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書籍詳細

  固体物理
- 理工学者のための(Solid State Physics) -

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橋口隆吉 工博 訳

神山雅英 理博 訳

発行年月日:1958/12/20 , 判 型: A5,  ページ数:612頁

ISBN:978-4-339-06557-2,  定 価:7,344円 (本体6,800円+税)

ジャンル:

固体物理の出発点となる結晶状態の説明から始まり,現代固体物理学の全分野を要領よくまとめた。前半は原子の挙動だけから理解できる固体の性質を,後半は固体の電子論を扱っている。

【目次】

第1章 結晶状態
 1・1 固体の結晶状態
 1・2 単位胞とBravaisの格子
 1・3 Millerの指数
 1・4 Von Laueによる単純空間格子のX線解折
第1章 結晶状態
 1・1 固体の結晶状態
 1・2 単位胞とBravaisの格子
 1・3 Millerの指数
 1・4 Von Laueによる単純空間格子のX線解折
 1・5 BraggによるX線解折
 1・6 原子散乱因子
 1・7 X線強度と単位胞の原子配列
 1・8 X線解折の実験法
 1・9 結晶による電子線回折
 1・10 結晶による中性子線回折
 1・11 原子間力と固体の分類
 1・12 単結晶の物理的性質の異方性
第2章 固体の比熱と格子振動
 2・1 定容比熱と定圧比熱
 2・2 格子比熱のいろいろな理論
 2・3 古典論の破綻
 2・4 Einsteinの比熱理論
 2・5 連続体の振動様式
 2・6 Debye近似
 2・7 Bornの切断法
 2・8 同種原子からなる無限の1次元的配列における弾性波
 2・9 同種原子の有限な長さの1次元格子の振動様式
 2・10 振動様式と調和振動子の同等性
 2・11 同種原子の1次元格子の比熱
 2・12 2種の原子からなる1次元格子の振動
 2・13 3次元格子の振動スペクトルと比熱
第3章 金属格子の性質 
 3・1 金属の構造
 3・2 格子欠陥とエントロピー
 3・3 温度の関数としての空孔と格子間原子の数
 3・4 金属における格子欠陥の生成
 3・5 金属における格子間拡散
 3・6 金属の自己拡散
 3・7 金属の科学拡散、Kirkendall効果
 3・8 金属の弾性定数
 3・9 金属の塑性変形
 3・10 すべりの解釈、転位
 3・11 一様なせん断応力の下での転位の運動、転位密度
 3・12 刃状転位とらせん転位
 3・13 転位のまわりの応用場
 3・14 転位の相互作用
 3・15 転位密度の見積り
 3・16 転位の増殖のFrank-Read機構
第4章 単純合金の性質
 4・1 侵入型固溶体と置換型固溶体
 4・2 温度の関係としての固溶度
 4・3 Hume-Rotheryの電子化合物
 4・4 規則格子
 4・5 BraggおよびWilliamsの長距離規則理論
 4・6 短距離規則理論
第5章 イオン結晶の格子エネルギー
 5・1 序言
 5・2 Bornの理論の基本的仮定
 5・3 圧縮率より反発指数を求める計算
 5・4 電子配置の関数としての反発指数
 5・5 格子エネルギーの計算値と実験値
 5・6 結晶構造の安定性とイオン半径
 5・7 Bornの理論の改良
第6章 絶縁体の誘電的および光学的性質
  A.静電場の場合
 6・1 静電誘電率の巨視的表現
 6・2 分子の静電的電子分極率およびイオン分極率
 6・3 配向分極
 6・4 気体の静電誘電率
 6・5 Lorentzの内電場
 6・6 固体の静電誘電率
  B.振動電場
 6・7 複素誘電率および誘電損失
 6・8 誘電損失および緩和時間
 6・9 電子分極と光吸収の古典理論
第7章 イオン伝導と拡散
 7・1 イオン結晶中の格子欠陥
 7・2 イオンの水和エネルギー
 7・3 イオン結晶における欠陥形成の活性化エネルギー
 7・4 アルカリハライドの自己拡散の例
 7・5 アルカリハライドにおける拡散の解釈
 7・6 純粋なアルカリハライドのイオン伝導度
 7・7 2価の不純物を加えたアルカリハライドのイオン伝導
第8章 強誘電体
 8・1 強誘電体の一般的性質
 8・2 代表的な強誘電体の分類とその性質
 8・3 強誘電性に対する双極子理論
 8・4 双極子理論に対する反論
 8・5 イオン変位とCurie温度以上でのBaTiO3の挙動
 8・6 BaTiO3の自発分極の理論
 8・7 強誘電的遷位の熱力学
 8・8 強誘電分域
第9章 金属の自由電子論
 9・1 古典論の難点
 9・2 自由電子モデル
 9・3 Fermi-Dirac 分布
 9・4 電子比熱
 9・5 自由電子の常磁性
 9・6 金属よりの熱電子放出
 9・7 放出電子のエネルギー分布
 9・8 電場により促進された金属からの電子放出
 9・9 吸着原子による仕事関係の変化
 9・10 2金属間の接触電位差
 9・11 金属の光電効果
第10章 固体の常理論
 10・1 序言
 10・2 Blochの定理
 10・3 Kroning-Penneyのモデル
 10・4 常理論による1次元中の電子の運動
 10・5 金属、絶縁体および真性半導体の区別
 10・6 正孔の概念
 10・7 3次元格子における電子の運動
 10・8 強く束縛された電子の近似法
 10・9 単純立法格子への応用
 10・10 Brillouin区域、状態密度、エネルギー帯の重なり合い
 10・11 金属のエネルギー区域の構造
 10・12 状態密度と軟X線発射スペクトル
 10・13 Wigner-Seitzの近似と金属の凝集エネルギー
第11章 金属の伝導
 11・1 金属の電気伝導の特性
 11・2 定常状態についての簡単なモデル、ドリフト速度と緩和時間
 11・3 Boltzmannの輸送方程式
 11・4 Sommerfeldの電気伝導理論
 11・5 金属中での平均自由行程
 11・6 抵抗の性質についての定性的な検討
 11・7 電子と音子の衝突としての熱的散乱の取り扱い
 11・8 低温での電気伝導度
 11・9 絶縁体の熱伝導度
 11・10 金属の熱伝導度
 11・11 金属のHall効果
第12章 絶縁体および半導体における電子分布
 12・1 Fermi分布
 12・2 絶縁体の簡単なモデル
 12・3 絶縁体および真性半導体の改良されたモデル
 12・4 不純物半導体のモデル
 12・5 半導体の熱電子放出
 12・6 半導体における電子の縮退 
第13章 等極性半導体
 13・1 序言
 13・2 4族元素の結晶格子の関する性質
 13・3 電荷坦体が1種類の場合の半導体の電気伝導度とHall効果
 13・4 種々の散乱過程によってきめられる易動度とHall効果
 13・5 実験との比較
 13・6 シリコンおよびゲルマニウムの等エネルギー面および有効質量
 13・7 少数担体の寿命および拡散
 13・8 金属間化合物
第14章 整流器およびトランジスタ
 14・1 2金属管障壁層の整流性
 14・2 金属ー半導体接触におけるSchottkyの理論
 14・3 整流の1種担体理論
 14・4 半導体の表面準位
 14・5 整流の2種担体理論
 14・6 p-n接合整流器
 14・7 トランジスタ
第15章 アルカリハライドの電子的性質
 15・1 イオン結晶における光的および熱的電子励起
 15・2 イオン結晶の上部充満帯
 15・3 アルカリハライドの紫外スペクトル、励起子
 15・4 単一イオンにおける電子ー正孔の相互作用の説明
 15・5 電子準位に対する格子欠陥の影響の定性的議論
 15・6 過剰金属を含む化学当量的でない結晶
 15・7 F中心のF'中心への転化およびその逆過程
 15・8 過剰金属を含む結晶の光伝導
 15・9 アルカリハライドの光電効果
 15・10 F中心の凝集とコロイド
 15・11 Hall効果と電子易動度
 15・12 過剰のハロゲンにより生ずる色中心
 15・13 X線照射でつくられる色中心
第16章 ルミネセンス
 16・1 一般的注意
 16・2 励起と発光
 16・3 減衰機構
 16・4 タリウムで活性化されたアルカリハライド
 16・5 硫化物蛍燐光体
 16・6 電場発光
第17章 2次電子放出
 17・1 2次電子
 17・2 実験的な利得曲線
 17・3 2次電子放出の基礎的理論、普遍的利得曲線
 17・4 基礎的理論と実験との比較
 17・5 入射角による2次電子利得の変化
 17・6 金属の2次電子放出についてのBaroodyの理論
 17・7 2次電子生成の量子力学的理論
 17・8 逃出機構において考えられる相互作用,利得の大きさをきめる因子
 17・9 絶縁体における2次電子利得の温度効果
 17・10 絶縁体の2次電子利得に対するドナー準位の影響
第18章 反磁性と常磁性
 18・1 序言
 18・2 永久磁気双極子の原因
 18・3 反磁性とLarmor歳差運動
 18・4 静的常磁性磁化率
 18・5 常磁性塩に対する理論と実験との比較
 18・6 核常磁性
 18・7 磁場内にある1個の電子のHamilton演算子
 18・8 断熱消磁の原理
第19章 強磁性、反強磁性およびフェリ磁性
  強磁性
 19・1 序言
 19・2 Weissの分子磁場
 19・3 Weiss理論と実験との比較
 19・4 Weiss磁場の解釈
 19・5 磁区の定性的説明
 19・6 異法性エネルギー
 19・7 Bloch壁の厚さとエネルギー
 19・8 保磁力と履歴
  友強磁性
 19・9 序言
 19・10 部分格子モデル
 19・11 超交換相互作用
  フェリ磁性
 19・12 フェライトの構造
 19・13 飽和磁化
 19・14 Neelの理論の要点
第20章 磁気緩和と共鳴現象
  常磁性緩和
 20・1 現象論的説明
 20・2 緩和の機構
 20・3 スピンー格子緩和
 20・4 スピンースピン緩和
  核磁気共鳴
 20・5 核磁気モーメント
 20・6 共鳴吸収に必要な条件
 20・7 Blochの方程式と複素磁化率
 20・8 分子運動の緩和時間に及ぼす影響
 20・9 固体物理への応用
 20・10 核磁気モーメントの決定
  その他の共鳴および緩和効果
 20・11 常磁性共鳴
 20・12 強磁性共鳴と緩和
 20・13 フェライトにおける初透磁率の周波数依存性
  付録
   A. 平衡に対する熱力学的条件
   B. 箱の中の粒子の波動力学による取り扱い
   C. 識別できない粒子とPauliの原理
   D. Fermi統計
   E. Boltzmannの関係
  索引

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