電気回路 - その理論と演習による基礎的アプローチ -

電気回路 - その理論と演習による基礎的アプローチ -

本書は,初めて本格的に電気回路を学ぶ学生のための入門的テキストである。学生が学習の進度を確認しながら学べるよう,具体例・演習問題を随所に入れ,平易に解説した。

ジャンル
発行年月日
1991/03/15
判型
A5 上製
ページ数
264ページ
ISBN
978-4-339-00583-7
電気回路 - その理論と演習による基礎的アプローチ -
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定価

3,300(本体3,000円+税)

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本書は,初めて本格的に電気回路を学ぶ学生のための入門的テキストである。学生が学習の進度を確認しながら学べるよう,具体例・演習問題を随所に入れ,平易に解説した。

1. 回路に関する基礎事項
 1.1 なぜ回路理論を学ぶのか
 1.2 単位系
 1.3 電圧と電流
 1.4 理想回路素子
 1.5 電力とエネルギー
 1.6 電圧源と電流源
 1.7 オームの法則
 1.8 キルヒホッフの法則
 1.9 抵抗の直列接続
 1.10 抵抗の並列接続
 1.11 ホイートストーンブリッジ
 1.12 △-Y等価回路
 問題
2. 節点電位法と網目電流法
 2.1 用語
 2.2 節点電位法
 2.3 節点電位法と従属電源
 2.4 節点電位法のいくつかの特別な場合
 2.5 網目電流法
 2.6 網目電流法と従属電源
 2.7 網目電流法のいくつかの特別な場合
 2.8 節点電位法に対する網目電流法
3. 回路解析に有効な定理
 3.1 電源の変換
 3.2 テブナン等価とノートン等価
 3.3 テブナン等価回路を求めるためのほかの方法
 3.4 最大電力の伝達
 3.5 重ね合せの理
 3.6 テブナンの定理とノートンの定理
4. 回路のグラフから見た回路方程式
 4.1 回路のグラフ
 4.2 木
 4.3 木の枝、補木の枝および節点との関係
 .4 基本カットセットと基本閉路
 .5 カットセット方程式
 4.6 閉路方程式
 問題
5. キャパシタンスとインダクタンス
 5.1 キャパシタ
 5.2 インダクタ
 5.3 インダクタとキャパシタの直-並列接続
 5.4 キャパシタとインダクタのまとめ
 問題
6. 自然応答とステップ応答
 6.1 RL回路の自然応答
 6.2 RC回路の自然応答
 6.3 RL回路のステップ応答
 6.4 RC回路のステップ応答
 問題
7. 正弦波定常状態解析
 7.1 正弦波電源
 7.2 正弦波定常状態応答
 7.3 フェーザと複素電源
 7.4 R,LおよびCに対するフェーザ関係式
 7.5 フェーザ領域でのキルヒホッフの法則
 7.6 インピーダンス
 7.7 アドミタンス
 7.8 等価回路
 7.9 フェーザダイヤグラム
 7.10 フェーザ変換法のまとめ
 問題
8. 正弦波定常状態における電力の計算
 8.1 瞬時電力
 8.2 有効電力と無効電力
 8.3 交流の実行値
 8.4 複素電力
 8.5 電力の計算
 8.6 最大電力の伝達(インピーダンスマッチング)
 問題
9. 相互インダクタンスをもつ回路
 9.1 自己インダクタンスとは
 9.2 相互インダクタンス
 9.3 相互誘導電圧の極性(ドット便法)
 9.4 磁気結合回路のエネルギーの計算
 9.5 線形変成器
 9.6 理想変成器
 9.7 磁気結合コイルの等価回路
 問題
10. 並列共振と直列共振
 10.1 並列共振
 10.2 帯域幅と回路のQ
 10.3 共振周波数を用いたアドミタンスの表現
 10.4 直列共振回路
 問題
11. 2-ポート回路
 11.1 2-ポートの基本形
 11.2 端子方程式
 11.3 2-ポートパラメータ
 11.4 終端された2-ポート回路の解析
 11.5 2-ポートの相互接続
 問題
参考文献
章末問題の略解
索引

椎塚 久雄(シイヅカ ヒサオ)