音声情報処理

映像情報メディア基幹技術シリーズ 1

音声情報処理

人にやさしいインタフェースを実現するための音声や音響情報の処理技術の体系的な解説書。基礎理論から具体的な処理技術,さらに応用まで,また技術は基礎から最先端技術までをわかりやすく述べている。

ジャンル
発行年月日
2001/07/17
判型
A5 上製
ページ数
256ページ
ISBN
978-4-339-01261-3
音声情報処理
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定価

3,850(本体3,500円+税)

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人にやさしいインタフェースを実現するための音声や音響情報の処理技術の体系的な解説書。基礎理論から具体的な処理技術,さらに応用まで,また技術は基礎から最先端技術までをわかりやすく述べている。

1. 序論
 1.1 はじめに…1
 1.2 音声音響情報処理を理解するために…2
 1.3 効率よく情報を伝送するためには…2
 1.4 優しいインタフェースを目指して…3
 1.5 心地よい音楽を手軽に楽しむために…3
 1.6 人に優しいサービスを提供するために…4

2. 波形情報処理の基礎技術
 2.1 はじめに…5
 2.2 基礎理論…5
  2.2.1 波形変換・連続パラメータ・…6
  2.2.2 波形変換・離散パラメータ・…13
  2.2.3 標本化と量子化…17
 2.3 ディジタルフィルタ…21
  2.3.1 線形システム…21
  2.3.2 離散線形システムとZ変換…23
  2.3.3 ディジタルフィルタ…25
  2.3.4 ディジタルフィルタの設計…31
 2.4 符号化・復号技術…36
  2.4.1 A・D,D・A変換回路…37
  2.4.2 量子化処理…40
  2.4.3 オーバサンプリング方式…41
 2.5 マルチレート変換…42
  2.5.1 アップサンプルとダウンサンプル…43
  2.5.2 レート変換の応用…47
  2.5.3 フィルタバンクによる処理…48
  2.5.4 マルチレート処理の利用…51
 2.6 柔らかい技術の応用…53
  2.6.1 ファジー論理…54
  2.6.2 ニューラルネットワーク…56
  2.6.3 カオス…60
 2.7 おわりに…61

3. ヒューマンコミュニケーションと音声音響情報処理
 3.1 はじめに…62
 3.2 ヒューマンコミュニケーション技術における音声情報…62
 3.3 オーディオ信号の圧縮と評価…64
  3.3.1 圧縮の原理…64
  3.3.2 標準符号化方式…69
  3.3.3 品質評価…106
 3.4 おわりに…110

4. 音声情報とヒューマンインタフェース
 4.1 はじめに…111
 4.2 音声認識…112
  4.2.1 音声信号処理…115
  4.2.2 パターン間照合のための時間軸正規化…119
  4.2.3 パターン間照合のための類似度尺度…125
  4.2.4 連続音声認識と探索アルゴリズム…128
  4.2.5 適応アルゴリズム…132
  4.2.6 言語モデル…134
 4.3 統計的な連続音声認識…137
  4.3.1 情報理論に基づく音声認識基準…137
  4.3.2 隠れマルコフモデル…137
  4.3.3 Nグラム言語モデル…144
 4.4 音声合成…146
  4.4.1 音声合成の基本構成…147
  4.4.2 パラメータ編集による音声合成…148
  4.4.3 規則によるテキストからの音声合成…149
  4.4.4 話者(声質)変換…151
 4.5 話者認識…152
  4.5.1 話者認識システム…153
  4.5.2 話者照合システム…154
 4.6 おわりに…155

5. 音響情報処理
 5.1 はじめに…156
 5.2 音の生成と物理的性質…156
  5.2.1 音の生成と伝搬…157
  5.2.2 音の物理的性質…159
  5.2.3 音の心理的性質…167
 5.3 音響信号の再生…170
  5.3.1 音の方向知覚…170
  5.3.2 音の距離知覚…173
  5.3.3 音場再生…174
  5.3.4 音場を拡大するステレオ再生…182
  5.3.5 サラウンド音場再生…185
  5.3.6 バイノーラルシステム…188
  5.3.7 音場再生の効果的技術…190
 5.4 音響情報とマルチメディア…193
  5.4.1 ディジタルオーディオ…193
  5.4.2 マルチメディアとオーディオ…194
  5.4.3 次世代オーディオ…197
 5.5 コンピュータと音響処理…200
  5.5.1 電子音楽の生成…201
  5.5.2 コンピュータによる音楽演奏…203
  5.5.3 コンピュータと音楽制作…205
  5.5.4 立体的音響処理への応用…206

6. 応用
 6.1 はじめに…209
 6.2 対話システム…210
  6.2.1 音声翻訳システム…212
  6.2.2 電話音声対話システム…212
  6.2.3 マルチモーダル音声対話システム…214
 6.3 福祉への応用…216
  6.3.1 音声情報案内システム…216
  6.3.2 音声の字幕化…222
  6.3.3 話速変換システム…226
 6.4 医療への応用…230
  6.4.1 ビジブルスピーチ…230
  6.4.2 人工内耳…231
  6.4.3 補聴器…231
  6.4.4 話速変換器…232
  6.4.5 代用発声…232
  6.4.6 嗄声の定量化…233
  6.4.7 発声障害度の定量化…234
  6.4.8 歩行補助器…234
  6.4.9 音声認識合成器…234
 6.5 おわりに…235

引用・参考文献…236
索引…243

春日 正男(カスガ マサオ)

船田 哲男(フナダ テツオ)

林 伸二(ハヤシ シンジ)

武田 一哉(タケダ カズヤ)