建築振動学

建築構造講座 17

建築振動学

地震をうけたとき,構造物がどのように揺れ,どのような力を受けるかを求めることは,耐震設計を行う上で基本的な課題である。本書はこの耐震のための構造振動学を初めて学ぶ人のための手引である。

ジャンル
発行年月日
1965/05/05
判型
A5
ページ数
224ページ
ISBN
978-4-339-05151-3
建築振動学
在庫僅少
在庫が少ない商品です。品切れとなっている場合がございます。

定価

2,750(本体2,500円+税)

カートに入れる

購入案内

  • 内容紹介
  • 目次
  • 著者紹介

地震をうけたとき,構造物がどのように揺れ,どのような力を受けるかを求めることは,耐震設計を行う上で基本的な課題である。本書はこの耐震のための構造振動学を初めて学ぶ人のための手引である。

第1章 簡単な構造物の自由振動
 1・1 慣性力
 1・2 構造物の振動系へのモデル化
 1・3 一層建物の自由振動
 1・4 二層建物の自由振動
 1・5 1次振動数およびその振動形を求める反覆計算法
第2章 減衰をともなう振動系
 2・1 粘性減衰
 2・2 履歴減衰
第3章 簡単な構造物の外乱に対する応答
 3・1 地動を受ける一層建物
 3・2 地動が正弦波の場合
 3・3 共振現象
 3・4 起震機による強制振動
 3・5 二層建物の地動に対する応答
 3・6 有効質量
 3・7 一般の外乱に対する二層建物の応答
第4章 ロッキング振動とねじれ振動
 4・1 地盤の等価ばね系
 4・2 ロッキング振動の固有振動数と振動系
 4・3 外乱によるロッキング振動
 4・4 ねじれ振動
第5章 地盤ー構造物系における振動伝搬
 5・1 弾性波の基本的性質
 5・2 表面層がある場合の弾性波
 5・3 波動法による高層建物の地震応答の求め方
  5・3・1 建物基礎における地動が与えられた場合
  5・3・2 建物への入射波が与えられた場合
 5・4 地下逸散減衰
第6章 構造物の弾塑性振動
 6・1 構造物の弾塑性振動の意義
 6・2 正弦波地動に対する一層建物の弾塑性振動(近似解法)
 6・3 正弦波地動に対する一層建物の弾塑性振動(厳密解法)
 6・4 正弦波地動に対する二層建物の弾塑性振動
 6・5 倒壊現象
第7章 構造物の地震応答計算
 7・1 建物の振動特性の算定
 7・2 応答スペクトル
 7・3 応答計算法
  7・3・1 位相平面法
  7・3・2 線形加速度法
  7・3・3 Runge-Kutta法
 7・4 地震応答を求める統計的方法
付録1.
付録2.
参考書
索引

田治見 宏(タジミ ヒロシ)