エネルギー変換工学

エネルギー変換工学

本書は,人類が今後も持続的に発展していくために重要なエネルギー資源・環境問題の本質を明らかにし,また,これらのキーポイントとなるエネルギー変換に関する最新技術と利用状況,エネルギー評価なども系統的に記述した。

ジャンル
発行年月日
1996/04/10
判型
A5
ページ数
198ページ
ISBN
978-4-339-00657-5
エネルギー変換工学
品切・重版未定
当面重版の予定がございません。

定価

2,640(本体2,400円+税)

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本書は,人類が今後も持続的に発展していくために重要なエネルギー資源・環境問題の本質を明らかにし,また,これらのキーポイントとなるエネルギー変換に関する最新技術と利用状況,エネルギー評価なども系統的に記述した。

1. エネルギーと文明
1.1 人間とエネルギー利用
1.2 社会生活とエネルギー
1.3 エネルギーと環境
1.4 エネルギー問題の特質
1.5 エネルギー技術の役目
引用・参考文献
2. エネルギー変換技術
2.1 概説
  2.1.1 エネルギー変換
  2.1.2 エネルギーの根源,核エネルギー
  2.1.3 エネルギー利用と発生
2.2 既存発電技術の効率向上
  2.2.1 熱エネルギーの取り扱い
  2.2.2 既存発電技術の効率向上
2.3 燃料電池
  2.3.1 燃料電池の由来
  2.3.2 燃料電池の特徴
  2.3.3 燃料電池の分類
  2.3.4 燃料電池の動作原理
  2.3.5 エネルギー変換技術の中での燃料電池
  2.3.6 燃料電池発電装置の構造と構成
  2.3.7 燃料電池発電システム
  2.3.8 燃料電池の開発と普及
2.4 太陽エネルギー
  2.4.1 太陽エネルギーの量
  2.4.2 太陽エネルギーの質
  2.4.3 太陽熱エネルギー利用
  2.4.4 太陽光利用システム
2.5 風力エネルギー
  2.5.1 風力エネルギーの量
  2.5.2 種類と特性
  2.5.3 風力発電システム
2.6 地熱エネルギー
  2.6.1 地熱の源泉
  2.6.2 地熱発電
  2.6.3 地熱エネルギー利用の現状
2.7 海洋発電
  2.7.1 波力発電
  2.7.2 温度差発電
2.8 その他のエネルギー変換技術
  2.8.1 熱電発電
  2.8.2 熱電子発電
  2.8.3 アルカリ金属熱電変換
  2.8.4 電磁流体発電
  2.8.5 カリウムタービン発電
  2.8.6 スターリングエンジン
引用・参考文献
3. エネルギーの輸送・貯蔵・利用技術
3.1 エネルギーの輸送技術
  3.1.1 概説
  3.1.2 電力輸送
  3.1.3 電磁波
  3.1.4 液体燃料
  3.1.5 金属水素化物と有機水素化物
3.2 エネルギー貯蔵技術
  3.2.1 概説
  3.2.2 電気エネルギー貯蔵
  3.2.3 熱エネルギーの貯蔵
3.3 エネルギー利用技術
  3.3.1 最終エネルギー利用の状況
  3.3.2 産業部門のエネルギー利用
  3.3.3 民生部門のエネルギー利用
  3.3.4 運輸部門のエネルギー利用
引用・参考文献
4. エネルギー技術・システムの評価
4.1 エネルギー技術の評価
  4.1.1 技術評価の考え方
  4.1.2 技術評価の方法
  4.1.3 技術的特性の評価
  4.1.4 経済性評価
  4.1.5 ニーズに基づく評価
  4.1.6 導入効果評価
4.2 エネルギーシステムの評価
  4.2.1 エネルギーシステムの評価の考え方
  4.2.2 エネルギーシステムモデルによる分析と評価
引用・参考文献
5. 将来のエネルギーシステム
5.1 将来のエネルギーシステムの背景
5.2 新しいエネルギーシステムの構成案
引用・参考文献
付録 量とその単位
索引

谷 辰夫(タニ タツオ)

小山 茂夫(コヤマ シゲオ)

大野 吉弘(オオノ ヨシヒロ)