センシング工学

メカトロニクス教科書シリーズ 4

センシング工学

センシング工学は,センシング技術を体系化するために生まれた新学問分野である。本書ではセンシング工学の基礎からセンシングデバイスに利用される物理現象,光や画像を応用したセンシング技術,信号処理技術などを解説した。

ジャンル
発行年月日
1992/10/20
判型
A5 上製
ページ数
180ページ
ISBN
978-4-339-04393-8
センシング工学
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定価

2,420(本体2,200円+税)

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センシング工学は,センシング技術を体系化するために生まれた新学問分野である。本書ではセンシング工学の基礎からセンシングデバイスに利用される物理現象,光や画像を応用したセンシング技術,信号処理技術などを解説した。

1. センシング工学の基礎
1.1 センシング工学とは
1.2 センシングの目的
1.3 センシングの方式
  1.3.1 測定量に関する分類
  1.3.2 アクティブ法とパッシブ法
  1.3.3 接触形センシングと非接触形センシング
  1.3.4 センシングの次元
  1.3.5 そのほかのセンシングの方式
1.4 センシングシステムの基礎
  1.4.1 センシングシステムの構成
  1.4.2 人間に学ぶセンシングシステム
  1.4.3 スマートセンサ
1.5 基本単位と基本量
  1.5.1 SIの構成
  1.5.2 基本量の標準
  1.5.3 従来単位からSIへの変換
1.6 センシングデータの処理と評価
  1.6.1 センシングデータの処理
  1.6.2 センシングデータの不確かさ解析
演習問題
2. センシングデバイス
2.1 センサとトランスデューサ
2.2 センシングデバイスの分類
2.3 センシングデバイスに利用されている変換原理
  2.3.1 古典力学
  2.3.2 電気工学,電磁気学
  2.3.3 物理現象
  2.3.3-1 光電効果
  2.3.3-2 熱現象,熱電効果
  2.3.3-3 圧電現象,音現象
  2.3.3-4 磁気現象
  2.3.3-5 電子放出,放電・電離現象
  2.3.3-6 超伝導
  2.3.3-7 化学現象
演習問題
3. 光応用センシング技術
3.1 光応用センシング
3.2 光源の種類
3.3 レーザ
  3.3.1 レーザの特徴
  3.3.2 レーザの基本原理
  3.3.3 レーザの発振原理
  3.3.4 レーザの種類
3.4 光応用センシング技術
  3.4.1 光の干渉を利用したセンシング
  3.4.2 ホログラフィを利用したセンシング
  3.4.3 スペックルを利用したセンシング
  3.4.4 分光を利用したセンシング
  3.4.5 光ファイバを利用したセンシング
演習問題
4. 画像応用センシング技術
4.1 画像応用センシング
4.2 画像応用センシング技術の特長
4.3 ディジタル画像処理
  4.3.1 ディジタル画像処理の基礎
  4.3.2 濃淡画像処理
  4.3.3 2値画像処理
  4.3.4 動画像処理
4.4 画像を利用したセンシング技術
  4.4.1 CT
  4.4.2 工業製品の欠陥検査
  4.4.3 リモートセンシング
  4.4.4 3次元形状・位置のセンシング
  4.4.5 流体・燃焼解析
演習問題
5. 信号処理
5.1 センシング技術における信号処理
5.2 アナログ信号処理
  5.2.1 オペアンプの基礎
  5.2.2 信号の増幅
  5.2.3 信号の演算
  5.2.4 信号の変換
5.3 A/D変換
  5.3.1 A/D変換
  5.3.2 A/D変換器
5.4 ディジタル信号処理
  5.4.1 フーリエ解析
  5.4.2 フーリエ級数展開
  5.4.3 フーリエ変換
  5.4.4 離散フーリエ変換
  5.4.5 高速フーリエ変換
5.5 マイクロコンピュータヘの信号入力
  5.5.1 マイクロコンピュータの基本構成
  5.5.2 マイクロコンピュータヘの信号の入力方法
演習問題
メモ一覧
音速
ホイートストンブリッジ
光の二重性(粒子性と波動性)
エネルギの単位eV(エレクトロンボルト)
真空中での光の波長(λ),波数(ν´),振動数(ν)の関係
光の速度と光路長
ドップラー効果
2次元フーリエ変換
微積分回路を用いたフィルタ
サンプリング定理(標本化定理)
引用・参考文献
演習問題の解答
索引

新美 智秀(ニイミ トモヒデ)