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書籍詳細

  放射線生物学

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木村雄治 元西武学園医学技術専門学校講師 著

発行年月日:2018/09/21 , 判 型: A5,  ページ数:176頁

ISBN:978-4-339-07244-0,  定 価:2,484円 (本体2,300円+税)

放射線の医療効果を最大限に引き出すため,被爆した際の放射線障害,突然変異の発症,放射線治療など,放射線の人体的作用を正しく理解する必要がある。本書は,医療系,特に診療放射線技師のための放射線生物学の教科書である。

【目次】

★発行前情報のため,若干変更されることがございます。ご了承ください。★

1. 生物学の基礎
1.1 DNA,RNAの構成
 1.1.1 ヌクレオチドの構造
★発行前情報のため,若干変更されることがございます。ご了承ください。★

1. 生物学の基礎
1.1 DNA,RNAの構成
 1.1.1 ヌクレオチドの構造
 1.1.2 塩基配列の相補的結合
 1.1.3 DNAの遺伝物質と二重らせん構造
 1.1.4 遺伝情報の複製
 1.1.5 DNAとRNAの違い
1.2 ゲノムと遺伝子
 1.2.1 ゲノムと染色体構造
 1.2.2 常染色体と性染色体
 1.2.3 RNAによるDNAの転写・翻訳機能
1.3 細胞周期と細胞分裂
 1.3.1 細胞周期
 1.3.2 細胞分裂
1.4 細胞死
 1.4.1 細胞死とアポトーシス
 1.4.2 ネクローシス

2. 放射線の基礎
2.1 放射線の種類と性質
 2.1.1 電磁波の特性
 2.1.2 粒子線の特性
 2.1.3 重荷電粒子線の特性
 2.1.4 放射線の性質
2.2 放射線のエネルギー付与(LET)と生理学的効果比(RBE)
 2.2.1 放射線のLET
 2.2.2 放射線のRBE
 2.2.3 LETとRBEの関係
 2.2.4 LETとOER(酸素増感比)の関係
2.3 放射線量の単位
 2.3.1 フルエンスとエネルギーフルエンス
 2.3.2 照射線量
 2.3.3 吸収線量
 2.3.4 等価線量(総量線量)

3. 放射線と細胞の相互作用
3.1 放射線の透過性
 3.1.1 光電効果
 3.1.2 コンプトン効果(散乱)
 3.1.3 電子・陽電子対生成
3.2 電離と励起の作用
 3.2.1 電離・励起現象
 3.2.2 水分子の不対電子生成
 3.2.3 直接作用と間接作用

4. 放射線の細胞破壊
4.1 DNAの損傷
 4.1.1 塩基損傷
 4.1.2 DNA鎖切断
 4.1.3 紫外線による損傷
4.2 DNAの修復
 4.2.1 塩基系の修復
 4.2.2 DNA鎖切断の修復
4.3 増殖死と間期死
 4.3.1 細胞分裂の回数と細胞死の関係
 4.3.2 細胞周期と放射線感受性
 4.3.3 細胞周期チェックポイント
4.4 突然変異
 4.4.1 遺伝子の突然変異
 4.4.2 染色体異常(染色体突然変異)
4.5 生存率曲線
 4.5.1 ヒット理論
 4.5.2 生存率曲線とLQモデル
4.6 亜致死損傷回復と潜在的致死損傷回復
 4.6.1 亜致死損傷回復(SLDR)
 4.6.2 潜在的致死損傷回復(PLDR)
4.7 細胞のがん化
 4.7.1 多段階発がん
 4.7.2 がん遺伝子とがん抑制遺伝子
 4.7.3 がん抑制遺伝子p53の作用
 4.7.4 DNA修復遺伝子の異常
 4.7.5 アポトーシス機構の異常
 4.7.6 発がん性物質と環境

5. 放射線の組織への影響
5.1 組織と細胞動態
 5.1.1 細胞動態による組織の分類
 5.1.2 組織の放射線感受性
 5.1.3 造血幹細胞と血球
 5.1.4 血球に対する放射線の影響
5.2 急性障害と晩発生障害
5.3 確定的影響と確率的影響
5.4 主たる組織の放射線障害の特徴
 5.4.1 リンパ球と血液がん
 5.4.2 骨髄障害
 5.4.3 生殖器系の障害
 5.4.4 消化器系の障害
 5.4.5 皮膚の障害
 5.4.6 眼・水晶体の障害
 5.4.7 中枢神経の障害
 5.4.8 その他の組織の障害

6. 放射線の人体への影響
6.1 被ばく線量と障害
 6.1.1 被ばく線量と人体の影響
 6.1.2 急性死の被ばく線量と生存時間
 6.1.3 半致死線量(LD50)
6.2 早期放射線障害
6.3 後期障害(免疫力の低下)
6.4 放射線の胎児への影響
 6.4.1 着床・器官形成期の障害
 6.4.2 胎児成長期の障害
 6.4.3 胎児の血液循環と免疫
 6.4.4 胎児の画像診断
6.5 発がんのリスクと遺伝的影響
 6.5.1 リスクの高い疾患
 6.5.2 発がんリスクに影響する生物学的因子
 6.5.3 発がんの遺伝的得響

7. 放射線によるがん治療
7.1 腫瘍組織の放射線感受性
 7.1.1 良性腫瘍と悪性腫瘍
 7.1.2 悪性腫瘍の転移
 7.1.3 腫瘍の放射線感受性
 7.1.4 分割照射と感受性
7.2 放射線療法の種類
7.3 ガンマナイフ
7.4 電子線・X線リニアック
 7.4.1 装置の構成
 7.4.2 加速管と電子ビーム偏向
 7.4.3 X線ターゲット
 7.4.4 照射ヘッド部
 7.4.5 放射線の均一化(平坦用フィルタとスキャッタラ)
 7.4.6 マルチリーフコリメータ(MLC)
7.5 定位放射線照射
 7.5.1 ガンマナイフによる定位放射線照射
 7.5.2 リニアックによる定位放射線照射
 7.5.3 画像誘導放射線治療(IGRT)
 7.5.4 強度変調放射線治療(IMRT)
7.6 陽子線治療
 7.6.1 装置の構成
 7.6.2 照射野の形成
 7.6.3 スポットスキャンニング照射法
 7.6.4 動体追跡放射線治療
7.7 重粒子線(炭素線)治療

8. 放射線防護と安全管理
8.1 国際法の経緯と安全管理
8.2 放射線治療事故の事例
8.3 操作ミスの要因
8.4 放射線治療に携わるスタッフの教育・研修
8.5 安全対策
 8.5.1 安全性の考え方
 8.5.2 人為的ミスの安全対策

引用・参考文献

在庫は時期によりまして変動することがございますので、ご了承ください。