ディジタル信号処理(下) - Digital Signal Processing -

ディジタル信号処理(下) - Digital Signal Processing -

下巻ではディジタル処理にからむ問題,および今後応用範囲の拡大が約束されている理論を記述した。電子通信・音響・画像工学等,幅広い層に推薦できる好書である。

ジャンル
発行年月日
1978/10/25
判型
A5 上製/箱入り
ページ数
264ページ
ISBN
978-4-339-00472-4
ディジタル信号処理(下) - Digital Signal Processing -
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下巻ではディジタル処理にからむ問題,および今後応用範囲の拡大が約束されている理論を記述した。電子通信・音響・画像工学等,幅広い層に推薦できる好書である。

7. 離散的ヒルベルト変換
 7.0 はじめに
 7.1 因果性の数列の実・虚部間の充足性
 7.2 最小位相条件
 7.3 DFTに対するヒルベルト変換の関係
 7.4 複素数列に対するヒルベルト変換の関係
  7.4.1 ヒルベルト変換器の設計
  7.4.2 帯域通過信号の表現
 まとめ
 文献
 問題
8. 離散的な確率的信号
 8.0 はじめに
 8.1 離散的な時間の確率過程
  8.1.1 簡単な例:ベルヌーイ過程
  8.1.2 確率過程の記述
 8.2 平均
  8.2.1 定義
  8.2.2 時間平均
 8.3 無限エネルギー信号のスペクトル表現
  8.3.1 相関および共分散数列の性質
  8.3.2 z変換による表現
  8.3.3 電力スペクトル
 8.4 確率的信号に対する線形システムの応答
 まとめ
 文献
9. ディジタル信号処理における有限レジスタ長の影響
 9.0 はじめに
 9.1 数の表現法が量子化に及ぼす効果
  9.1.1 固定小数点および浮動小数点二進数
  9.1.2 負数の表現
  9.1.3 切捨てと丸めの効果
 9.2 アナログ信号の標本化における量子化
 9.3 IIRディジタル・フィルタの実現における有限レジスタ長の効果
  9.3.1 固定小数点で実現したIIRディジタル・フィルタの零入力リミット・サイクル 
  9.3.2 固定小数点で実現したIIRディジタル・フィルタにおける量子化効果の統計的解析
  9.3.3 浮動小数点で実現したIIRディジタル・フィルタにおける量子化効果の統計的解析
 9.4 FIRディジタル・フィルタの実現における有限レジスタ長の効果
  9.4.1 固定小数点で実現したFIRディジタル・フィルタにおける量子化効果の統計的解析
  9.4.2  浮動小数点で実現したFIRディジタル・フィルタにおける量子化効果の統計的解析
 9.5 離散的フーリエ変換を計算するときの有限レジスタ長の効果
  9.5.1 DFTの計算における量子化の解析
  9.5.2 固定小数点FFTアルゴリズムにおける量子化効果の解析
  9.5.3 浮動小数点FFTアルゴリズムにおける量子化効果の解析
  9.5.4 FFTにおける係数の量子化効果
 まとめ
 文献
 問題
10. 信号の準同形処理
 10.0 はじめに
 10.1 一般化した重量の原理
 10.2 乗算形の準同形システム
 10.3 準同形の画像処理
  10.3.1 画像形成のモデル
  10.3.2 ディジタル画像処理
 10.4 たたみこみのための準同形システム
  10.4.1 標準形
  10.4.2 特性システムD*の数学的表現
  10.4.3 逆特性システムD*-1
  10.4.4 線形システムL
  10.4.5 述語に関する覚え書
 10.5 複素ケプストラムの性質
  10.5.1 指数数列
  10.5.2 最小位相および最大位相数列
  10.5.3 単位円上の極と零点
 10.6 特性システムD*の計算的実現
  10.6.1 複素対数を用いる実現
  10.6.2 対数導関数を用いる実現
  10.6.3 最小位相関係
 10.7 準同形逆たたみこみの応用
  10.7.1 音声パラメータの推定
  10.7.2 残響の除去
  10.7.3 録音の復元
 まとめ
 文献
 問題
11. 電力スペクトルの推定
 11.0 はじめに
 11.1 推定理論の基礎原理
 11.2 自己共分散の推定量
 11.3 電力スペクトルの推定としてのピリオドグラム
  11.3.1 ピリオドグラムの定義
  11.3.2 ピリオドグラムの分散
  11.3.3 分散の一般的な表現
 11.4 平滑化したスペクトル推定量
  11.4.1 バートレットの手続きーピリオドグラムの平均化
  11.4.2 窓
  11.4.3 ヴェルヒの方法ー修正ピリオドグラムの平均化
 11.5 相互共分散と相互スペクトル推定量
 11.6 スペクトル推定におけるFFTの応用
  11.6.1 バートレットまたはヴェルヒの方法の構成
  11.6.2 共分散推定量の計算
  11.6.3 平滑化されたスペクトル推定値cxx(m)からの計算
 11.7 スペクトル推定の例
 まとめ
 文献
 問題
索引

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