機械工作法 (増補)

機械系 教科書シリーズ 3

機械工作法 (増補)

  • 平井 三友 大阪府立大高専名誉教授・滋慶医療科学大准教授 博士(工学)
  • 和田 任弘 奈良高専名誉教授・奈良高専特命教授・鳥羽商船高専客員教授 工博
  • 塚本 晃久 大阪公立大高専教授 博士(工学)

「ものの作り方」を知ってもらうために,機械工作法の主要な分野をわかりやすくまとめて解説した。鉄鋼など金属材料各種の加工法とプラスチック成形法を解説している。増補に際しては熱処理,材料学を付録として追加した。

ジャンル
発行年月日
2005/03/31
判型
A5
ページ数
208ページ
ISBN
978-4-339-04481-2
機械工作法 (増補)
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定価

2,750(本体2,500円+税)

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  • 日本工学教育協会賞(著作賞)を受賞いたしました。
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「ものの作り方」を知ってもらうために,機械工作法の主要な分野をわかりやすくまとめて解説した。鉄鋼など金属材料各種の加工法とプラスチック成形法を解説している。増補に際しては熱処理,材料学を付録として追加した。

1. 緒論
1.1 機械工作法について
1.2 各種工作法について

2. 鋳造
2.1 概要
2.2 模型
 2.2.1 模型の種類
 2.2.2 模型用材料
2.3 鋳型
 2.3.1 砂型
 2.3.2 シェルモールド法
 2.3.3 特殊鋳型
 2.3.4 金型
 2.3.5 鋳造方案
 2.3.6 造型用機械
2.4 溶解炉
 2.4.1 キュポラ
 2.4.2 電気炉
 2.4.3 るつぼ炉
 2.4.4 反射炉
2.5 鋳物の欠陥と検査方法
 2.5.1 欠陥
 2.5.2 検査方法
2.6 鋳造用金属材料
 2.6.1 鋳鉄
 2.6.2 鋳鋼
 2.6.3 銅合金
 2.6.4 軽合金
2.7 特殊鋳造法
 2.7.1 ダイカスト
 2.7.2 遠心鋳造法
 2.7.3 真空脱ガス法
 2.7.4 連続鋳造法

3. 塑性加工
3.1 概要
 3.1.1 塑性加工とは
 3.1.2 塑性加工の特徴
3.2 鍛造
 3.2.1 鍛造とは
 3.2.2 熱間鍛造と冷間鍛造
 3.2.3 自由鍛造
 3.2.4 型鍛造
 3.2.5 鍛造用機械
 3.2.6 鍛造用材料
 3.2.7 鍛造用加熱炉
 3.2.8 鍛造品の欠陥
3.3 圧延
 3.3.1 圧延とは
 3.3.2 圧延機
 3.3.3 鉄鋼の圧延
 3.3.4 材料の変形
 3.3.5 ロールの変形
3.4 プレス
 3.4.1 プレスとは
 3.4.2 プレス加工の種類
 3.4.3 プレス機械
3.5 その他の塑性加工法
 3.5.1 爆発成形法
 3.5.2 放電成形法
 3.5.3 電磁成形法
 3.5.4 高速鍛造

4. 溶接
4.1 溶接の概要
4.2 アーク溶接
 4.2.1 アーク溶接の概要
 4.2.2 被覆アーク溶接
 4.2.3 グラビティアーク溶接
 4.2.4 サブマージアーク溶接
 4.2.5 イナートガスアーク溶接
 4.2.6 炭酸ガスアーク溶接
4.3 ガス溶接
4.4 抵抗溶接
 4.4.1 点溶接
 4.4.2 突起溶接
 4.4.3 縫合せ溶接
 4.4.4 突合せ溶接
 4.4.5 火花突合せ溶接
4.5 その他の溶接
 4.5.1 エレクトロスラグ溶接
 4.5.2 高周波溶接
 4.5.3 アークスタッド溶接
 4.5.4 ガス圧接
 4.5.5 摩擦圧接
 4.5.6 電子ビーム溶接
 4.5.7 レーザビーム溶接
 4.5.8 ろう付けとはんだ付け
4.6 溶接部の性質
 4.6.1 溶接部分の組織
 4.6.2 母材の変質
 4.6.3 溶接ひずみと変形
 4.6.4 溶接部の欠陥
4.7 各種材料の溶接
 4.7.1 中炭素鋼、高炭素鋼
 4.7.2 ステンレス鋼
 4.7.3 鋳鉄
 4.7.4 鋳鋼
 4.7.5 アルミニウムおよびアルミニウム合金
 4.7.6 銅および銅合金
 4.7.7 プラスチック

5. 切削加工
5.1 概要
5.2 切削理論
 5.2.1 切削機構
 5.2.2 切りくず
 5.2.3 構成刃先
 5.2.4 切削抵抗
 5.2.5 切削温度
 5.2.6 工具材料
 5.2.7 工具の損傷
 5.2.8 工具寿命
 5.2.9 理論粗さ
 5.2.10 切削液
5.3 旋盤
 5.3.1 旋盤の構造
 5.3.2 旋盤の種類
 5.3.3 旋盤作業
5.4 ボール盤
 5.4.1 ボール盤の構造および種類
 5.4.2 ボール盤の作業および工具
5.5 中ぐり盤
 5.5.1 中ぐり盤による作業
 5.5.2 中ぐり盤の種類
5.6 フライス盤
 5.6.1 フライスによる加工
 5.6.2 フライス盤
 5.6.3 フライス盤による作業
5.7 平削り盤
 5.7.1 平削り盤による加工
 5.7.2 平削り盤の構造
5.8 形削り盤
5.9 立削り盤
5.10 ブローチ盤
 5.10.1 ブローチ盤による加工
 5.10.2 ブローチ盤の構造
5.11 歯きり加工
 5.11.1 概要
 5.11.2 歯車の切削加工の方法
 5.11.3 歯車創成による歯切り
 5.11.4 傘歯車の加工
 5.11.5 歯車の仕上げ加工
5.12 NC工作機械
 5.12.1 概要
 5.12.2 NC工作機械による加工
 5.12.3 制御方式
 5.12.4 工具の移動
 5.12.5 マシニングセンタ

6. 研削加工
6.1 概要
6.2 研削理論
 6.2.1 砥粒切込み深さ
 6.2.2 接触弧長さ
 6.2.3 切込み角
6.3 研削砥石
 6.3.1 砥石の構造
 6.3.2 砥石の研削状態
 6.3.3 砥石の目直し,形直し,成形
6.4 平面研削
6.5 円筒研削
 6.5.1 トラバース研削
 6.5.2 プランジ研削
 6.5.3 アンギュラ研削
6.6 心なし研削
6.7 内面研削
6.8 特殊研削法
 6.8.1 工具研削
 6.8.2 ねじ研削
 6.8.3 歯車研削

7. 精密加工および特殊加工
7.1 概要
7.2 ホーニング
7.3 超仕上げ
7.4 ラッピング
 7.4.1 湿式ラッピング
 7.4.2 乾式ラッピング
7.5 超音波加工
7.6 液体ジェット加工とアブレシブジェット加工
7.7 バフ仕上げ
7.8 放電加工
7.9 電子ビーム加工
7.10 プラズマ加工
7.11 レーザ加工
7.12 化学研磨
7.13 ケミカルミリング
7.14 電解研磨
7.15 電解加工
7.16 電解研削

8. プラスチック成形加工
8.1 概要
8.2 プラスチック材料
 8.2.1 プラスチック
 8.2.2 プラスチックの種類
8.3 圧縮成形
8.4 トランスファ成形
8.5 射出成形
8.6 押出し成形
8.7 ブロー成形
8.8 カレンダ成形
8.9 ペースト成形
8.10 粉末成形
8.11 積層成形
8.12 熱成形

付録
付1 熱処理
 付1.1 熱処理概要
 付1.2 鋼の変態
 付1.3 炭素鋼の平衡状態図
 付1.4 熱処理の原理
 付1.5 普通熱処理
 付1.6 等温熱処理
 付1.7 表面加工熱処理
付2 材料学
 付2.1 材料学概要
 付2.2 金属材料
 付2.3 プラスチック材料
 付2.4 セラミックス材料
 付2.5 複合材料

引用・参考文献
索引

amazonレビュー

平井 三友(ヒライ ミトモ)

和田 任弘(ワダ タダヒロ)

塚本 晃久(ツカモト アキヒサ)