最新電気磁気学講義

最新電気磁気学講義

マクスウェルの式を基本に,最先端の電気磁気現象について,インターネット,宇宙,通信,超伝導,ヒューマン,ミクロ,コンピュータなどを例に,全15章の講義方式で説明する。解説章が加えられ,その本質の解明を試みている。

ジャンル
発行年月日
1998/07/22
判型
A5
ページ数
216ページ
ISBN
978-4-339-00693-3
最新電気磁気学講義
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定価

2,860(本体2,600円+税)

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マクスウェルの式を基本に,最先端の電気磁気現象について,インターネット,宇宙,通信,超伝導,ヒューマン,ミクロ,コンピュータなどを例に,全15章の講義方式で説明する。解説章が加えられ,その本質の解明を試みている。

1章 電気磁気現象の基本
 1.1 マクスウェルの式
 1.2 磁荷・磁流
 1.3 進化し続ける3方向の電気磁気領域
2章 電磁気学のスケール
 2.1 ミクロ・マクロスケールを指向する電磁気学
 2.2 スペースのマクスウェルの式
 2.3 電離層の電波反射現象
 2.4 ラジオ波と衛星放送波の伝搬
3章 電気磁気学における周波数・情報
 3.1 周波数・情報を目指す電磁気学
 3.2 電磁波動と群速度
 3.3 モールス信号
 3.4 電磁パルスを構成する電磁波動・電磁ウェーブレット
4章 電磁気学におけるマルチメディア
 4.1 メディアの媒質特性:誘導率・透磁率・導電率
 4.2 導電特性:導体・半導体・誘電体
 4.3 情報伝達の本質:導電電流と変位電流
5章 電磁ポテンシャル、電磁放射
 5.1 電磁ポテンシャル
 5.2 電磁放射
 5.3 八木アンテナ
6章 荷電粒子の電磁気学、ベクトルポテンシャル
 6.1 磁界中の荷電粒子
 6.2 マグネトロン
 6.3 高周波電磁加熱
 6.4 ベクトルポテンシャルの存在
7章 動く系における電磁気学、相対性電磁気学
 7.1 化学衛星からの波動放射
 7.2 相対性電磁気学
 7.3 4次元電磁空間
8章 テラヘルツ領域の電磁気学
 8.1 電磁界の浸透・反射・導波
 8.2 光伝送路と光波源
9章 宇宙空間における電磁気学
 9.1 スペースインターネット
 9.2 宇宙空間のマクスウェルの式
 9.3 科学衛星のポテンシャル
 9.4 科学衛星による波動
 9.5 地球近傍領域の電磁波動
10章 異方性媒質における電磁気学
 10.1 レイ速度(群位相速度)、異方特性角
 10.2 ホイスラ波
 10.3 異方性媒質における点波源放射ーレゾナンスコーンー
11章 超伝導の電磁気学
 11.1 超伝導電磁界の基本式
 11.2 電磁界浸透ーマイスナー効果ー
 11.3 磁界浸透とスペース科学との関係
12章 量子波の電磁気学
 12.1 電磁光波の波束のエネルギー・運動量
 12.2 物質波のエネルギー・運動量
 12.3 有境界波ー周回する電子とその動く定在波ー
 12.4 波動方程式への発展
 12.5 光・電子の波動性と粒子性について
13章 人に関する電磁気学
 13.1 人を囲む電磁界
 13.2 人に対する電磁界
14章 磁気共鳴イメージングの電磁気学
 14.1 磁気共鳴イメージングの原理
 14.2 ループ電流による磁気モーメント
 14.3 ミクロ・マクロ磁気モーメント
 14.4 磁化ベクトルの運動の式
 14.5 サイクロトロン周波数と磁気係数との関係
 14.6 磁気モーメントμの運動の式
15章 コンピュータ電磁気学
 15.1 人とコンピュータ
 15.2 電磁界コンピュータシミュレーション
解説章
 A1. マクスウェルの式における磁荷・磁流考
 A3. 波束における不確定性原理
 A5. 先進ポテンシャル考
 A6. 量子ホール効果考
 A8A. 電磁光波の完全反射シフトについて
 A8B. 半導体レーザと光磁気ディスク
 A10. 異方性空間の電磁波
 A11. 磁束量子光
 A12A. 電子はつねに粒子の量子波考
 A12B. 波動と境界波とエネルギー準位との関係
 A12C. 波動と粒子の境界変化
 A13. 人に対する電磁波について
 A14. 荷電粒子回転と磁気モーメント
 A15. 時空間差分法(FDTD法)による電磁界シミュレーション
おわりに
索引

大沼 俊朗(オオヌマ トシロウ)