改訂 材料力学要論 - Elements of Strength of Materials -

改訂 材料力学要論 - Elements of Strength of Materials -

原著者の「材料力学」の要約本ともいうべきもので,上書の内容が豊富すぎるのに対し,この要論は初学者向きに適切に要約されている。例題問題を追加・訂正。

ジャンル
発行年月日
1972/01/30
判型
A5 上製
ページ数
406ページ
ISBN
978-4-339-04233-7
改訂 材料力学要論 - Elements of Strength of Materials -
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定価

4,180(本体3,800円+税)

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原著者の「材料力学」の要約本ともいうべきもので,上書の内容が豊富すぎるのに対し,この要論は初学者向きに適切に要約されている。例題問題を追加・訂正。

第1章 引張り,圧縮およびせん断──その1
1.1 緒言
1.2 内力と応力
1.3 弾性とひずみ
1.4 引張りと圧縮における不静定問題
1.5 細い円輪
第2章 引張り,圧縮およびせん断──その2
2.1 断面の位置による応力の変化
2.2 応力──ひずみ線図と使用応力
2.3 極限設計法
2.4 引張りおよび圧縮におけるひずみエネルギ
2.5 引張りおよび圧縮部材における応力集中
第3章 二軸の引張りと圧縮
3.1 薄肉圧力容器の応力
3.2 二軸応力の解析の続き
3.3 二軸応力に対するモールの応力円
3.4 純粋せん断
3.5 圧力容器におけるリベット継手と溶接継手
第4章 ねじり
4.1 丸軸のねじり
4.2 密巻きコイルばね
4.3 せん断とねじりにおけるひずねエネルギ
4.4 薄肉管のねじり
4.5 長方形その他種々の断面の軸
第5章 はりにおける応力──その1
5.1 せん断力と曲げモーメント
5.2 せん断力線図と曲げモーメント線図
5.3 はりにおける曲げ応力
5.4 はりの断面の種々の形状
5.5 曲げにおけるせん断応力
5.6 組立ばりの応力
第6章 はりにおける応力──その2
6.1 はりの塑性曲げ
6.2 二つの材料から成るはり
6.3 鉄筋コンクリートばり
6.4 任意の断面をもつはりの曲げ
6.5 薄肉断面ばりにおけるせん断応力
6.6 曲りばりの曲げ応力
第7章 平面応力と平面ひずみの解析
7.1 平面応力の一般の場合
7.2 はりにおける主応力
7.3 曲げとねじりの組合せに基づく応力
7.4 ひずみの解析
7.5 ひずみロゼット
第8章 はりのたわみ
8.1 弾性線の微分方程式
8.2 面積モーメント法
8.3 たわみの重ね合わせ
8.4 曲げのひずみエネルギ
8.5 せん断ひずみによるたわみ
第9章 不静定ばり
9.1 重ね合せ法
9.2 三連モーメントの定理
9.3 カスチリアノの定理
9.4 不静定問題に対するカスチリアノの定理の応用
9.5 不静定ばりの極限解析
第10章 柱の理論
10.1 短い支柱の偏心荷重
10.2 長柱とオイラーの公式
10.3 オイラーの公式に対する付記
10.4 正割公式
10.5 適当な偏心による柱の欠陥の表現
10.6 柱の経験公式
第11章 材料の機械的性質
11.1 引張試験
11.2 降伏点
11.3 鋼の降伏点以上の伸び
11.4 引張破断の形
11.5 圧縮試験
11.6 組合せ応力下の材料試験
11.7 強さに関する諸学説
11.8 衝撃試験
11.9 金属の疲れ
11.10 組合せ応力下の疲れ
11.11 疲れと応力集中
11.12 高温における金属の物理的性質
付録
A. 普通に用いられる構造用材料の物理的性質
B. 平面図形の断面二次モーメント
B-I. 諸表
慣用諸断面の諸元;広フランジ断面の諸元;アメリカ標準I型断面の諸元;アメリカ標準みぞ形断面の諸元;等辺山形断面の諸元;不等辺山形断面の諸元
C. メートル法工学単位諸表
工業材料の弾性的ならびに機械的性質;鉄鋼の許容応力;安全率;最大弾性ひずみエネルギ;換算表
D. 訳者注
E. SI単位諸表
材料力学で用いられる主要な組立SI単位;固有の名称をもつ組立SI単位;単位の換算係数;工業材料の力学的性質の例(室温)
F. 単位の換算について(訳者)
索引

S.P. ティモシェンコ(エスピー ティモシェンコ)

前澤 成一郎(マエザワ セイイチロウ)