情報基礎学詳説

情報基礎学詳説

既刊「情報基礎学―通信と処理の基礎工学」の続編として,トピックスの詳細な解説と,情報基礎学の内容にかかわるキーワードを実例によって明確に示した。開発技術者必携の書。

ジャンル
発行年月日
1983/07/15
判型
A5 上製/箱入り
ページ数
278ページ
ISBN
978-4-339-02204-9
情報基礎学詳説
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定価

3,850(本体3,500円+税)

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既刊「情報基礎学―通信と処理の基礎工学」の続編として,トピックスの詳細な解説と,情報基礎学の内容にかかわるキーワードを実例によって明確に示した。開発技術者必携の書。

第1章 情報基礎学のあらまし
 1.1 はじめに
 1.2 情報源パターンの最適処理
  1.2.1 ロボティックス的前処理
  1.2.2 話者の影響を受けにくい音声のセグメンテーション
  1.2.3 符号化
 1.3 機械内モデルと人間内概念とのパターンレベルの対応
  1.3.1 人工的ドキュメントの機械による知的理解
  1.3.2 自然音声の機械による知的理解
参考文献
第2章 静止画像の解析と理解
 2.1 画像解析のストラテジ
  2.1.1 ボトムアップとトップダウン
  2.1.2 ボトムアップ手法の例
  2.1.3 トップダウン手法による顔写真の解析
  2.1.4 ボトムアップとトップダウンの組合せ
  2.1.5 画像情報の記述
 2.2 画像理解のための知識表現
  2.2.1 知識
  2.2.2 知識の表現法
  2.2.3 あいまいさの扱い
 2.3 色情報の利用
  2.3.1 色情報の入力
  2.3.2 色の表現
  2.3.3 画像解析に適した表色系
 2.3.4 直交変換による表色系
参考文献
第3章 動画像の処理圧縮と理解
 3.1 動画像処理
  3.1.1 動画像とは
  3.1.2 動画像処理の課題
  3.1.3 動画像処理のアプローチ
 3.2 動画像の情報量圧縮と処理圧縮
  3.2.1 信号処理における圧縮
  3.2.2 追跡処理における圧縮
  3.2.3 運動情報の圧縮
 3.3 動画像におけるモデリングと理解
  3.3.1 動物体像のモデリング
  3.3.2 マン・マシン対話によるモデリング
  3.3.3 モデルの構造と制御構造の関係
  3.3.4 モデルによる動画像の理解
参考文献
第4章 音声情報の認識と理解
 4.1 音声認識と音声理解
  4.1.1 音声認識
  4.1.2 音声理解
 4.2 音声情報源と音声認識ー情報基礎学の適用ー
  4.2.1 情報源のモデル化と音声認識
  4.2.2 情報源の構造差の類別と音声認識 
  4.2.3 情報源の構造差による整合モデルの設計と音声認識
  4.2.4 情報源の鼻音化母音の有無の類別前処理と音声認識
  4.2.5 情報の大分類と音声認識
 4.3 パターンマッチング法による音声認識
  4.3.1 孤立単語音声の認識
  4.3.2 連続単語音声の認識
  4.3.3 オートマトン制御による連続音声の認識ー構文知識の導入ー
  4.3.4 パターンマッチング法の問題点
 4.4 音声理解とそのための言語知識
  4.4.1 音声理解システムの構成
  4.4.2 音響・音韻レベル
  4.4.3 単語レベル
  4.4.4 構文レベル
  4.4.5 意味・談話レベル
  4.4.6 韻律レベル
  4.4.7 制御レベル
  4.4.8 音声理解システム例
参考文献
第5章 音声情報フィルタによる雑音除去
 5.1 音声情報フィルタの役割
  5.1.1 One word speech recognition
  5.1.2 ハウリングの除去
  5.1.3 環境雑音の除去
 5.2 音声に重畳する各種雑音の実時間除去
  5.2.1 雑音除去の手法
  5.2.2 帯域通過フィルタ群による雑音除去装置の構成
  5.2.3 白色雑音の除去
  5.2.4 パルス状音響雑音の除去
参考文献
索引

坂井 利之(サカイ トシユキ)

有木 康雄(アリキ ヤスオ)

中川 聖一(ナカガワ セイイチ)