ディジタル設計者のための 電子回路 (改訂版)

ディジタル設計者のための 電子回路 (改訂版)

本書は例題や演習を通じて得られた知識がシステムレベルの設計やアーキテクチャレベルの設計に役立つように実際的なデバイスを用い,設計例を多く挙げている。1996年に出版した初版を時代の変化に合うように改訂を行ったものである。

ジャンル
発行年月日
2004/09/30
判型
A5
ページ数
196ページ
ISBN
978-4-339-00769-5
ディジタル設計者のための 電子回路 (改訂版)
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定価

2,750(本体2,500円+税)

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本書は例題や演習を通じて得られた知識がシステムレベルの設計やアーキテクチャレベルの設計に役立つように実際的なデバイスを用い,設計例を多く挙げている。1996年に出版した初版を時代の変化に合うように改訂を行ったものである。

1.はじめに
 1.1 アナログ回路とディジタル回路
 1.2 ディジタル回路の設計フロー
 1.3 本書の目的
 1.4 ディジタルICの種類
 1.5 論理設計の復習
  1.5.1 MIL記号法
  1.5.2 組合せ回路の設計法
  1.5.3 順序回路の設計法

2.CMOSの動作原理と特性
 2.1 CMOSのスイッチングモデル
  2.1.1 基本回路
  2.1.2 さまざまなCMOS回路
  2.1.3 トランスミッションゲートとパストランジスタロジック
 2.2 MOS-FETの構造と動作
  2.2.1 MOS-FETの基本構造
  2.2.2 CMOSのレイアウト
 2.3 CMOSゲートの電気的特性
  2.3.1 CMOSの静特性
  2.3.2 CMOSの動特性
  2.3.3 CMOSの発展と低電圧化
  2.3.4 CMOS利用上の注意

3.BJTを基本とするディジタルIC
 3.1 ダイオードのモデル化と基本ゲートの構成
  3.1.1 ダイオード
  3.1.2 ダイオードを用いたゲート
 3.2 DTL
  3.2.1 BJTの直流特性
  3.2.2 DTLの構成
 3.3 TTL
  3.3.1 TTLの動作原理
  3.3.2 ショットキーバリアダイオードを用いたTTL
 3.4 規格表から見たTTLの特性
  3.4.1 静特性
  3.4.2 動特性
 3.5 BiCMOS

4.特殊な特性をもつ素子
 4.1 オープンコレクタ/ドレーン出力
  4.1.1 オープンコレクタ/ドレーンとは
 4.2 3ステート出力
 4.3 シュミットトリガ入力

5.記憶素子その1:フリップフロップ
 5.1 ラッチと記憶素子の基本回路
  5.1.1 SRラッチ
  5.1.2 Dラッチ
 5.2 同期動作をするフリップフロップ
  5.2.1 同期動作の必要性
  5.2.2 D-フリップフロップ
  5.2.3 JK-FF
  5.2.4 その他のFFと相互変換
 5.3 FFの動特性
  5.3.1 セットアップタイム,ホールドタイム
  5.3.2 同期式順序回路の最大動作周波数
 5.4 エッジ動作FFの構成法

6.記憶素子その2:メモリ
 6.1 読み書き可能なメモリ:RAM(RWM)
  6.1.1 スタティックRAM(SRAM)
  6.1.2 ダイナミックRAM(DRAM)
  6.1.3 DRAMの内部構造
  6.1.4 同期形DRAM
 6.2 読み出し専用メモリ:ROM
  6.2.1 ROMの分類
  6.2.2 フラッシュROMの使い方
  6.2.3 フラッシュROMの内部構造

7.PLDとFPGA
 7.1 小規模なプログラマブルIC:PLD
  7.1.1 組合せ回路用のPLD
  7.1.2 LUT方式
  7.1.3 順序回路の構成
 7.2 CPLDとFPGA
  7.2.1 CPLDとFPGAの構造
  7.2.2 デバイス技術
  7.2.3 最近のFPGA
  7.2.4 FPGAやPLDの設計

8.LSI設計へ向けて
 8.1 ICの外見と中身
  8.1.1 パッケージ
  8.1.2 ウェーハとダイ
 8.2 LSIの設計方式
 8.3 LSI開発工程

9.回路シミュレーション
 9.1 回路シミュレーションの原理
  9.1.1 各素子の等価回路
  9.1.2 節点方程式による解法

参考文献
章末問題解答
索引

天野 英晴(アマノ ヒデハル)