構造力学Ⅱ

環境・都市システム系 教科書シリーズ 5

構造力学Ⅱ

  • 嵯峨 晃 神戸市立高専名誉教授
  • 武田 八郎 舞鶴高専名誉教授 博士(工学)
  • 原 隆 徳山高専名誉教授 博士(工学)
  • 勇 秀憲 高知高専名誉教授・徳山高専名誉教授 工博

「構造力学Ⅰ」では,静定構造物を解く方法を学んだが,本書では,応力法と変位法の二つの方法を利用して,不静定構造物について解く方法を学ぶ。不静定構造物について解くことは,経済性,強度,安全性を高める上で必要不可欠である。

ジャンル
発行年月日
2003/03/25
判型
A5
ページ数
192ページ
ISBN
978-4-339-05505-4
構造力学Ⅱ
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定価

2,530(本体2,300円+税)

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「構造力学Ⅰ」では,静定構造物を解く方法を学んだが,本書では,応力法と変位法の二つの方法を利用して,不静定構造物について解く方法を学ぶ。不静定構造物について解くことは,経済性,強度,安全性を高める上で必要不可欠である。

1.不静定構造
1.1 概説
 1.1.1 概説
 1.1.2 不静定構造物の解析法
 1.1.3 不静定次数の判定
1.2 簡単な不静定構造
 1.12.1 余力法による簡単な不静定構造の解法
 1.2.2 ばね支点を有する構造
1.3 三連モーメント法および四連モーメント法
 1.3.1 三連ばり
 1.3.2 三連モーメントの定理
 1.3.3 固定端のある連続ばりの解法
 1.3.4 四連モーメントの定理
 1.3.5 四連モーメントの定理の解法順序
1.4 たわみ角法
 1.4.1 概説
 1.4.2 たわみ角法の用語,記号
 1.4.3 端モーメント式
 1.4.4 たわみ角法による解法
 1.4.5 たわみ角法の適用
 1.4.6 温度変化による影響について
 1.4.7 たわみ角法による計算結果について
演習問題

2.エネルギー法
2.1 仕事
2.2 エネルギー
 2.2.1 ひずみのエネルギー
 2.2.2 弾性ばねのひずみエネルギー
 2.2.3 軸力によるひずみエネルギー
 2.2.4 せん断力によるひずみエネルギー
 2.2.5 曲げモーメントによるひずみエネルギー
 2.2.6 棒部材のひずみエネルギー
 2.2.7 トラス部材のひずみエネルギー
2.3 仮想仕事の原理
 2.3.1 仮想力(補仮想仕事)の原理
 2.3.2 仮想変位(仮想仕事)の原理
 2.3.3 仮想仕事の原理による弾性変形の解法(単位荷重法)
2.4 カステリアーノの定理
 2.4.1 カステリアーノの第2定理
 2.4.2 カステリアーノの第1定理
2.5 最小仕事の原理
2.6 エネルギー法による弾性変形の解法例
2.7 相反定理
 2.7.1 ベティの相反定理
 2.7.2 マックスウェルの相反定理
 2.7.3 相反定理の応用
演習問題

3.マトリックス変位法
3.1 概説
3.2 ばねの構造解析
 3.2.1 ばねの剛性式
 3.2.2 1本のばねの例
 3.2.3 2本のばねの例
3.3 トラスの構造解析
 3.3.1 水平におかれたトラス材の剛性式
 3.3.2 任意のトラス材の剛性式
3.4 はりの構造解析
 3.4.1 はりの剛性式
 3.4.2 分布荷重の取り扱い
3.5 ラーメンの構造解析
 3.5.1 水平におかれたラーメン部材の剛性式
 3.5.2 任意のラーメン部材の剛性式
3.6 連続体の有限要素解析
 3.6.1 有限要素解析の考え方
 3.6.2 変位関数の誘導
 3.6.3 ひずみと変位の関係式
 3.6.4 応力とひずみの関係式
 3.6.5 三角形一定ひずみ要素の剛性式
演習問題

参考文献
演習問題解答
索引

嵯峨 晃(サガ アキラ)

武田 八郎(タケダ ハチロウ)

原 隆(ハラ タカシ)

勇 秀憲(イサミ ヒデノリ)