音と生活 - CD-ROM付 -

音響入門シリーズ A-4

音と生活 - CD-ROM付 -

住宅,学校,公共空間,ホール,環境騒音,サウンドスケープについて,問題や対策や工夫がされているかについてまとめた。

  • CD付
ジャンル
発行年月日
2016/11/22
判型
A5
ページ数
192ページ
ISBN
978-4-339-01304-7
音と生活 - CD-ROM付 -
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定価

2,860(本体2,600円+税)

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私たちが生活をしているいろいろな空間における音(住宅,学校,公共空間,ホール,環境騒音,サウンドスケープ)について,何が重要で,何が問題になっているか,またそのためにどのような対策や工夫がされているかについてまとめた。

1. 生活の中の音
1.1 概論
1.2 基礎事項
 1.2.1 レベル(デシベル)表示
 1.2.2 音に関するレベル表示
 1.2.3 音の大きさの評価
 1.2.4 騒音計(サウンドレベルメータ)
 1.2.5 周波数分析
 1.2.6 音の伝搬
 1.2.7 残響時間

2. 住宅における音
2.1 遮音の基本
 2.1.1 質量則
 2.1.2 コインシデンス効果
 2.1.3 二重壁の遮音特性
 2.1.4 複数の部材で構成される壁の遮音
2.2 外周壁の遮音
 2.2.1 外壁
 2.2.2 窓
2.3 2室間の遮音
 2.3.1 室間音圧レベル差
 2.3.2 2室間の遮音性能の測定・評価方法
2.4 固体伝搬音
 2.4.1 建築設備機器などからの固体伝搬音
 2.4.2 ピアノによる固体伝搬音
 2.4.3 床衝撃音
2.5 室内の響き
2.6 その他の音の問題
 2.6.1 風騒音
 2.6.2 熱伸縮による音
 2.6.3 きしみ音
2.7 快適な住環境を目指して

3. 学校における音
3.1 教室における音の重要性
 3.1.1 教室の音環境の必要条件
 3.1.2 音が問題となっている事例
3.2 学校の音響計画・設計
 3.2.1 計画段階で必要な音響的配慮
 3.2.2 諸室に必要な音響性能と設計の概略
 3.2.3 特に音響的配慮を要する室の設計
3.3 よりよい音環境づくりに向けて

4. 公共空間における音
4.1 公共空間における音響特性の実態
4.2 実験室における聴感実験
4.3 公共空間における音響情報の流れ
4.4 公共空間の総合的設計手法の考え方
4.5 可聴化シミュレーションによる検討事例
 4.5.1 公共空間における放送アナウンス音の了解性
 4.5.2 トンネル内の非常放送の明瞭性
 4.5.3 屋外拡声による音声放送の聞き取りやすさ
4.6 今後の課題

5. ホールにおける音
5.1 音の昔話
 5.1.1 鳴き竜(フラッターエコー)
 5.1.2 ささやきの回廊
 5.1.3 音の焦点
 5.1.4 壺の共鳴
5.2 ホールの響き
5.3 ホールの種類と形
5.4 ホールの響きの評価
5.5 演奏者のためのホールの響き
5.6 ホールの音響設計
 5.6.1 基本計画
 5.6.2 基本設計
 5.6.3 実施設計
 5.6.4 音響シミュレーションによる音響効果の検討
 5.6.5 完成後の音響測定

6. 環境騒音
6.1 環境騒音の種類と特徴
6.2 環境騒音の評価
6.3 時間的に変動する騒音の評価
 6.3.1 最大騒音レベル(LAFmax,LASmax)
 6.3.2 時間率騒音レベル(LAN,T)
 6.3.3 騒音暴露レベル(LAE,T)
 6.3.4 等価騒音レベル(時間平均騒音レベル)(LAeq,T)
6.4 環境騒音に関する法律・基準
6.5 交通騒音
 6.5.1 道路騒音
 6.5.2 鉄道騒音
 6.5.3 航空機騒音

7. サウンドスケープ(音の風景)
7.1 サウンドスケープの概念と思想
 7.1.1 サウンドスケープとは:マリー・シェーファーのサウンドスケープ論
 7.1.2 日本におけるサウンドスケープの歴史と展開
7.2 サウンドスケープの思想に基づくさまざまな活動
 7.2.1 行政による活動
 7.2.2 サウンド・エデュケーションの取組み
7.3 サウンドスケープ・デザインと音環境デザイン
 7.3.1 施設計画・まちづくりへの応用
 7.3.2 音環境のユニバーサルデザインへの展開

引用・参考文献
索引

橘 秀樹(タチバナ ヒデキ)

田中 ひかり(タナカ ヒカリ)

横山 栄(ヨコヤマ サカエ)

掲載日:2023/09/15

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掲載日:2023/03/03

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掲載日:2022/09/05

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