過渡現象要論

過渡現象要論

本書は大学初級程度の過渡現象論の教科書または参考書として書かれたもので,多数の図面を挿入して現象の物理的意味をわかりやすく説明した。〔内容〕微分方程式・直(並)列回路・交流電圧と直(並)列回路ほか。

ジャンル
発行年月日
1955/06/15
判型
A5 上製
ページ数
250ページ
ISBN
978-4-339-00440-3
過渡現象要論
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定価

2,090(本体1,900円+税)

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本書は大学初級程度の過渡現象論の教科書または参考書として書かれたもので,多数の図面を挿入して現象の物理的意味をわかりやすく説明した。〔内容〕微分方程式・直(並)列回路・交流電圧と直(並)列回路ほか。

1. 序論
1.1 過渡現象
1.2 インダクタンスと抵抗の直列回路
1.3 コンデンサと抵抗の直列回路
1.4 解を求める方法
1.5 過渡現象とエネルギー
1.6 時定数
問題

2. 微分方程式
2.1 線型一次微分方程式
2.2 線型二次微分方程式
2.3 線型n次微分方程式
2.4 f(t)について

3.直列回路
3.1 R,L,Cの直列回路
3.2 > のときの電流
3.3 = のときの電流
3.4 < のときの電流
3.5 諸定数
問題

4. 直並列回路
4.1 LとRの直並列回路
4.2 電流についての考察
4.3 L,R,C.Gの直並列回路
4.4 電流についての考察
4.5 誘導結合回路
4.6 電流についての考察
4.7 誘導結合回路(その2)
4.8 一般的な結合振動回路
4.9 電流につていの考察
問題

5. 交流電圧と直列回路
5.1 序説
5.2 RとLの直列回路
5.3 電流についての考察
5.4 RとCの直列回路
5.5 電流についての考察
5.6 R,LとCの直列回路
問題

6. 交流電圧と直並列回路
6.1 LとRの直並列回路
6.2 L,R.CとGの直並列回路
6.3 誘導結合回路
問題

7. 分布定数回路の過渡現象
7.1 L,Cの分布定数回路
7.2 L,C分布定数回路の微分方程式
7.3 波動方程式と波動関数
7.4 終端開放のときの反射
7.5 終端が短絡のときの反射
7.6 抵抗Rを終端に接続したときの反射
7.7 インダクタンスLが終端に接続されたときの反射
7.8 キャパシタンスCが終端に接続されたときの反射
7.9 異種の線路の接続点における反射
7.10 繰返し反射(終端が接続されているとき)
7.11 繰返し反射(終端開放のとき)
7.12 一般の分布定数回路と保波形回路
7.13 ケーブルと架空伝送線
問題

8. ヘビサイドの演算予法
8.1 演算子式および単位関数
8.2 級数展開法
8.3 展開定理
8.4 重ねの定理
8.5 無限積分定理

9.ラプラス変換
9.1 フーリエ級数
9.2 f(t)の微分と積分
9.3 定常状態電流
9.4 フーリエ変換
9.5 ラプラス変換
9.6 諸関数のラプラス変換および逆変換
9.7 ラプラス変換表
9.8 計算例
問題

索引

大類 浩(オオルイ ヒロシ)

吉久 信幸(ヨシヒサ ノブユキ)