書でぜひ学んでほしい。たとえば意外と敷居が高いゲーム理論(たとえば「ナッシュ均衡」など)の基礎についても学ぶことができる。本書が出版されたことは今後のゲーム情報学の発展のためにとてもうれしいことである。ゲームのプログラムに興味をもったらぜひ最初にこの本を手に取ってほしい。
松原 仁(公立はこだて未来大学)

  ゲーム情報学概論
-ゲームを切り拓く人工知能 -

伊藤毅志 電通大助教 工博 編著

保木邦仁 電通大准教授 博士(理学) 著

三宅陽一郎 (株)スクウェア・エニックス 著

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発行年月日:
2018/05/18
判 型:A5
ページ :234頁
ISBN:
978-4-339-02885-0
定 価: 3,240円
(本体3,000円+税5%)

Book Review

読者モニターレビュー(ni様〔研究・開発職,専門:機械力学〕)

題目ままの本と言っていいと思います。
コラム的なパートで固有値解析や反復法に関する内容も多少は登場しますが,固有値とか固有ベクトルそのものについては解説されません。
本書一冊で応力解析の基礎的内容に関しては完結できる構成であり,その意志を感じます。

本書は3部構成です。
1部:応力解析・材料力学、数値計算の基礎的内容
2部:有限要素の定式化
3部:Octave(MATLAB)プログラムの実装

全体を通して数式の展開が非常に丁寧に記述されていますので,手を動かさずにざっと読んで流れを把握するぐらいの使い方もできます。
有限要素の定式化に関しても,種々の要素について仮想仕事の原理を基点として同じ流れで解説されますので,2節点要素に始まり,3次元要素まで順に読み進めていけると感じました。

プログラムの実装に関しては,スクリプトの内容が貼られているだけというわけではなく,各機能の解説もついていて,これなら自分でもできそうかなと感じさせてくれる内容です。
ただ,付録のスクリプトはMATLAB寄りではない書き方のため,MATLABではそのままでは動作しません。Octaveで動作確認後にMATLAB用に修正してみます。

初学者向けというわけでもなく,機械系出身で応力解析等の業務に従事する技術者が網羅的に理論のおさらいをし,ブラックボックスになりがちな有限要素法周辺の知識を拡充するのに役立つ書です。

参考文献は充実していません(それだけ個々の書の内容が充実しているということだと思います)ので,本書をきっかけとしてさらに深い内容へ入っていこうとする場合は,参考文献の参考文献まで掘り下げて目を通してみてもいいかもしれません。

  応力解析のための有限要素法理論とプログラム実装の基礎

長嶋利夫 上智大教授 博士(工学) 著

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発行年月日:
2018/05/10
判 型:A5
ページ :272頁
ISBN:
978-4-339-04656-4
定 価: 4,104円
(本体3,800円+税5%)

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冬季 様

組合せ最適化の学習を始めるために読み始めました。
説明は基本的に分かりやすく教科書に向いていると思います。

  メタヒューリスティクスとナチュラルコンピューティング

古川正志 北海道情報大教授 工博 著

川上敬 北海道工大教授 博士(工学) 著

渡辺美知子 北見工大准教授 博士(工学) 著

木下正博 北海道工大教授 博士(工学) 著

山本雅人 北大教授 博士(工学) 著

鈴木育男 北見工大准教授 博士(工学) 著

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発行年月日:
2012/01/06
判 型:A5
ページ :208頁
ISBN:
978-4-339-02461-6
定 価: 2,808円
(本体2,600円+税5%)

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書籍レビュー(@hiro5585様)

Qiitaに詳細を掲載しています。
https://qiita.com/hiro5585/items/01cc0062a101a4f198b1

この書籍は,大きく以下のような特徴があります。
1. Pythonを通じて画像処理・音声処理の基礎を習得できる
2. 画像処理・音声処理を題材としてPythonの数値計算の基礎を習得できる
3. 機械学習のためのハンドクラフト特徴の作り方の基礎を習得できる


内容としては,データ構造など基礎的なことから説明されてあり,そもそも信号がどう表現されていて,プログラム上でどのように扱われているかを最初に説明されていることがよかったです。そして,信号処理の定番であるフーリエ変換について,スペクトルが捉えるものがどういった現象かを,Matplotlibでの可視化結果を踏まえて説明しているのがよかったです。この部分なんとなく使っている人が多い気がするので,再確認する意味でも読むことをおすすめします。最後に応用例として,画像にける画素の分類であったり,音のあるフレームを抽出などが書かれています。

総評すると,信号処理の初学者が一人立ちして研究・開発を行うための入門書としては非常に優れていると思います。また,NumpyやMatplotlibなどの,データ分析では必須となっているライブラリの使い方を実践を伴い学べるのは非常に良いです。

  Pythonで学ぶ実践画像・音声処理入門

伊藤克亘 法政大教授 博士(工学) 著

花泉弘 法政大教授 工博 著

小泉悠馬 NTTメディアインテリジェンス研究所 博士(工学) 著

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発行年月日:
2018/04/27
判 型:A5
ページ :190頁
ISBN:
978-4-339-00902-6
定 価: 2,700円
(本体2,500円+税5%)

Book Review

八海醸造株式会社 研究開発室 室長 倉橋 敦 様

安全管理について、なかなかラボワークに即したテキストがなく、これまで建設業などの他業種の例をテキストにしてきました。
安全への考え方は同じですが、このように研究室を題材としたテキストは適切な対策と、これまで得られなかった視点も与えてくれます。
また、コラムも大変おもしろく、安全推進のテキストでありながら、すいすい読んでしまう内容に驚きました。
このような図書は、大学や公的研究機関、企業研究所のいずれにも大変ニーズのあるものと思います。
是非、引き続き良書の出版をお願いいたします。

  研究室では「ご安全に!」
-危険の把握,安全巡視とヒヤリハット -

片桐利真 東京工科大教授 理博 著

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発行年月日:
2018/05/07
判 型:A5
ページ :224頁
ISBN:
978-4-339-07816-9
定 価: 3,024円
(本体2,800円+税5%)

Book Review

読者モニターレビュー【msageha様(修士課程 学生,専門:コンピュータサイエンス,自然言語処理)】

 本書籍は,画像や音声といったデジタルメディアを処理するための基礎知識を学ぶための書籍です。
 Pythonによるコードが書かれており,実際に手元で動かしながら学べる実践的な内容となっております。
 音声処理では,簡単な時系列波形データの扱いから始まり,フーリエ変換,フィルタ処理,複素信号処理といった音声処理を行う上では欠かせない基礎技術を一通り学ぶことができます。
 画像処理では,読み込み,抽出といった簡単な画像データの扱いから始まり,2次元フーリエ変換による周波数処理,畳み込み演算による空間領域処理,画像の幾何学的処理といった画像処理に対する基礎技術を体系的に学べます。
 大学で学んだ数学的知識が画像・音声処理を通じてどのように役に立つのか知ることで理解が深まるほか,コンピュータによる音声・画像の両データに対する加工,分析,生成方法学ぶことで,音声処理と画像処理の共通性を意識しながら学ぶことが出来る構成になっております。
 画像処理・音声処理に興味がある人やこれから研究や業務で携わる人が最初に読んでおくと,その後,より専門的な書籍や論文にあたる際に手助けになると思います。

  Pythonで学ぶ実践画像・音声処理入門

伊藤克亘 法政大教授 博士(工学) 著

花泉弘 法政大教授 工博 著

小泉悠馬 NTTメディアインテリジェンス研究所 博士(工学) 著

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発行年月日:
2018/04/27
判 型:A5
ページ :190頁
ISBN:
978-4-339-00902-6
定 価: 2,700円
(本体2,500円+税5%)

Book Review

読者モニターレビュー【Y様(博士後期課程 学生,専門:信号処理)】

 本書は,Python初心者レベルの読者が音声・画像信号処理の基本技術を学習することを想定して書かれています。数式は必要最低限ながらもサンプルプログラムが充実した構成となっているため,読者はどんどん手を動かして知識を深めることができます。
 本書の特徴は,音声と画像のトピックが交互に展開されているところで,両メディアの信号処理に共通する基礎が段階的に習得できる点です。最終章では,楽器音合成や画像解析といった応用例も紹介されており,信号処理全般やPythonプログラミングに興味を持つ読者にとって非常に良い入門本だと思います。

  Pythonで学ぶ実践画像・音声処理入門

伊藤克亘 法政大教授 博士(工学) 著

花泉弘 法政大教授 工博 著

小泉悠馬 NTTメディアインテリジェンス研究所 博士(工学) 著

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発行年月日:
2018/04/27
判 型:A5
ページ :190頁
ISBN:
978-4-339-00902-6
定 価: 2,700円
(本体2,500円+税5%)

Book Review

読者モニターレビュー【kouki様(研究職,専門:信号処理)】

 本書は,音声信号や画像情報をPythonで処理するための基礎から丁寧に説明してくれます。
対象者は,ちょうど大学の研究室に配属された人や,仕事で音声・画像処理を始めることになった人でしょうか。
 Pythonについては,numpyやmatplotlibなど基本的なライブラリのみを使っているので,Python初心者でもはじめやすいでしょう。
 ただし,本書の中ではPythonの環境構築周りの説明は省略されており,Pythonをゼロから始める人は別の書籍も用意したほうが良いと思います(ちなみに、サポートページには環境構築手順があります)。
 構成は,まず音の基礎(波形の生成)からmatplotlibによる可視化でnumpy配列の基本を押さえます。
 その後,画像の読み込み・描画,音のフーリエ変換から画像の周波数処理と,音と画像の処理が交互に説明されています。
 これが読む前は「音と画像分けたほうが良いのでは?」と思いましたが,ちょうど1次元信号の処理から2次元へのステップアップになっていて,結果わかりやすい説明になっていました。
 後半,音についてはWavetable合成について説明されています。Wavetable合成という言葉は聞き慣れなかったのですが,要はディジタルシンセサイザーで用いられる音声合成方法です。
 ここは音楽音響(ピアノなどの楽器音をコンピュータで合成するなど)の範囲になるので,一般的な機械学習の書籍で取り上げられているのは珍しいかと思います。
 画像は,K-means法による画像領域のクラスタリングを行っており,これは機械学習の定番をしっかり押させてるなと思います。
 後半の応用部分は多少物足りなさを感じるかもしれませんが,そこにたどり着くまでの基礎を丁寧に学べる良い本だと思いました。

  Pythonで学ぶ実践画像・音声処理入門

伊藤克亘 法政大教授 博士(工学) 著

花泉弘 法政大教授 工博 著

小泉悠馬 NTTメディアインテリジェンス研究所 博士(工学) 著

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発行年月日:
2018/04/27
判 型:A5
ページ :190頁
ISBN:
978-4-339-00902-6
定 価: 2,700円
(本体2,500円+税5%)

Book Review

大学教員 様

内容がわかりやすく、章ごとに実験演習があり、講義及び演習という形式の授業では最適な本と思いました。

基礎と実践   画像処理入門

杉山賢二 成蹊大教授 博士(工学) 著

… 著者ホームページです

ジャンル:

発行年月日:
2010/06/30
判 型:B5
ページ :176頁
ISBN:
978-4-339-00813-5
定 価: 3,024円
(本体2,800円+税5%)
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