建設用鋼材

建設用鋼材

鋼構造物の設計,加工,製作に携わる実務者を対象として,構造用鋼材の製造から使用に至るまでの一貫した知識が,それぞれの分野における権威者によって,理解しやすく記述されている。

ジャンル
発行年月日
1977/10/10
判型
A5 上製/箱入り
ページ数
676ページ
ISBN
978-4-339-05176-6
建設用鋼材
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定価

11,000(本体10,000円+税)

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鋼構造物の設計,加工,製作に携わる実務者を対象として,構造用鋼材の製造から使用に至るまでの一貫した知識が,それぞれの分野における権威者によって,理解しやすく記述されている。

1. 鉄鋼概論
 1. 鉄鋼の種類と用途
  1.1 概説
  1.2 純鉄
  1.3 銑鉄
  1.4 鋼
 2. 製鉄
  2.1 概説
  2.2 製鉄原料
  2.3 製銑作業
  2.4 製銑設備
  2.5 製銑作業の問題点
 3. 製鋼
  3.1 概説
  3.2 製鋼原料
  3.3 製鋼作業
  3.4 造塊作業
  3.5 真空脱ガス法
  3.6 むすび
 4. 加工
  4.1 圧延概説
  4.2 分塊及び鋼片圧延
  4.3 条鋼の製造
  4.4 熱延鋼板の製造
  4.5 冷延鋼板の製造
  4.6 鋼材の問題点と将来の動向
  4.7 線材の製造
  4.8 鋼管の製造
  4.9 軽量形鋼の製造
  4.10 押出し
  4.11 引抜き
  4.12 鍛造品の製造
  4.13 鋳造品の製造
  4.14 表面処理
 5. 鉄鋼材料の品質保証と検査
  5.1 品質保証の概要
  5.2 鉄鋼材料の分析と検査
  5.3 鋼材の表示
  5.4 鋼材検査証明書
2. 鋼の組織と特性
 1. 鋼の金属組織と分類
 2. 鉄鋼の微細構造と組織
  2.
1 鉄鋼の変態と結晶構造
  2.2 格子欠陥と結晶塑性
  2.3 平衡状態図と組織
  2.4 非平衡変態と変態曲線、変態の機構
  2.5 鋼の熱処理技術と組織
  2.6 鋼中の偏析と介在物
 3. 鋼の組織と機械的性質
  3.1 体心立法系の鋼の特性
  3.2 鋼の微視的強化機構
  3.3 鋼の破壊の現象
  3.4 鋼材の破壊じん性
  3.5 鉄鋼の疲れ破壊
3. 鋼材の性質と試験
 1. 添加元素の影響
 2. 鋼材の機械的性質
  2.1 引張特性
  2.2 圧縮試験
  2.3 せん断試験
  2.4 硬さ
  2.5 衝撃特性
  2.6 疲れ強さ
  2.7 低温特性
  2.8 高温特性
  2.9 レラクセーション
  2.10 ラメラーティア
  2.11 破壊じん性
  2.12 遅れ破壊
     参考文献
 3. 鋼材の腐食・防食
  3.1 腐食
  3.2 防食
     参考文献
4. 高張力鋼
 1. 高張力鋼の金属学的概説
  1.1 鋼の強化方法
  1.2 非調質高張力鋼の性質
  1.3 調質高張力鋼の性質
     参考文献
 2. 非調質高張力鋼
  2.1 各種非調質高張力鋼について
  2.2 非調質高張力鋼の使用上の問題点
     参考文献
 3. 高張力鋼(調質)
  3.1 調質処理の効用
  3.2 各種調質高張力鋼について
  3.3 調質高張力鋼の使用上の問題
     参考文献
5. 鋼材の選択のポイント
 1. 鋼材の強さと延性 
  1.1 強さと伸び
  1.2 じん性とぜい性
 2. 耐久性
  2.1 疲労
  2.2 腐食
  2.3 摩耗
  2.4 耐火性
 3. 溶接性
  3.1 硬さ
  3.2 じん性
  3.3 割れ
 4. 加工性
  4.1 切断
  4.2 切削
  4.3 穴あけ
  4.4 曲げ加工
 5. 鋼材の欠陥
  5.1 表面欠陥の種類
  5.2 内部欠陥
 6. 経済・市場
  6.1 鋼材の生産
  6.2 流通
  6.3 消費
  6.4 価格
 7. 鋼材の選択のポイント
  7.1 部材の断面性能と鋼種
  7.2 各種構造物
     参考文献
6. 鋼材の種類
 1. 鋼材の分類
  1.1 概説
  1.2 用途による分類
  1.3 鋼質による分類
  1.4 形状による分類
  1.5 規格による分類
 2. 鉄鋼の規格
  2.1 工業標準化の概要
  2.2 JIS鉄鋼規格の概要
  2.3 JIS以外の規格
 3. 一般構造用圧延鋼材
  3.1 規格
  3.2 外観、形状、寸法及び許容差
 4. 溶接構造用圧延鋼材
  4.1 規格
 5. 耐候性鋼材
  5.1 概説
  5.2 高耐候性圧延鋼材
  5.3 溶接構造用耐候性熱間圧延鋼材
 6. 鋼板
  6.1 種類及び区分
  6.2 標準寸法及び定尺
  6.3 厚板の品質
  6.4 薄鋼板
  6.5 床用鋼板
 7. 形鋼
  7.1 形鋼の種類、形状、材質
  7.2 山形鋼(アングル)
  7.3 みぞ形鋼(チャンネル)
  7.4 I形鋼(Iビーム)
  7.5 T形鋼
  7.6 H形鋼
  7.7 平鋼
  7.8 レール
 8. 鋼管
  8.1 概説
  8.2 一般構造用炭素鋼管管
  8.3 角形鋼管
  8.4 溶接構造用遠心力鋳鋼管
 9. 軽量形鋼
  9.1 一般構造用軽量形鋼
  9.2 デッキプレート
 10. 鋼矢板
  10.1 概説
  10.2 鋼矢板の種類、形状
  10.3 軽量鋼矢板
 11. 棒鋼
  11.1 丸鋼
  11.2 鉄筋コンクリート用棒鋼
  11.3 PC鋼材
 12. 線材
  12.1 概説
  12.2 鉄線
  12.3 硬鋼線材、硬鋼線
  12.4 PC鋼線及びPC鋼より線
  12.5 ワイヤロープ
  12.6 ストランド
 13. 接合材料
  13.1 リベット用棒鋼
  13.2 ボルト材
  13.3 溶接棒及びワイヤ
 14. 再生鋼材
 15. 低温用鋼材
    参考文献
   索引

日本鋼構造協会(ニホンコウコウゾウキョウカイ)