改訂 測量学Ⅰ

環境・都市システム系 教科書シリーズ 11

改訂 測量学Ⅰ

  • 堤 隆 鹿児島高専教授 博士(工学)

本書は高専および大学の授業で学ぶ内容を平易に解説し,測量学の基礎が習得できるようにした。改訂にあたり,実務における機器・成果の電子化への対応,モデルコアカリキュラムおよび測量士補試験で出題される内容への配慮も行った。

ジャンル
発行年月日
2014/04/30
判型
A5
ページ数
224ページ
ISBN
978-4-339-05524-5
改訂 測量学Ⅰ
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定価

3,080(本体2,800円+税)

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本書は高専および大学の授業で学ぶ内容を平易に解説し,測量学の基礎が習得できるようにした。改訂にあたり,実務における機器・成果の電子化への対応,モデルコアカリキュラムおよび測量士補試験で出題される内容への配慮も行った。

1.1 はじめに 
1.1.1 測量の目的 
1.1.2 測量に関する法律 
1.1.3 測量に関する資格 
1.2 点の位置の決定 
1.2.1 準拠楕円体 
1.2.2 点の座標値 
1.3 測量の分類 
1.3.1 測量地域の大小による分類 
1.3.2 測量の順序による分類 
1.3.3 測量の方法による分類 
1.3.4 測量の目的による分類 
1.3.5 測量の法律による分類 
演習問題 
 
2.  距離測量
2.1 はじめに 
2.1.1 測量で扱う距離の定義 
2.1.2 距離測量の分類 
2.2 必要な器具 
2.2.1 巻尺 
2.2.2 ポール 
2.3 距離測量の方法 
2.3.1 測線上に見通し点を求める方法 
2.3.2 距離の測定方法 
2.4 誤差の取扱い方 
2.4.1 誤差の定義 
2.4.2 距離測量で生じる定誤差と補正方法 
2.5 光波測距儀を使った距離測量 
2.5.1 光波測距儀の概要 
2.5.2 光波測距儀の誤差 
演習問題 
 
3.  水準測量
3.1 はじめに 
3.1.1 水準測量の定義 
3.1.2 水準測量の分類 
3.1.3 公共測量作業規定による水準測量の区分 
3.2 必要な器具 
3.2.1 レベル 
3.2.2 標尺 
3.2.3 標尺台 
3.3 水準測量の方法 
3.3.1 2点間の高低差 
3.3.2 昇降式による水準測量 
3.3.3 器高式による水準測量 
3.4 水準測量の誤差 
3.4.1 誤差の種類 
3.4.2 誤差の調整 
演習問題 
 
4.  角測量
4.1 はじめに 
4.1.1 測量で扱う角の定義 
4.1.2 角の単位 
4.2 必要な器具および取り扱い方 
4.3 水平角の測定方法 
4.3.1 セオドライトの据付けおよび収納 
4.3.2 測点の視準 
4.3.3 角度の読取り 
4.3.4 測角方法 
4.4 誤差の取扱い方 
4.4.1 器械誤差 
4.4.2 個人誤差 
演習問題 
 
5.  平板測量
5.1 はじめに 
5.1.1 平板測量の定義 
5.1.2 平板測量の長所と短所 
5.2 必要な器具 
5.2.1 アリダードを用いた測量 
5.2.2 電子平板システムを用いた測量 
5.3 平板測量の方法 
5.3.1 平板の据付け 
5.3.2 細部図根測量 
5.3.3 細部測量 
5.4 誤差の取扱い方 
5.4.1 整準時の誤差 
5.4.2 求心時の誤差 
5.4.3 定位,測定時の誤差 
演習問題 
 
6.  トラバース測量
6.1 はじめに 
6.1.1 トラバース測量の定義 
6.1.2 トラバースの構成 
6.1.3 トラバースの種類 
6.2 トラバース測量の手順 
6.2.1 計画 
6.2.2 踏査 
6.2.3 選点 
6.2.4 造標 
6.2.5 距離測量と角測量 
6.3 トラバース測量の計算 
6.3.1 測定角の調整 
6.3.2 方向角の計算 
6.3.3 方位の計算 
6.3.4 緯距・経距の計算 
6.3.5 閉合誤差・閉合化 
6.3.6 閉合誤差の調整 
6.3.7 合緯距・合経距 
6.3.8 面積の計算 
6.4 偏心観測 
6.4.1 基準点に器械が据え付けられない場合 
6.4.2 基準点を視準できない場合 
6.4.3 距離が測定できない場合 
演習問題 
 
7.  誤差論
7.1 誤差の種類 
7.2 誤差の三公理と正規分布 
7.3 測定の精度の表示方法 
7.3.1 確率誤差 
7.3.2 標準偏差 
7.3.3 平均誤差 
7.3.4 特殊誤差の相互関係 
7.4 測定値の重さ 
7.4.1 観測回数 
7.4.2 誤差 
7.4.3 路線長 
7.5 最小二乗法 
7.6 誤差伝播の法則 
7.7 最確値の平均二乗誤差 
7.7.1 測定値の重さが同一の場合 
7.7.2 測定値の重さが異なる場合 
演習問題 
 
8.  面積と体積の計算方法
8.1 面積の計算 
8.1.1 面積計算法の分類 
8.1.2 三角形に分割する方法 
8.1.3 支距法 
8.1.4 曲線で囲まれた地域の面積の計算方法 
8.2 体積の計算 
8.2.1 体積計算法の分類 
8.2.2 断面法 
8.2.3 点高法 
8.2.4 等高線法 
演習問題 

付録 測量で使う数学 
1. ピタゴラスの定理と三角関数 
2. 60分法と弧度法 
3. 指数 
4. 微分 
5. テイラー(Taylor)展開 
6. 錯角と同側内角 
7. 加法定理と倍角の公式 
8. 加法定理の別解──回転を表す一次変換 
9. 数値計算にあたって──有効数字 
引用・参考文献 
演習問題解答 
索引 



改訂 測量学Ⅱ・主要目次
1. 三角測量
2. 多角測量
3. 路線測量
4. 河川測量
5. 地形測量
6. 写真測量
7. GNSS測量
8. リモートセンシング

堤 隆(ツツミ タカシ)