コンクリート構造

環境・都市システム系 教科書シリーズ 2

コンクリート構造

著者らの教育現場での約30年の経験に基づき,例題・演習問題を配置しながら鉄筋コンクリート,プレストレストコンクリートの限界状態設計法および許容応力度設計法の基礎の習得に主眼をおき,教科書を目的に執筆した。

ジャンル
発行年月日
2001/03/21
判型
A5
ページ数
188ページ
ISBN
978-4-339-05502-3
コンクリート構造
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定価

2,420(本体2,200円+税)

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著者らの教育現場での約30年の経験に基づき,例題・演習問題を配置しながら鉄筋コンクリート,プレストレストコンクリートの限界状態設計法および許容応力度設計法の基礎の習得に主眼をおき,教科書を目的に執筆した。

1.緒論
 1.1 コンクリート構造の定義
 1.2 コンクリート構造の分類
 演習問題

2.コンクリート構造の設計法
 2.1 許容応力度設計法
 2.2 終局強度設計法
 2.3 限界状態設計法
 2.4 安全係数および修正係数
 演習問題

3.材料の性質
 3.1 コンクリート
  3.1.1 強度の特性値
  3.1.2 強度の設計用値(設計強度)
  3.1.3 応力‐ひずみ関係
  3.1.4 収縮およびクリープ
 3.2 鋼材
  3.2.1 鉄筋
  3.2.2 PC鋼材
 演習問題

4.終局限界状態における曲げ耐力
 4.1 曲げモーメントによる部材断面の挙動
 4.2 曲げ耐力の算定
  4.2.1 等価応力ブロック
  4.2.2 単鉄筋長方形断面
  4.2.3 複鉄筋長方形断面
  4.2.4 単鉄筋T形断面
 4.3 付着および定着耐力
 演習問題

5.曲げと軸方向耐力
 5.1 軸方向力と柱部材
  5.1.1 柱の種類
  5.1.2 中心軸方向圧縮力を受ける柱
 5.2 曲げと軸方向力を受ける部材
  5.2.1 概説
  5.2.2 偏心軸方向力を受ける部材の耐力算定
 演習問題

6.せん断
 6.1 せん断一般
 6.2 せん断破壊
 6.3 棒部材のせん断補強
  6.3.1 せん断補強鉄筋のない棒部材
  6.3.2 せん断補強鉄筋を用いる部材
  6.3.3 腹部コンクリートの斜め圧縮耐力
 6.4 面部材の押抜きせん断補強
 演習問題

7.使用限界状態
 7.1 応力算定
  7.1.1 曲げ応力の算定
  7.1.2 偏心圧縮力を受ける部材の応力算定
  7.1.3 せん断応力の算定
  7.1.4 付着応力の算定
 7.2 ひび割れに対する検討
  7.2.1 一般事項
  7.2.2 曲げモーメントによるひび割れの検討
  7.2.3 せん断ひび割れの検討
 7.3 たわみに対する検討
  7.3.1 一般事項
  7.3.2 短期たわみの評価
  7.3.3 長期たわみ
 演習問題

8.疲労
 8.1 部材の疲労
 8.2 疲労破壊に対する安全性
 8.3 曲げに対する検討
 8.4 せん断に対する検討
 演習問題

9.各種コンクリート構造
 9.1 梁
  9.1.1 梁のスパン
  9.1.2 T形梁の圧縮フランジの有効幅
  9.1.3 独立した梁
  9.1.4 連続梁
  9.1.5 構造細目
 9.2 スラブ
  9.2.1 スラブ一般
  9.2.2 一方向スラブ
  9.2.3 二方向スラブ
  9.2.4 構造細目
 9.3 擁壁
  9.3.1 種類
  9.3.2 擁壁の安定(剛体安定)の終局限界状態
  9.3.3 擁壁の安定の使用限界状態

10.許容応力度設計法
 10.1 許容応力度
  10.1.1 コンクリート
  10.1.2 鉄筋
  10.1.3 許容応力度の割増し
 10.2 部材の設計
  10.2.1 計算上の基本仮定
  10.2.2 曲げモーメントに対する断面算定
  10.2.3 せん断に対する断面算定
 演習問題

11.プレストレストコンクリート
 11.1 一般
  11.1.1 分類
  11.1.2 材料
  11.1.3 定着方法
 11.2 プレストレス力
 11.3 使用限界状態に対する安全性
  11.3.1 曲げモーメントおよび軸力
  11.3.2 コンクリートの縁応力
  11.3.3 せん断応力および斜め引張応力
 11.4 終局限界状態に対する安全性
  11.4.1 曲げ破壊に対する検討
  11.4.2 せん断に対する検討
 演習問題

付録
引用・参考文献
演習問題解答
索引

角田 忍(カクタ シノブ)

竹村 和夫(タケムラ カズオ)