機械工学概論

新編機械工学講座 20

機械工学概論

大学・短大・工業高専の機械科以外の電気・通信・化学・建築・土木の各科の教科書・参考書を目的に,機械工学の概要を習得できるように図面を多く取り入れ要領よくまとめて記述したものである。

ジャンル
発行年月日
1970/04/30
判型
A5 上製
ページ数
400ページ
ISBN
978-4-339-04083-8
機械工学概論
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定価

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大学・短大・工業高専の機械科以外の電気・通信・化学・建築・土木の各科の教科書・参考書を目的に,機械工学の概要を習得できるように図面を多く取り入れ要領よくまとめて記述したものである。

1. 総論
1.1 機械の種類
  1.1.1 動力機械
  1.1.2 作業機械
  1.1.3 機械の構成
1.2 機械工業
2. 機械材料
2.1 金属および合金
  2.1.1 純金属の結晶構造
  2.1.2 金属の塑性変形・加工硬化・再結晶
  2.1.3 合金の平衡状態図
2.2 鉄鋼および鋳鉄
  2.2.1 純鉄および炭素鋼
  2.2.2 合金鋼
  2.2.3 鋳鋼
  2.2.4 鋳鉄
2.3 非鉄合金
  2.3.1 銅および銅合金
  2.3.2 ニッケルおよびニッケル合金
  2.3.3 アルミニウムおよびアルミニウム合金
  2.3.4 マグネシウムおよびマグネシウム合金
  2.3.5 チタンおよびチタン合金
2.4 非金属材料
  2.4.1 耐火物および断熱材料
  2.4.2 プラスチック
2.5 機械材料の非破壊検査法
  2.5.1 浸透探傷法
  2.5.2 磁気粉末探傷法
  2.5.3 超音波探傷法
  2.5.4 放射線透過探傷法
3. 材料力学
3.1 基礎的事項
  3.1.1 応力とひずみ
  3.1.2 フック法則と重ね合わせの原理
  3.1.3 許容応力と安全係数
  3.1.4 弾性係数
3.2 単純応力とひずみ
  3.2.1 引張圧縮
  3.2.2 せん断
3.3 平面応力とひずみ
  3.3.1 平面応力状態の基礎
  3.3.2 実際面における平面応力状態
3.4 はりの曲げ
  3.4.1 曲げをうける部材の基礎
  3.4.2 はりの応力
  3.4.3 はりの曲げ変形
3.5 ねじり
  3.5.1 円形断面棒のねじり
3.6 柱
  3.6.1 長柱の圧縮
3.7 組合せ応力
  3.7.1 曲げと引張または圧縮の組合せ
  3.7.2 曲げとねじりの組合せ
3.8 平板
  3.8.1 一様分布荷重をうける長方形板
3.9 回転円板
  3.9.1 厚さの一様な回転円板
4. 機械の力学
4.1 機械の振動
  4.1.1 自由振動
  4.1.2 強制振動
  4.1.3 ねじれ振動
4.2 クランク機構の力学
  4.2.1 ピストンおよび連接棒の運動
  4.2.2 連接棒に作用する慣性力
4.3 回転軸と回転機械
  4.3.1 回転軸
  4.3.2 回転体のつりあわせ
  4.3.3 はずみ車
4.4 振動の防止
4.5 防振用ばね
  4.5.1 金属ばね
  4.5.2 ゴムばね
5. 機械要素
5.1 機械要素
5.2 締結用部品
  5.2.1 ねじ部品
  5.2.2 キー
  5.2.3 ピン
  5.2.4 リベット
5.3 運動伝達用部品
  5.3.1 摩擦車
  5.3.2 歯車
  5.3.3 カム
  5.3.4 軸,軸継手
  5.3.5 軸受
  5.3.6 リンク装置
  5.3.7 ベルト
  5.3.8 チェーン
5.4 運動制御用部品
  5.4.1 緩衝装置・ダンバ
  5.4.2 ばね
  5.4.3 ブレーキ
5.5 流体用部品
  5.5.1 圧力容器
  5.5.2 管・管継手
  5.5.3 弁およびコック
  5.5.4 漏えい防止部品
6. 機械工作
6.1 概要
  6.1.1 機械材料の加工法
  6.1.2 機械工場の組織と製作の概要
6.2 鋳造
  6.2.1 鋳物と鋳造作業
  6.2.2 各種鋳造法の概要
6.3 塑性加工
  6.3.1 鍛造加工
  6.3.2 圧延・引抜き・押出し加工
  6.3.3 プレス加工
6.4 溶接と切断
  6.4.1 ガス溶接
  6.4.2 アーク溶接
  6.4.3 抵抗溶接
  6.4.4 エレクトロスラグ溶接・電子ビーム溶接・摩擦圧接および切断
6.5 切削加工
  6.5.1 切削工具による加工
  6.5.2 砥石および砥粒による加工
  6.5.3 歯切りおよび歯研削
  6.5.4 ならい加工および数値制御
6.6 特殊加工
  6.6.1 電解加工
  6.6.2 放電加工
6.7 工作測定
  6.7.1 長さおよび角度の測定
  6.7.2 形状精度の測定
  6.7.3 ねじおよび歯車の測定
  6.7.4 自動定寸
6.8 熱処理
  6.8.1 熱処理の種類
  6.8.2 炭素鋼の熱処理
7. 機械設計
7.1 機械設計について
7.2 機能に関する事項
  7.2.1 機能
  7.2.2 効率
  7.2.3 公共性
7.3 材料に関する事項
  7.3.1 荷重条件と材料強度
  7.3.2 安全係数
7.4 工作に関する事項
  7.4.1 素材の選定
  7.4.2 公差とはめあい
  7.4.3 仕上面あらさ
7.5 設計管理
  7.5.1 標準化
  7.5.2 機械製図
  7.5.3 まとめ
8. 水力学・水力機械
8.1 水力学
  8.1.1 緒論
  8.1.2 水の物理的性質
8.2 静水力学
  8.2.1 圧力の強さ
  8.2.2 壁面に作用する水圧
8.3 動水力学の基礎
  8.3.1 流体の運動
  8.3.2 連続の理
  8.3.3 ベルヌイの定理
  8.3.4 トリチエリの定理
8.4 管路内の流れ
  8.4.1 層流・乱流
  8.4.2 摩擦による損失
  8.4.3 管路内の諸損失
  8.4.4 管路の総損失と流量
  8.4.5 水力こう配線
  8.4.6 水撃作用
8.5 流量測定
  8.5.1 ベンチュリ計
  8.5.2 ピトー管
  8.5.3 オリフィス
  8.5.4 管内オリフィスとノズル
  8.5.5 せき
8.6 流体中の物体に作用する力
  8.6.1 流れの中の物体の抵抗
  8.6.2 噴流が物体に及ぼす力
8.7 水力発電と水車
  8.7.1 水車の出力と効率
  8.7.2 水力発電所概要
  8.7.3 水車の定義と種類
8.8 ペルトン水車
  8.8.1 概要と構造
  8.8.2 バケットに及ぼす水の作用
8.9 フランシス水車
  8.9.1 概要と構造
  8.9.2 羽根車における水の作用
8.10 プロペラ水車
  8.10.1 概要と構造
8.11 水車の特性
  8.11.1 水車の比速度
  8.11.2 水車の運転特性
  8.11.3 水車調整法
8.12 ポンプ
  8.12.1 ポンプの概要
  8.12.2 うず巻ポンプ
  8.12.3 軸流ポンプと斜流ポンプ
  8.12.4 往復ポンプ
  8.12.5 回転ポンプ
  8.12.6 再生ポンプ
  8.12.7 噴流ポンプ
  8.12.8 空気揚水ポンプ
8.13 水圧機械
  8.13.1 水圧プレス
  8.13.2 液体伝動装置
9. 熱力学・熱機関
9.1 熱力学概要
  9.1.1 熱機関と熱原動所
  9.1.2 熱力学の第一法則
  9.1.3 熱力学の第二法則
  9.1.4 伝熱概要
9.2 蒸気原動設備
  9.2.1 概要
  9.2.2 蒸気の性質
  9.2.3 ランキンサイクル
  9.2.4 蒸気ボイラ
  9.2.5 蒸気タービン
  9.2.6 復水装置
9.3 内燃機関
  9.3.1 概要
  9.3.2 内燃機関の作業サイクル
  9.3.3 内燃機関の理論サイクル
  9.3.4 実際の内燃機関
  9.3.5 ガスタービン
9.4 冷凍機
  9.4.1 概要
  9.4.2 蒸気圧縮冷凍機
  9.4.3 熱ポンプ
付録
問題解答
索引

関口 久美(セキグチ ヒサヨシ)

竹中 規雄(タケナカ ノリオ)

吉原 英夫(ヨシハラ ヒデオ)