構造力学Ⅰ

環境・都市システム系 教科書シリーズ 4

構造力学Ⅰ

構造力学を初めて学ぶ人が苦手意識を持たないように特に図表に工夫を凝らし,また,式の展開や過程を重視した。(1)わかりやすい,(2)興味が湧く,(3)基礎が正しく学べる,(4)問題の解法が楽しい,等に配慮して執筆した。

ジャンル
発行年月日
2002/01/07
判型
A5
ページ数
244ページ
ISBN
978-4-339-05504-7
構造力学Ⅰ
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定価

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構造力学を初めて学ぶ人が苦手意識を持たないように特に図表に工夫を凝らし,また,式の展開や過程を重視した。(1)わかりやすい,(2)興味が湧く,(3)基礎が正しく学べる,(4)問題の解法が楽しい,等に配慮して執筆した。

1.序章
 1.1 構造力学とは
  1.1.1 構造力学とは
  1.1.2 構造物の分類
  1.1.3 線構造の例
 1.2 荷重
  1.2.1 荷重の抽象化
  1.2.2 荷重の分類
 1.3 力とつりあい
  1.3.1 力の定義
  1.3.2 力の単位
  1.3.3 力の3要素
  1.3.4 力の基本原理
  1.3.5 力のモーメント
  1.3.6 力の合成と分解
  1.3.7 一点に会する多くの力の合成
  1.3.8 一点に会さない多くの力の合成
  1.3.9 力のつりあい
  1.3.10 構造物の安定および静定・不静定
 1.4 構造物の単純化
 演習問題

2.静定ばり
 2.1 力のつりあい
 2.2 はりの支点の種類
 2.3 はりの種類と安定性
 2.4 はりの支点反力
 2.5 はりの断面力
 2.6 はりの断面力図
  2.6.1 断面力図の定義
  2.6.2 断面力の相互関係
 2.7 片持ばりの断面力図
 2.8 張出しばりの断面力図
 2.9 ゲルバーばりの断面力図
 2.10 間接荷重を受けるはりの断面力図
 演習問題

3.静定トラス
 3.1 トラスの基本的特徴
 3.2 トラス部材の組み方
 3.3 トラスの種類
 3.4 部材の組み方による特性
  3.4.1 安定,不安定
  3.4.2 静定,不静定
  3.4.3 条件式
 3.5 トラスの解法
  3.5.1 反力の算定
  3.5.2 部材力の計算
 演習問題

4.静定ばり・静定トラスの影響線
 4.1 単純ばりの影響線
  4.1.1 影響線の定義
  4.1.2 支点反力・断面力の影響線
 4.2 片持ばりの影響線
 4.3 張出しばりの影響線
 4.4 ゲルバーばりの影響線
 4.5 影響線の応用
  4.5.1 はりの支点反力・断面力
  4.5.2 最大せん断力
  4.5.3 絶対最大せん断力
  4.5.4 最大曲げモーメント
  4.5.5 絶対最大曲げモーメント
 4.6 間接荷重を受けるはりの影響線
 4.7 静定トラスの影響線
 演習問題

5.静定ラーメン
 5.1 ラーメン構造の特徴
 5.2 ラーメンの種類
 5.3 ラーメンの解法
 演習問題

6.静定アーチ
 6.1 アーチの特性
  6.1.1 アーチの名称
  6.1.2 アーチの特性と種類
 6.2 3ヒンジアーチ
  6.2.1 アーチの支点反力
  6.2.2 アーチの断面力
 6.3 アーチの影響線
  6.3.1 水平反力の影響線
  6.3.2 断面力の影響線
 演習問題

7.断面の諸量
 7.1 断面一次モーメント
  7.1.1 座標系の定義
  7.1.2 断面一次モーメントの定義
  7.1.3 図心
 7.2 断面二次モーメント
  7.2.1 断面二次モーメントの定義
  7.2.2 座標軸の移動と断面二次モーメント
  7.2.3 断面相乗モーメント
  7.2.4 座標軸の回転と主軸
 7.3 断面係数
  7.3.1 断面係数の定義
 7.4 断面二次半径
  7.4.1 断面二次半径の定義
 演習問題

8.部材に生じる応力
 8.1 断面力と応力
  8.1.1 軸力に対する応力とひずみ
  8.1.2 せん断力に対する応力とひずみ
  8.1.3 曲げに対する直応力と直ひずみ
  8.1.4 曲げに伴うせん断応力
 8.2 合成断面の応力とひずみ
  8.2.1 軸力を受ける合成断面の応力とひずみ
  8.2.2 曲げを受ける合成断面の応力とひずみ
 8.3 組合せ応力
  8.3.1 一方向に応力を受ける場合の任意に傾斜した面上の応力
  8.3.2 任意の応力を受ける場合の任意に傾斜した面上の応力
  8.3.3 モールの応力円
 演習問題

9.はりの弾性変形
 9.1 はりの弾性変形
 9.2 はりの弾性変形の基本式
  9.2.1 曲げによる弾性変形の基本式
  9.2.2 せん断による弾性変形の基本式
 9.3 微分方程式の積分によるたわみの算定
  9.3.1 微分方程式の積分によるたわみ算定の手順
  9.3.2 対称条件を利用するたわみの計算
  9.3.3 曲げモーメント図が不連続になる場合のたわみの計算
 9.4 弾性荷重法によるたわみの算定
  9.4.1 弾性荷重法
  9.4.2 はりの曲げ剛性が変化する場合
 演習問題

10.柱
 10.1 柱の分類
 10.2 短柱
  10.2.1 中心軸圧縮柱
  10.2.2 偏心軸圧縮短柱
 10.3 長柱と座屈
  10.3.1 両端単純支持された長柱の座屈荷重
  10.3.2 支持条件による座屈荷重の変化
  10.3.3 偏心軸圧縮による座屈荷重の変化
 演習問題

付録
参考文献
演習問題解答
索引

嵯峨 晃(サガ アキラ)

武田 八郎(タケダ ハチロウ)

原 隆(ハラ タカシ)

勇 秀憲(イサミ ヒデノリ)