モダングラフィックス - 技術と応用 -

モダングラフィックス - 技術と応用 -

図形処理の技術の考え方を理解させ,それを具体化するマイコンのプログラムなどを多く記述。例題・問などには考え方のヒントがマンガにより与えられているので,推理・発展する力が養える。

ジャンル
発行年月日
1982/04/30
判型
B5 上製
ページ数
320ページ
ISBN
978-4-339-02230-8
モダングラフィックス - 技術と応用 -
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定価

4,950(本体4,500円+税)

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図形処理の技術の考え方を理解させ,それを具体化するマイコンのプログラムなどを多く記述。例題・問などには考え方のヒントがマンガにより与えられているので,推理・発展する力が養える。

1. 総論
 1・1 図学の革新
 1・2 図学の関連分野
 1・3 図学の技術
 1・4 資料(図学と幾何学について)
 1・5 資料(肉眼立体視について)
2. 立体の表現
 2・1 立体的イメージの表現
 2・2 三次元世界での表現
 2・3 二次元世界での表現
 2・4 資料(投影法による図形情報の伝達)
 2・5 資料(レンダリングによる曲面形状の伝達)
3. 立体の理解
 3・1 立体形状の理解
 3・2 図による立体の理解
 3・3 立体の性質の理解
 3・4 資料(図形的情報が正しく伝達されない例;あいまい図)
4. 三面図による立体の分析的な理解と表現
 4・1 立体の分析的表現
 4・2 立体の分析的理解
 4・3 三面図による立体の理解
 4・4 資料(投影図法による性質の求め方)
 4・5 資料(わかりにくい図)
5. 軸測図や斜め図による総合的な理解と表現
 5・1 立体の形状的性質
 5・2 資料(形状的性質)
 5・3 立体形状の総合的理解
 5・4 立体形状の総合的表現
 5・5 資料(軸測図と斜め図)
6. 透視図(画)による立体形状の視覚的な理解と表現
 6・1 立体形状の視覚的理解
 6・2 透視図による視覚的表現
 6・3 資料(透視図(画)をかくときの留意点)
 6・4 資料(透視図の性質)
7. 立体視図(写真)による立体感の視覚的な理解と表現
 7・1 立体視図による立体感の視覚的理解
 7・2 資料(立体視図の特徴)
 7・3 資料(立体写真による理解の特徴)
 7・4 立体視図による立体感の視覚的表現
 7・5 資料(わかりやすい立体視図にするための工夫)
 7・6 資料(立体写真によるものの写実的表現)
8. スタディモデルによる立体形状の理解と表現
 8・1 スタディモデル
 8・2 資料(スケルトンモデルの利用)
 8・3 資料(フェースモデルの利用)
9. マイコンによる曲線と立体視図の表現
 9・1 マイコンを動かしてみる
 9・2 曲線の表示
 9・3 立体視図の表示
 9・4 資料(マイコンを動かしてみた感想)
10. マイコンによるイラスト図の表示
 10・1 イラスト図の表示
 10・2 立体イラスト図の表示
 10・3 資料(回転体のイラストをかくプログラム)
11. 滑らかな曲線
 11・1 曲線をかく
 11・2 滑らかな曲線
 11・3 資料(滑らかな曲線をかくプログラム)
 11・4 曲線のつくる模様
12. 曲線図形と空間曲線
 12・1 曲線図形をかく
 12・2 資料(曲線図形をかくプログラム)
 12・3 空間曲線をかく
 12・4 資料(空間曲線をかくプログラム)
13. 図形の変換
 13・1 一次元の射影変換
 13・2 資料(一次元の射影変換)
 13・3 二次元の射影変換
 13・4 資料(二次元の射影変換)
14. 投影図
 14・1 投影図をかく
 14・2 直方体で立体を構成する
 14・3 資料(投影のプログラム)
 14・4 立体視図をかく
 14・5 資料(立体視図のプログラム)
15. 透視画
 15・1 透視画の必要性
 15・2 透視画の作成技術
 15・3 エイドを用いる透視画の作成
 15・4 資料(透視図作図の基本(平行線と分割)
16. モンタージュパース
 16・1 モンタージュパース
 16・2 手軽にできるモンタージュパース
 16・3 彩色と合成
 16・4 視点の推定
 16・5 資料(視点の推定)
資料編
索引
 

近藤 邦雄

近藤 邦雄(コンドウ クニオ)

1973年からコンピュータグラフィックス(CG)の研究をはじめ、1982年に「モダングラフィックス(コロナ社)」を執筆しました。半世紀近くCGの研究とCGを利用する映像コンテンツ制作に関係する研究を行ってきました。モダングラフィックスの内容は図的表現と理解を主題にしたことから従来の図学の教科書の内容とは全く異なった書籍となりました。CGそのものの研究と映像コンテンツ制作の研究成果をもとに、それらを体系的にまとめ教育を行い、その結果をもとにメディア学入門、コンテンツクリエーション、視聴覚メディアを共著で執筆しました。

田嶋 太郎(タジマ タロウ)