プロセス制御システム

システム制御工学シリーズ 14

プロセス制御システム

プロセス制御の基礎から応用まで順に学べるようまとめてある。特に化学プロセスを具体的対象に,物理モデル構築の仕方をはじめ,プロセス制御の分野から提案された内部モデル制御やモデル予測制御の基礎的理論についても述べている。

ジャンル
発行年月日
2003/07/11
判型
A5
ページ数
206ページ
ISBN
978-4-339-03314-4
プロセス制御システム
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定価

2,860(本体2,600円+税)

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プロセス制御の基礎から応用まで順に学べるようまとめてある。特に化学プロセスを具体的対象に,物理モデル構築の仕方をはじめ,プロセス制御の分野から提案された内部モデル制御やモデル予測制御の基礎的理論についても述べている。

1.プラントとプロセス制御
 1.1 はじめに
 1.2 プロセスとプロセス制御
 1.3 プロセス制御の三つの役割
 1.4 制御の基本的考え方
  1.4.1 フィードバック制御の考え方
  1.4.2 フィードフォワード制御の考え方
 演習問題

2.プロセス制御システム設計の基本ステップ
 2.1 システム設計の基本ステップ
 2.2 制御目的の明確化
 2.3 測定(計測)する変数の選定
 2.4 操作変数の選定
 2.5 制御構造の決定
  2.5.1 多重ループ制御
  2.5.2 カスケード制御
  2.5.3 レシオ制御
  2.5.4 選択制御
 2.6 コントローラの設計
  2.6.1 On-Off制御
  2.6.2 PID制御
 2.7 実装
  2.7.1 無次元化と比例帯
  2.7.2 計装記号
  2.7.3 制御系とハードウェア
 演習問題

3.プロセス制御とハードウェア
 3.1 プロセス制御系のハードウェア構成
 3.2 プロセス変数とセンサ
 3.3 伝送器と変換器
  3.3.1 D/AとA/D変換器
  3.3.2 変換器の測定精度
 3.4 アクチュエータ
  3.4.1 バルブ(弁)
  3.4.2 ポンプ・圧縮機
 演習問題

4.プロセスモデリング
 4.1 物理モデリング
  4.1.1 物質収支
  4.1.2 エネルギー収支
 4.2 プロセス自由度と制御自由度
 4.3 プロセスの伝達関数・ブロック線図表現
 4.4 ブロック線図
 4.5 ブラックボックスモデル
  4.5.1 一次遅れ+むだ時間系
  4.5.2 二次遅れ系
  4.5.3 積分系
 演習問題

5.コントローラの設計1―SISO系―
 5.1 内部モデル制御の基本的考え方
 5.2 内部モデル制御とPID制御
 5.3 安定性
 5.4 内部モデル制御系の安定性と制御性
 5.5 その他のモデルベースド制御とPID制御
  5.5.1 I-PD制御
  5.5.2 一般モデル制御 GMC
 演習問題

6.コントローラの設計2―多重ループ制御―
 6.1 フィードフォワード制御と内部モデル制御
 6.2 カスケード制御と内部モデル制御
 6.3 多重ループ制御
  6.3.1 干渉指数
  6.3.2 多重ループ制御系の設計―最大Logモジュラス法
 演習問題

7.コントローラの設計3―多変数制御―
 7.1 内部モデル制御による多変数制御系設計
 7.2 モデル予測制御の基本的考え方
 7.3 制御アルゴリズム―SISO系
  7.3.1 出力の挙動を計算するためのモデル
  7.3.2 出力予測式
  7.3.3 参照軌道
  7.3.4 操作量の決定
  7.3.5 チューニングガイドライン
 7.4 多変数系のモデル予測制御
 演習問題

付録 ラプラス変換
 1 定義
 2 ラプラス変換の特性
 3 プロセス制御で頻繁に出てくる関数のラプラス変換

引用・参考文献
演習問題の解答
索引

amazonレビュー

大嶋 正裕(オオシマ マサヒロ)

掲載日:2020/12/14

「計測と制御」2020年12月号広告