未来への工学(3) - ファインセラミックス -

未来への工学(3) - ファインセラミックス -

(1),(2)巻と同じく日本工業会の講演会とパネル討論会の内容を編集したもので,テーマは将来多目的な利用が期待される材料としてのファインセラミックスの研究開発状況と将来・展望である。

ジャンル
発行年月日
1986/02/15
判型
A5 上製
ページ数
240ページ
ISBN
978-4-339-04239-9
未来への工学(3) - ファインセラミックス -
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定価

4,950(本体4,500円+税)

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(1),(2)巻と同じく日本工業会の講演会とパネル討論会の内容を編集したもので,テーマは将来多目的な利用が期待される材料としてのファインセラミックスの研究開発状況と将来・展望である。

1部
 わが国工学の将来と使命
1. わが国の産業用ロボットの現況 中島清一郎
 1・1 はじめに
 1・2 産業用ロボットとの出会い
 1・3 日本におけるロボットの普及
 1・4 産業用ロボットの分類と将来
2. 自動化と人間化の合一 森政弘
 2・1 はじめに
 2・2 人減らしの自動化では発展性なし
 2・3 自動化と人間化の合一
 2・4 合一のキーポイントは「自己」
 2・5 遊びと仕事の合一 -役立たぬものはない-
 2・6 敵と味方の合一 -悪を善に転じる方法-
 2・7 悪性の強いものは善性が強く,善性の強いものは悪性が強い
 2・8 おわりに
2部
 第3回 未来の工学に関するパネル討論会
  -ファインセラミックス-
1. ファインセラミックスに期待するもの 斉藤進六
2. ファインセラミックスと行政 中島邦雄
3. 構造用セラミックスの研究状況 鈴木弘茂
4. 電磁気用セラミックスの研究状況 柳田博明
5. ファインセラミックスの応用(構造用セラミックスを主として) 山本登
 5・1 ファインセラミックスとは
 5・2 構造用セラミックスの性質と用途
 5・3 構造用セラミックスの課題と見通し
6. ファインセラミックスの応用(光学的・電磁的セラミックスを主として) 一ノ瀬昇
 6・1 はじめに
 6・2 絶縁体セラミックス
 6・3 誘電体セラミックス
 6・4 圧電セラミックス
 6・5 磁性セラミックス
 6・6 半導体セラミックス
 6・7 光学用セラミックス
7. ファインセラミックスと微細構造 猪股吉三
 7・1 はじめに
 7・2 結晶表面に張力が働くか
 7・3 Thomson-Freundlichの概念は正しいか
 7・4 粒子表面や界面の曲率に依存して粒子内部に幾何学的に連続した化学ポテンシャルのこう配が生ずるか
 7・5 拡散に律せられた物質移動は原子や分子のポテンシャルのこう配を用いてFickの法則で説明できるか
 7・6 “空孔理論”の問題点
 7・7 “空孔理論”への反証
 7・8 拡散に律せられた物質移動の自由エネルギー理論
 7・9 現象と原理との対応
 7・10 むすび
8. 複合セラミックス 樋端保夫
 8・1 はじめに
 8・2 セラミックスの複合化
 8・3 SiC(ω)-Si3N4系セラミックス材料
 8・4 セラミックスの複合化研究と今後の展望
9. 総合討論および質疑応答 座長 鈴木弘茂

中島 清一郎(ナカジマ セイイチロウ)

森 政弘(モリ マサヒロ)

斉藤 進六(サイトウ シンロク)

中島 邦雄(ナカジマ クニオ)

鈴木 弘茂(スズキ ヒロシゲ)

柳田 博明(ヤナギダ ヒロアキ)

山本 登(ヤマモト ノボル)

一ノ瀬 昇(イチノセ ノボル)

猪股 吉三(イノマタ ヨシゾウ)

樋端 保夫(トウハタ ヤスオ)