科学技術と共に歩む

１　序論

２　光・色・視覚
　2.1　放射量および測光量
　2.2　色彩工学の基礎
　　2.2.1　マンセル表色系
　　2.2.2　混色
　　2.2.3　ＲＧＢ表色系
　　2.2.4　ＸＹＺ表色系
　　2.2.5　均等色度図と均等色空間
　2.3　視覚と画像品質評価
　　2.3.1　視覚生理
　　2.3.2　画像品質評価
　演習問題

３　画像情報理論
　3.1　情報理論の基礎
　　3.1.1　情報量の概念と情報の量的表示
　　3.1.2　画像のフーリエ変換と周波数スペクトル
　　3.1.3　標本化画像とその周波数スペクトル
　　3.1.4　画像のディジタル化―２次元標本化定理と非直線量子化
　　3.1.5　エネルギー有限画像の自己相関関数とエネルギー密度スペクトル
　　3.1.6　周期画像の自己相関関数と電力スペクトル
　　3.1.7　電力有限画像の自己相関関数と電力密度スペクトル
　3.2　画像情報の統計的性質
　　3.2.1　２値画像の統計的性質
　　3.2.2　濃淡画像の統計的性質
　3.3　離散的画像変換
　　3.3.1　アダマール変換
　　3.3.2　離散的フーリエ変換
　　3.3.3　離散的コサイン変換
　3.4　ディジタルフィルタ
　　3.4.1　１次元ディジタルフィルタ
　　3.4.2　２次元ディジタルフィルタ
　演習問題

４　画像情報処理
　4.1　画像の強調と復元
　　4.1.1　画像の平滑化
　　4.1.2　２値化としきい値処理
　　4.1.3　画像の強調
　　4.1.4　幾何学的補正
　4.2　特徴抽出
　　4.2.1　図形の連結性
　　4.2.2　連結成分数とオイラー数
　　4.2.3　距離変換と骨格の抽出
　　4.2.4　拡大と縮退
　　4.2.5　細線化
　　4.2.6　直線の検出
　　4.2.7　エッジの検出
　　4.2.8　テクスチャ特徴
　4.3　画像の形状解析
　　4.3.1　領域のラベル付け
　　4.3.2　形状測度
　4.4　領域分割
　　4.4.1　統計的仮説検定法による領域統合
　　4.4.2　ヒューリスティック法
　　4.4.3　分割･統合法
　4.5　画像の記述
　　4.5.1　線画像の記述
　　4.5.2　面画像の記述
　　4.5.3　相互関係構造
　　4.5.4　画像データの蓄積
　4.6　画像のクラスタリング
　　4.6.1　単純クラスタリング
　　4.6.2　Ｋ平均アルゴリズム
　4.7　確率的弛緩法
　演習問題

５　画像の認識
　5.1　決定理論に基づく画像パターン認識
　　5.1.1　テンプレートマッチング
　　5.1.2　残差逐次検定法
　　5.1.3　最小距離による識別
　　5.1.4　ベイズ決定法
　5.2　構造的パターン認識法
　演習問題

６　画像の伝送と符号化
　6.1　伝送系の特性と画像品質
　　6.1.1　画像品質劣化要因
　　6.1.2　アナログ伝送系における品質劣化
　　6.1.3　雑音および妨害
　6.2　アナログ変調方式
　　6.2.1　振幅変調方式
　　6.2.2　周波数変調方式
　　6.2.3　振幅位相変調方式
　　6.2.4　アナログ変調方式における信号対雑音比
　6.3　符号化方式
　　6.3.1　情報源符号化の基本定理
　　6.3.2　線図形の符号化
　　6.3.3　ファクシミリ信号の符号化
　　6.3.4　テレビジョン信号の符号化
　演習問題

７　画像通信方式
　7.1　画像通信方式の概要
　7.2　テレビジョンシステム
　　7.2.1　走査
　　7.2.2　撮像管と受像管
　　7.2.3　偏向
　　7.2.4　同期
　　7.2.5　映像信号の周波数
　　7.2.6　カラーテレビジョン方式
　　7.2.7　ディスプレイ
　7.3　ファクシミリ
　　7.3.1　ファクシミリの概要
　　7.3.2　送信技術
　　7.3.3　受信技術
　演習問題
　
増補
　　3.4.3　２次元分離形フィルタ
　　6.3.5　ウェーブレット

参考文献
演習問題の略解
索引