改訂 工作機械

標準機械工学講座 18

改訂 工作機械

工作機械発展の方向をとらえ,工作機械を力学的・効率的に検討するための基礎事項,工作機械の主要構成部分,駆動機構に関する実例および工作工程における自動制御の適用などを増補改訂した。

ジャンル
発行年月日
1969/03/20
判型
A5 上製
ページ数
246ページ
ISBN
978-4-339-04017-3
改訂 工作機械
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工作機械発展の方向をとらえ,工作機械を力学的・効率的に検討するための基礎事項,工作機械の主要構成部分,駆動機構に関する実例および工作工程における自動制御の適用などを増補改訂した。

第1章 序説
1.1 工作機械
1.2 工作機械の分類
1.3 工作機械の特質
1.4 工作機械の効率,切削抵抗および動力
  1.4.1 効率
  1.4.2 動力の測定
  1.4.3 切削抵抗および動力の概算
第2章 工作機械の主要構造部分
2.1 本体
  2.1.1 本体構成に必要な条件
  2.1.2 静および動剛性
  2.1.3 熱変形
  2.1.4 ベッド,コラムその他のフレーム構造
  2.1.5 本体構造の材料
2.2 案内面
  2.2.1 案内面に具備すべき条件
  2.2.2 直線運動を与える案内面
  2.2.3 回転運動を与える案内面
  2.2.4 案内面の材質と仕上げ
  2.2.5 案内面の潤滑と保護
2.3 主軸と主軸受
  2.3.1 主軸および主軸系
  2.3.2 主軸受
  2.3.3 軸受の潤滑
  2.3.4 すべり軸受ところがり軸受の比較
第2章 問題
第3章 駆動機構
3.1 工作機械の駆動様式
3.2 速度列
  3.2.1 速度列の方式
  3.2.2 速度列の規格
3.3 段階的速度変換機構
  3.3.1 段車およびベルト駆動
  3.3.2 歯車駆動
  3.3.3 速度比
  3.3.4 総速度比の分割
  3.3.5 構成線図
  3.3.6 速度線図
3.4 無段階的速度変換機構
  3.4.1 機械的方法
  3.4.2 電気的方法
  3.4.3 流体駆動法
3.5 回転運動の直線運動への変換機構
  3.5.1 往復運動に対する油圧回路
  3.5.2 往復運動に対する機械式機構
第3章 問題
第4章 旋盤
4.1 種類
4.2 普通旋盤の主要構造
  4.2.1 概要
  4.2.2 主軸台および送り原動装置
  4.2.3 往復台
  4.2.4 ベッドおよび脚
  4.2.5 心押台
  4.2.6 ならい装置
  4.2.7 高速旋盤
4.3 工具旋盤および二番取り旋盤
  4.3.1 工具旋盤
  4.3.2 二番取り旋盤
4.4 タレット旋盤
  4.4.1 概要
  4.4.2 主軸台および送り原動装置
  4.4.3 タレット往復台
  4.4.4 補助往復台
4.5 自動旋盤
  4.5.1 種類
  4.5.2 チャック作業用自動旋盤
  4.5.3 センタ作業用自動旋盤
  4.5.4 バー作業用自動旋盤
4.6 正面旋盤および立旋盤
  4.6.1 正面旋盤
  4.6.2 立旋盤
4.7 その他の旋盤
  4.7.1 卓上旋盤
  4.7.2 車輪旋盤
  4.7.3 クランク軸旋盤およびクランクピン旋盤
第4章 問題
第5章 ボール盤
5.1 種類
5.2 直立ボール盤
5.3 ラジアルボール盤
5.4 多軸ボール盤
5.5 その他のボール盤
第5章 問題
第6章 中ぐり盤
6.1 種類
6.2 横中ぐり盤
6.3 立中ぐり盤
6.4 ジグ中ぐり盤
6.5 精密中ぐり盤
第6章 問題
第7章 フライス盤
7.1 種類
7.2 横フライス盤
7.3 万能フライス盤
7.4 立フライス盤
7.5 床形フライス盤
7.6 特殊フライス盤
  7.6.1 ならいフライス盤
  7.6.2 ねじフライス盤およびその他の専用フライス盤
7.7 下向き削り装置
第7章 問題
第8章 平削り盤,形削り盤および立削り盤
8.1 平削り盤
  8.1.1 往復テーブル式平削り盤
  8.1.2 特殊平削り盤
8.2 形削り盤
8.3 立削り盤
第8章 問題
第9章 ブローチ盤
9.1 内面ブローチ盤
9.2 表面ブローチ盤
第9章 問題
第10章 研削盤,ホーニング盤,超仕上盤およびラップ盤
10.1 研削盤の種類
10.2 円筒研削盤および万能研削盤
  10.2.1 円筒研削盤
  10.2.2 万能研削盤
10.3 内面研削盤
10.4 心なし研削盤
10.5 平面研削盤
10.6 特殊研削盤
  10.6.1 工具研削盤
  10.6.2 ロール研削盤
  10.6.3 ねじ研削盤
  10.6.4 その他の特殊研削盤
10.7 ホーニング盤
10.8 超仕上盤
10.9 ラップ盤
第10章 問題
第11章 歯切盤および歯車仕上げ機械
11.1 種類
11.2 ホブ盤
  11.2.1 概要
  11.2.2 歯切りにおける換え歯車
11.3 歯車形削り盤
  11.3.1 ピニオン工具形
  11.3.2 ラック工具形
11.4 かさ歯車歯切盤
  11.4.1 すぐばかさ歯車歯切盤
  11.4.2 はすばおよびまがりばかさ歯車歯切盤
11.5 歯車研削盤
  11.5.1 平歯車研削盤
  11.5.2 かさ歯車研削盤
11.6 研削以外の歯車仕上げ機械
  11.6.1 歯車ラップ盤
  11.6.2 歯車シェービング盤
  11.6.3 歯車面取り盤
第11章 問題
第12章 金切のこ盤
12.1 金切弓のこ盤
12.2 金切帯のこ盤
12.3 金切円のこ盤
第12章 問題
第13章 工作機械特論
13.1 トランスファマシン
13.2 工作工程の自動制御
  13.2.1 工作工程における自動制御の対象
  13.2.2 ならい制御方式
  13.2.3 磁気記録式の制御方式
  13.2.4 数値制御方式
  13.2.5 数値制御に用いられる位置の検出要素
第13章 問題
問題の解答
索引

米津 栄(ヨネヅ サカエ)