電磁気学の直観的理解法

電磁気学の直観的理解法

物理学の中で最もわかりにくいといわれる電磁気の中の主要な項目について,できるだけ数式を使わずに感覚的,直観的に理解できるよう他の分野の例をとるなど工夫しながら平易に解説した。

ジャンル
発行年月日
1990/03/30
判型
A5
ページ数
154ページ
ISBN
978-4-339-00575-2
電磁気学の直観的理解法
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定価

1,870(本体1,700円+税)

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物理学の中で最もわかりにくいといわれる電磁気の中の主要な項目について,できるだけ数式を使わずに感覚的,直観的に理解できるよう他の分野の例をとるなど工夫しながら平易に解説した。

プロローグ
第1章 ベクトル
1. ベクトルは成分に分けない
2. ベクトルには2種類の積がある
3. ベクトルの3重積
4. スカラー場とベクトル場
5. 流量を求めるベクトルの積分
6. エネルギーを求めるベクトルの積分
第2章 ベクトルの微分
1. 全微分の意味
2. スカラー場の勾配
3. ベクトルの発散
4. ベクトルの回転
5. ベクトルと複素関数
第3章 電界
1. 万有引力とクーロン力
2. 電気力線
3. 電荷が空間に与えるひずみ:電界
4. 電位の山の勾配:電界
5. なぜ逆2乗の法則になるか
6. 電界と複素関数:湧き出し口を表す複素関数
7. 電界と複素関数:等角写像の応用
第4章 電流
1. 熱の流れ
2. オームの法則
3. 伝導電流
4. 対流電流
5. 変位電流
第5章 磁界
1. なぜ電流の間に力が働くか
2. 電流が空間に与えるひずみ:磁界
3. 磁位の山の勾配:磁界
4. アンペアの法則の意味
5. ビオ・サバールの法則:変位電流が作る磁界
6. 磁界と複素関数
7. 複素関数の留数の定理の意味
第6章 磁束
1. 磁束の中を流れる電流に働く力
2. ファラデーの法則の意味
3. なぜ磁束密度Bは必要か
4. 送電線の性質
5. なぜ交流にjωが用いられるか
第7章 電磁波
1. 遠隔作用と近接作用
2. 光速で伝わる電流
3. 電磁波
4. 波動方程式
5. マクスウェルの方程式
エピローグ
参考文献
索引

後藤 尚久(ゴトウ ナオヒサ)