図解 プラスチック成形加工

図解 プラスチック成形加工

プラスチック材料の種類と特性を紹介し,各種成形加工の概要と特徴,複合材料の成形,塑性加工,材料の流動特性およびリサイクル技術について,基礎から先進技術まで,多くの図表をもとにわかりやすく解説した。

ジャンル
発行年月日
2002/05/10
判型
A5
ページ数
160ページ
ISBN
978-4-339-04565-9
図解 プラスチック成形加工
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プラスチック材料の種類と特性を紹介し,各種成形加工の概要と特徴,複合材料の成形,塑性加工,材料の流動特性およびリサイクル技術について,基礎から先進技術まで,多くの図表をもとにわかりやすく解説した。

1 総論
1.1 プラスチックの発展と用途
1.2 プラスチック材料と金属材料
1.3 プラスチック加工と金属加工
1.4 構造の違う多彩なプラスチック

2 プラスチック材料の種類と特性
2.1 熱可塑性プラスチックの種類
2.2 代表的な熱可塑性プラスチックの性質
 2.2.1 汎用プラスチック
 2.2.2 汎用エンジニアリングプラスチック
 2.2.3 特殊エンジニアリングプラスチック
2.3 熱硬化性プラスチックの種類
2.4 各種プラスチック材料の力学的性質

3 成形加工法の種類
3.1 熱可塑性と熱硬化性の成形性の相違
3.2 成形加工温度
3.3 加工法と製品

4 各種成形加工
4.1 前処理
4.2 射出成形
 4.2.1 成形機と基本構造
 4.2.2 可塑化のメカニズム
 4.2.3 射出成形の主要能力
 4.2.4 射出条件と寸法精度
 4.2.5 成形不良とその対策
 4.2.6 射出成形技術の応用
4.3 押出成形
 4.3.1 成形メカニズムと基礎理論
 4.3.2 スクリューの構造と成形性
 4.3.3 押出成形品の品質
4.4 ブロー成形
 4.4.1 成形法と成形メカニズム
 4.4.2 ブロー成形の課題と応用技術
4.5 熱成形(真空成形・圧空生計)
 4.5.1 成形法の種類と特徴
 4.5.2 成形温度と絞り比
 4.5.3 成形材料と成形機の選択基準
4.6 圧縮,トランスファ成形
 4.6.1 成形法と成形メカニズム
 4.6.2 特徴と応用
4.7 粉末成形
 4.7.1 成形法の種類と特徴
 4.7.2 加圧成形法における加圧力と加圧測度の影響
 4.7.3 加圧成形品の熱処理の効果
 4.7.4 超音波粉末成形
4.8 複合材料の成形
 4.8.1 複合材料の創製
 4.8.2 複合の目的と効果
 4.8.3 強化複合のしくみ
 4.8.4 繊維強化熱硬化性プラスチック(FRP/FRTS)の成形法と特徴
 4.8.5 繊維強化熱可塑性プラスチック(FRTP)の成形法と特徴
 4.8.6 複合鋼板
4.9 その他の成形法
 4.9.1 延伸成形
 4.9.2 ラミネーション成形(積層成形)
 4.9.3 カレンダ成形
 4.9.4 発泡成形
 4.9.5 RIM成形

5 塑性加工
5.1 鍛造加工
 5.1.1 加工法
 5.1.2 特徴と加工例
5.2 押出加工
 5.2.1 加工法
 5.2.2 特徴と加工例
 5.2.3 押出材の内部構造
 5.2.4 押出材(予変形材)の有効利用
5.3 引抜き加工
 5.3.1 加工法
 5.3.2 特徴と加工例
5.4 圧延加工
 5.4.1 加工法
 5.4.2 強度特性と加工例
 5.4.2 異方性とその対策
5.5 せん断加工
 5.5.1 加工法
 5.5.2 プラスチック単一材のせん断切口面の性状
 5.5.3 せん断加工特性
 5.5.4 複合材料のせん断加工
5.6 曲げ加工
 5.6.1 加工法
 5.6.2 特徴と加工例
5.7 絞り加工
 5.7.1 加工法
 5.7.2 絞り性と加工例

6 材料の流動特性
6.1 金型内の材料の流れ
6.2 溶融プラスチックの基本流動特性
6.3 速度分布とせん断速度分布(基礎理論)
6.4 材料流動とCAEシステム
6.5 塑性変形による材料の流れ
 6.5.1 引張り,圧縮変形特性
 6.5.2 温度,ひずみ速度の影響

7 成形による状態変化と結晶化
7.1 成形温度と状態変化
7.2 結晶化(球晶の生成)
7.3 構造発見

8 リサイクル技術
8.1 リサイクル技術の種類
8.2 マテリアルリサイクル技術の展開

付録
索引

松岡 信一(マツオカ シンイチ)