デジタル写真の基礎

デジタル写真の基礎

本書は,一般に普及しているデジタル写真技術の例を挙げて紹介し,デジタル写真システムの基礎をプロセスごとに記述した。また,そのシステムに携わる際にシステム全体の多様な技術の流れを把握できるように解説した。

ジャンル
発行年月日
2005/04/28
判型
A5
ページ数
242ページ
ISBN
978-4-339-00772-5
デジタル写真の基礎
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定価

3,190(本体2,900円+税)

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本書は,一般に普及しているデジタル写真技術の例を挙げて紹介し,デジタル写真システムの基礎をプロセスごとに記述した。また,そのシステムに携わる際にシステム全体の多様な技術の流れを把握できるように解説した。

1. はじめに
 1.1 写真画像と写真システム
 1.2 従来からの銀塩写真システムと新しいデジタル写真システム
 1.3 写真おけるアナログとデジタル―画像のDigitalization
 1.4 デジタル写真システムの流れと今後の展望
 1.5 デジタル写真の問題点とハイブリッド写真システム
 1.6 まとめ

2. デジタル画像
 2.1 データ化の原理
  2.1.1 アナログとデジタル
  2.1.2 銀塩写真画像
  2.1.3 デジタルカメラ
 2.2 標本化-サンプリング
  2.2.1 銀塩写真の画素数
  2.2.2 デジタル写真の画素数-標本化
  2.2.3 デジタル写真の解像度-dpi
  2.2.4 エリアセンサ
  2.2.5 ラインセンサ
  2.2.6 ハイブリッドデジタル写真
  2.2.7 モアレ
  2.2.8 デジタルカメラの色の標本化と色の補間
 2.3 量子化
  2.3.1 量子化のビット数とデジタル写真の階調
  2.3.2 データ量
  2.3.3 データの圧縮

3. デジタル写真の画像入出力機器
 3.1 デジタルカメラ
  3.1.1 デジタルカメラの特性
  3.1.2 デジタルカメラの進展
  3.1.3 デジタルカメラの構成
  3.1.4 デジタルカメラの種類
  3.1.5 デジタルカメラの描写
  3.1.6 今後のデジタルカメラ
 3.2 スキャナ
  3.2.1 スキャナの特性
  3.2.2 スキャニングの種類
  3.2.3 スキャナの種類
  3.2.4 スキャニングの実際

4. コンピュータとソフトウェア
 4.1 コンピュータ
  4.1.1 パソコンの基本構成
  4.1.2 外部記憶装置
  4.1.3 外部機器との接続
 4.2 画像ソフト
  4.2.1 画像ソフトのいろいろ
  4.2.2 画像処理の実際
  4.2.3 画像処理の環境
  4.2.4 キャリブレーションとカラーマネジメント

5. デジタル写真の道具
 5.1 画像出力プロセス
  5.1.1 デジタル写真システムにおける二種類の画像
  5.1.2 ハードコピーとソフトコピー
  5.1.3 ハードコピー出現の経緯
  5.1.4 ソフトコピーデバイス出現の経緯
 5.2 各種カラープリンタとその特性
  5.2.1 光方式プリンタ
  5.2.2 熱転写方式プリンタ
  5.2.3 感熱発色プリンタ
  5.2.4 インクジェット方式プリンタ
 5.3 ソフトコピーとハードコピーの連係
  5.3.1 小さなイメージングチェーンにおける色管理
  5.3.2 カラーマネジメント-大きなイメージングチェーンにおける色管理

6. 機器の選択
 6.1 デジタルカメラを選ぶ
  6.1.1 撮像素子サイズと画質による選択
  6.1.2 用途による選択
  6.1.3 カメラの使い方と注意点
 6.2 スキャナを選ぶ
  6.2.1 フラットベッドスキャナ
  6.2.2 フィルムスキャナ

7. プリント
 7.1 プリント方式による得失
 7.2 インクジェットプリンタの選択
 7.3 プリント用紙
 7.4 プリントの実際

8. 入出力の外注
 8.1 外注の目的
 8.2 入力を外注する
 8.3 出力を外注する

9. デジタル写真の技術規格と用語
 9.1 技術規格
 9.2 用語

大野 信(オオノ マコト)

甲田 謙一(コウダ ケンイチ)

内藤 明(ナイトウ アキラ)

豊田 堅二(トヨダ ケンジ)