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書籍詳細

  いのちの倫理学

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桑子敏雄 東工大教授 博士(文学) 編著

大上泰弘 帝人ファーマ(株) 博士(学術) 著

岡田真美子 兵庫県立大教授 哲学博士 著

香川知晶 山梨大教授 著

金森修 東大教授 哲学博士 著

佐々木能章 横浜市立大教授 著

浜田利満 那須大教授 博士(工学) 著

林真理 工学院大教授 著

谷津裕子 日本赤十字看護大助教授 博士(看護学) 著

山田有希子 宇都宮大講師 著

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発行年月日:2004/10/01 , 判 型: A5,  ページ数:246頁

ISBN:978-4-339-07776-6,  定 価:2,808円 (本体2,600円+税)

人間が生命をどのようなものと見なすかということが,生命に対する人間の態度を大きく左右するであろう。本書は,現代の医療技術や生命科学技術における生命との向き合い方や,倫理的な問題について,多角的に捉え,論じた。

【目次】

1章 医療における「安全」とは何か
 1.1 はじめに
 1.2 医療における「安全」の概念
 1.3 事例に見る「安全形成」プロセス
  1.3.1 事例1
1章 医療における「安全」とは何か
 1.1 はじめに
 1.2 医療における「安全」の概念
 1.3 事例に見る「安全形成」プロセス
  1.3.1 事例1
  1.3.2 事例2
 1.4 医療における「安全形成」のダイナミクス
  1.4.1 対話が拓くリスクを超えた関係
  1.4.2 医療における「安全」の概念:再考
 1.5 医療従事者の直観を万人のための処方に
 1.6 おわりに

2章 医療者の言語,患者のことば
 2.1 ちちんぷいぷい――医療の原風景
 2.2 思いのすれ違い――医療者と患者の断絶
 2.3 自己決定とインフォームド・コンセント
 2.4 すれ違う「ことば」
 2.5 誠実さのパラドックス
 2.6 医療者の言語,患者のことば

3章 われわれの知る権利・知る義務――共同の冒険者として――
 3.1 はじめに――脳死問題が残したもの
 3.2 知る者と知らない者とのギャップ
  3.2.1 ES細胞研究
  3.2.2 先端医療の概念をめぐるギャップ
  3.2.3 欧米諸国への遅れというキーワード
 3.3 ギャップ克服への道
  3.3.1 二つの可能性
  3.3.2 インフォームド・コンセントの概念と歴史
  3.3.3 先端医療におけるインフォームド・コンセントの課題
 3.4 共同の冒険者の知る権利・知る義務
  3.4.1 「われわれ」の「知る義務」
  3.4.2 「われわれ」とは誰のことか
  3.4.3 「われわれ」は何を知るべきか――手段の価値と目的の価値
 3.5 おわりに――「われわれ」としての「われ」

4章 医学実験と倫理委員会制度
 4.1 はじめに――医学と実験
 4.2 実験倫理の古典的立場――ベルナールとボーモント
 4.3 古典的立場の再確認――「ニュルンベルグ綱領」と「ヘルシンキ宣言」
 4.4 倫理委員会制度の登場――実験スキャンダルと「ヘルシンキ宣言」修正
 4.5 現行「ヘルシンキ宣言」の審査体制――事前審査とモニタリング
 4.6 倫理委員会審査とその問題点

5章 PVS患者の生と死
 5.1 はじめに
 5.2 カレン・クィンラン症例
 5.3 その後の代表的な関連症例
 5.4 PVS――過程としての死
 5.5 〈滑り坂〉に対する,カズイスチカ的な縛り
 5.6 おわりに

6章 生命科学・技術者の論理と倫理
 6.1 はじめに
 6.2 生命を語る論理
  6.2.1 ディジタル化する生命像
  6.2.2 生命進化はディジタル志向
  6.2.3 ディジタル生命の創出
 6.3 生命を扱う倫理
  6.3.1 人の問題としての「生命倫理」
  6.3.2 生命システムの問題としての「生命の倫理」
  6.3.3 医療における生命システムの問題
 6.4 生命の論理と倫理が結びつく必然性
  6.4.1 DNAを操作するということ
  6.4.2 客観的であるということ
  6.4.3 論理と倫理は独立したものか
 6.5 「生命の倫理」を実現するルール
  6.5.1 ルールを作る
  6.5.2 生命システムの基本ルール
  6.5.3 安全性と社会性
 6.6 おわりに

7章 ロボット・セラピー・システム
 7.1 はじめに
 7.2 ロボット・セラピーとアニマル・セラピー
 7.3 ロボット・セラピーの事例
  7.3.1 ロボットの開発
  7.3.2 ロボット・セラピーの実践
  7.3.3 今後の展開
 7.4 おわりに――人間とロボットの共生社会を目指して

8章 生命システムと供養
 8.1 はじめに――まず臨終をならふて
 8.2 生命倫理と生命システム
  8.2.1 「生命倫理」の変遷
  8.2.2 生命システムと生物
 8.3 縁――いのちのネットワーク
  8.3.1 五蘊説と縁起の理法
  8.3.2 不殺生戒――インド・仏教の生命倫理
 8.4 供養について
  8.4.1 「供養」の原語
  8.4.2 あの世送り
 8.5 実験動物供養と器物供養
  8.5.1 実験動物供養
  8.5.2 器物供養とエコシステム
 8.6 おわりに――いのちの遠近法

9章 誰が遺伝子を誤解しているか
 9.1 これは誤解なのだろうか
 9.2 設計図の比喩
 9.3「ゲノム=設計図」という見方はどのようなものか
 9.4 専門家にとっての設計図の意味
 9.5 科学的概念の社会的広がり
 9.6 おわりに

10章 医療空間と合意形成
 10.1 はじめに
 10.2 「価値構造」と合意形成
 10.3 感性的な創造性の尊重
 10.4 社会的合意の基礎
 10.5 医療空間での合意形成の手法

索引

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