新版 土木材料学

新編土木工学講座 8

新版 土木材料学

本書は,コンクリート標準示方書が1996年版として制定されたのを機会に,新版として全面改訂を行ったものである。鋼・セメントコンクリート・瀝青材料・合成樹脂を中心的内容とし,SI単位を用いて平易に解説した。

ジャンル
発行年月日
1997/04/15
判型
A5 上製
ページ数
310ページ
ISBN
978-4-339-05097-4
新版 土木材料学
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定価

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本書は,コンクリート標準示方書が1996年版として制定されたのを機会に,新版として全面改訂を行ったものである。鋼・セメントコンクリート・瀝青材料・合成樹脂を中心的内容とし,SI単位を用いて平易に解説した。

1. 総論
1.1 材料の分類
1.2 規格
1.3 材料の一般的性質
  1.3.1 材料の機械的性質
  1.3.2 材料の物理的性質
  1.3.3 材料の化学的性質
演習問題
2. 金属材料
2.1 概説
2.2 鉄鋼
  2.2.1 鉄鋼の分類
  2.2.2 純鉄
  2.2.3 銑鉄
  2.2.4 鋼
  2.2.5 鉄鋼製品の製造工程
  2.2.6 鉄鋼製品の用途と規格
  2.2.7 鋳鉄および鋳鋼
  2.2.8 鋼材の試験法
2.3 非鉄金属
  2.3.1 アルミニウムとその合金
  2.3.2 銅とその合金
  2.3.3 鉛・すず・亜鉛
2.4 金属の防食法
演習問題
3. 石材
3.1 概説
  3.1.1 岩石の分類
  3.1.2 岩石の組織
3.2 岩石の性質
  3.2.1 物理的性質
  3.2.2 力学的性質
3.3 石材
  3.3.1 石材の種類
  3.3.2 土木用各種石材
  3.3.3 石材の摂取と加工
  3.3.4 石材の風化と保護
  3.3.5 石材の試験法
  3.3.6 石材の規格および材積単位
3.4 割ぐり石および砕石・砕砂
  3.4.1 割ぐり石
  3.4.2 砕石・砕砂
3.5 砂れき質材料
3.6 コンクリート用骨材
  3.6.1 骨材の種類
  3.6.2 骨材の生産と貯蔵
  3.6.3 骨材の性質と試験法
3.7 アスファルト用骨材
  3.7.1 アスファルト舗装用粗骨材
  3.7.2 アスファルト舗装用細骨材
  3.7.3 アスファルトフィラー
3.8 フィルロック
演習問題
4. セメント・混和材料
4.1 セメント
  4.1.1 概説
  4.1.2 ポルトランドセメント
  4.1.3 混合セメント
  4.1.4 特殊セメント
  4.1.5 セメントの物理的性質と試験方法
  4.1.6 セメントの貯蔵と輸送
4.2 混和材料
  4.2.1 概説
  4.2.2 混和材
  4.2.3 混和剤
  4.2.4 混和材料の貯蔵
演習問題
5. コンクリート
5.1 概説
5.2 水
5.3 コンクリートの性質
  5.3.1 フレッシュコンクリートの性質
  5.3.2 硬化コンクリートの性質
5.4 コンクリートの配合
  5.4.1 配合の表し方
  5.4.2 配合の設計方法
  5.4.3 割増し係数
  5.4.4 配合設計例
5.5 コンクリートの製造および施工
  5.5.1 材料の計量
  5.5.2 練混ぜ
  5.5.3 コンクリートの運搬
  5.5.4 打込み・締固め
  5.5.5 養生
5.6 コンクリートの試験
  5.6.1 フレッシュコンクリートの試験
  5.6.2 硬化コンクリートの試験
5.7 コンクリートの品質管理
  5.7.1 品質の変動
  5.7.2 管理図
  5.7.3 コンクリートの品質検査
5.8 各種コンクリート
  5.8.1 レディーミクストコンクリート
  5.8.2 寒中コンクリートと暑中コンクリート
  5.8.3 水中コンクリート
  5.8.4 プレパックドコンクリート
  5.8.5 軽量骨材コンクリートと重量骨材コンクリート
  5.8.6 マスコンクリート
  5.8.7 プレストレストコンクリート
  5.8.8 繊維補強コンクリート
  5.8.9 高流動コンクリート
5.9 コンクリート製品
  5.9.1 コンクリート製品の特徴
  5.9.2 コンクリート製品の製造
  5.9.3 道路用製品
  5.9.4 管類
  5.9.5 下水道用および灌漑排水用製品
  5.9.6 河海用製品
  5.9.7 ポールおよびくい
  5.9.8 プレストレストコンクリート製品
  5.9.9 その他のコンクリート製品
演習問題
6. 歴青材料
6.1 概説
6.2 アスファルト
  6.2.1 アスファルトの種類
  6.2.2 アスファルトの性質
  6.2.3 アスファルトの規格および試験法
  6.2.4 アスファルト混合物
6.3 タール
  6.3.1 コールタールとガスタール
  6.3.2 舗装タール
6.4 歴青乳剤
  6.4.1 歴青乳剤の種類および性質
  6.4.2 歴青乳剤の規格と試験法
6.5 その他の歴青材料
  6.5.1 カットバックアスファルト
  6.5.2 ゴム入りアスファルト
  6.5.3 カラーバインダー
  6.5.4 歴青目地材
演習問題
7. 土材料
7.1 概説
7.2 土の分類と性質
  7.2.1 土の分類
  7.2.2 土の性質
7.3 土の安定材料
  7.3.1 天然材料
  7.3.2 注入材料
7.4 粘土製品
  7.4.1 粘土製品の原料
  7.4.2 れんが
  7.4.3 陶管
演習問題
8. 高分子材料
8.1 概説
  8.1.1 プラスチックの概念
  8.1.2 プラスチックの種類,性質および一般用途
8.2 添加材料
  8.2.1 可塑剤
  8.2.2 充てん剤
8.3 プラスチックの一般的特性
  8.3.1 プラスチックの長所
  8.3.2 プラスチックの問題点
8.4 建設材料としての用途
  8.4.1 硬質塩化ビニル管
  8.4.2 ポリエチレン管
  8.4.3 繊維補強プラスチック(FRP)
  8.4.4 遮水,防砂とプラスチック
  8.4.5 橋・道路工事関係
  8.4.6 型枠とプラスチック
  8.4.7 鉄道軌道関係付属成形品
  8.4.8 塗装とプラスチック
  8.4.9 接着剤としての利用
  8.4.10 土の安定剤
  8.4.11 ポリマーコンクリート
演習問題
9. 木材
9.1 概説
  9.1.1 木材の分類
  9.1.2 樹木の構造
9.2 木材の性質
  9.2.1 物理的性質
  9.2.2 力学的性質
9.3 木材の耐久性
  9.3.1 腐食と防腐法
  9.3.2 虫害と防虫法
  9.3.3 防火処理法
9.4 製材
  9.4.1 伐採と貯木
  9.4.2 製材と規格
  9.4.3 木材の乾燥
  9.4.4 木材の欠陥
9.5 木材の試験法
  9.5.1 圧縮試験
  9.5.2 引張試験
  9.5.3 曲げ試験
  9.5.4 せん断試験
9.6 木材の加工品
  9.6.1 ベニヤ合板
  9.6.2 その他の加工板
演習問題
10. 火薬類
10.1 概説
10.2 火薬
10.3 爆薬
  10.3.1 起爆薬
  10.3.2 爆薬
  10.3.3 火工品
10.4 火薬類の使用法と取扱い
  10.4.1 黒色火薬の使用法
  10.4.2 ダイナマイトの使用法
  10.4.3 取扱い上の注意
  10.4.4 使用上の注意
演習問題
付録 関係JIS規格一覧表
1. 金属材料関係
2. 石材関係
3. セメント・コンクリート関係
4. 歴青材料関係
5. 土材料関係
6. 高分子材料関係
7. 木材関係
8. 火薬類関係
9. 一般関係
索引

近藤 泰夫(コンドウ ヤスオ)

岸本 進(キシモト ススム)

角田 忍(カクタ シノブ)