技術マーケティングとインテリジェンス

情報・技術経営シリーズ 14

技術マーケティングとインテリジェンス

第一部では,技術マーケティングによって,技術開発に伴う不確実性をいかに乗り越えるかを,第二部では,意思決定に役立つインテリジェンス活動とはなにかを,実例を交えつつ系統だてて解説。ハイテクマーケット関係者必読。

ジャンル
発行年月日
2010/03/26
判型
A5
ページ数
240ページ
ISBN
978-4-339-02634-4
技術マーケティングとインテリジェンス
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定価

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第一部では,技術マーケティングによって,技術開発に伴う不確実性をいかに乗り越えるかを,第二部では,意思決定に役立つインテリジェンス活動とはなにかを,実例を交えつつ系統だてて解説。ハイテクマーケット関係者必読。

第1部 技術マーケティングにおける市場志向

1 技術マーケティングと顧客価値

1.1 技術マーケティングvs.伝統的マーケティング
1.2 ハイテクの定義
1.3 顧客価値とは
1.4 顧客価値と顧客ロイヤルティ
1.5 顧客価値の属性/コストモデル
1.6 顧客価値のゴール/モチベーションモデル
1.7 顧客価値の戦略的意味合い


2 ハイテク環境とイノベーション

2.1 ハイテクのビジネス環境
2.1.1 市場の不確実性
2.1.2 技術の不確実性
2.1.3 競争要因の変わりやすさ
2.1.4 競争景観とマーケティング・マイオピア
2.1.5 ハイテク環境のその他の特徴
2.1.6 ネットワーク外部性
2.1.7 業界標準
2.2 イノベーションのタイプと異なるマーケティング戦略
2.2.1 技術ライフサイクル
2.2.2 イノベーションのタイプ
2.2.3 インクリメンタル・イノベーションとブレークスルー・イノベーションの違い
2.2.4 ブレークスルー・イノベーションと破壊的イノベーションの違い
2.2.5 ベース・オブ・ザ・ピラミッド戦略
2.2.6 サプライ・チェーンとイノベーション
2.2.7 マーケティング戦略の違い
2.2.8 ハイテク・マーケティングのコンティンジェンシー・モデル
2.3 イノベーションの普及
2.3.1 イノベーションの普及理論と異なるタイプの採用者
2.3.2 キャズムはなぜ起きるのか


3 市場志向とコンペティティブ・インテリジェンス(CI)

3.1 市場志向(マーケット・オリエンテーション)とは
3.2 市場志向の二つのタイプ
3.3 先行型市場志向のためのインテリジェンス
3.4 コンペティティブ・インテリジェンス(CI)とは
3.5 戦術的インテリジェンスと戦略的インテリジェンス
3.6 インテリジェンス・サイクルとインテリジェンスの収集
3.7 インテリジェンス分析・普及のプラットフォーム
3.8 CIとアーリー・ウォーニング(早期警戒)


4 ハイテク市場のマーケティング・リサーチ

4.1 マイクロソフト社のマーケティング・リサーチ
4.2 イノベーションのタイプとマーケット・リサーチ
4.3 伝統的市場調査手法
4.3.1 コンセプトテスト
4.3.2 コンジョイント分析
4.4 インクリメンタル・イノベーションとブレークスルー・イノベーションの中間の調査手法
4.4.1 顧客訪問プログラム
4.4.2 エンパシック・デザイン(観察法)
4.4.3 リードユーザ・プロセス
4.4.4 品質機能配置
4.5 ブレークスルー・イノベーションの調査手法
4.5.1 顧客主導型イノベーション
4.5.2 バイオミミクリー


第2部 インテリジェンスと競争分析

5 企業のインテリジェンス活動

5.1 企業とインテリジェンス活動
5.2 知識,情報,データの違い
5.3 ビジネス・インテリジェンス(BI)とコンペティティブ・インテリジェンス(CI)
5.4 競争(ライバル)企業に勝つこととはなにか
5.5 インテリジェンスと競争分析
5.6 競争分析領域
5.7 CIシステム
5.8 CIプロセス
5.9 インテリジェンス・サイクル
5.10マーケティングとインテリジェンスの違い


6 イノベーションに求められるインテリジェンス活動

6.1 イノベーション・マネジメントとの関係
6.2 ナレッジ・マネジメントとの関係
6.3 イノベーションをとらえるために必要なテクノロジー・インテリジェンス(TI)
6.4 イノベーションを支えるTI
6.5 製品・技術ライフサイクルとTI


7 競争分析により技術のマーケットを探る

7.1 競争分析の目的
7.2 競争分析の種類
7.3 分析領域と焦点
7.4 戦略計画を支えるインテリジェンス活動


8 インテリジェンスを駆使した競争分析の具体例

8.1 マクロ環境(STEEP)分析
8.1.1 マクロ環境分析の基本的構造
8.1.2 環境分析の問題点
8.1.3 STEEPのセグメント
8.1.4 具体的なSTEEP分析
8.2 製品・技術ライフサイクル(S曲線)分析
8.2.1 伝播モデル
8.2.2 製品ライフサイクル・モデル
8.2.3 具体的な製品ライフサイクル分析
8.2.4 技術ライフサイクル・モデル
8.2.5 技術ライフサイクル分析プロセス
8.2.6 別のS曲線への切替え(あるいは移行)
8.3 SWOT分析
8.3.1 SWOT分析の基本的構造
8.3.2 具体的なSWOT分析
8.4 業界分析
8.4.1 業界分析の基本的構造
8.4.2 静的分析と動的分析
8.4.3 影響を与える力の数値表現
8.4.4 具体的な業界分析
8.5 顧客価値分析
8.5.1 顧客との親交
8.5.2 CVA分析の具体例
8.6 成長ベクトル分析
8.6.1 分析の基本的な構造
8.6.2 GVAプロセス
8.6.3 具体的なGVA分析
8.7 シナリオ分析
8.7.1 シナリオ分析の基本的な構造
8.7.2 シナリオ分析の目的
8.7.3 シナリオ分析のプロセス
8.7.4 具体的なシナリオ分析

あとがき
引用・参考文献
索引

菅澤 喜男(スガサワ ヨシオ)

岡村 亮(オカムラ リョウ)