電磁理論演習

電子情報通信学会 大学シリーズ演習 6

電磁理論演習

場の概念に基づくマクスウェルの電磁理論の基礎を,演習を通じて習得させることを目的として書かれた教科書・参考書である。記述内容は基本的かつ重要な事項に絞り,厳選された例題および章末問題には詳しい解答が付けられている。

ジャンル
発行年月日
1998/03/10
判型
A5 上製
ページ数
260ページ
ISBN
978-4-339-00255-3
電磁理論演習
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定価

3,740(本体3,400円+税)

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場の概念に基づくマクスウェルの電磁理論の基礎を,演習を通じて習得させることを目的として書かれた教科書・参考書である。記述内容は基本的かつ重要な事項に絞り,厳選された例題および章末問題には詳しい解答が付けられている。

1.電磁理論の基本概念
1.1 電荷および電荷密度
 1.1.1 電荷
 1.1.2 電荷密度
1.2 電流および電流密度
 1.2.1 電流
 1.2.2 電流密度
1.3 電界および磁界
1.4 電荷および電流に働く力
1.5 電気双極子および電気双極子
 1.5.1 電気双極子
 1.5.2 磁気双極子
1.6 電磁量の次元と単位
問魎

2.電磁界基本法則の積分表示

2.1 電荷保存の法則
2.2 電束に関するガウスの法則
2.3 電束に関するガウスの法則
2.4 アンペアの周回積分の法則
2.5 ファラデーの電磁誘導法則とファラデー・マクスウェルの法則
2.6 アンペア・マクスウェルの法則
2.7 真空中における電磁界電磁解基本方程式の積分表示
問題

3.電.磁界基本法則の微分表示

3.1 電荷保存の法則の微分表示
3.2 真空中における電磁界基本方程式の微分表示
3.3 不連続境界面における境界条件
3.4 面電荷および面電流に働く月
間題

4.物質中における電磁界基本法則

4.1 物質の電磁的特性
4.2 導体と導電電流
4.3 完全導体とその特性
4.4 誘電体と分極
4.5 磁性体と磁化
4.6 物質中におけるマクスウェルの方程式
4.7 構成関係式と物質定数
4.8 異なる媒質の境界面における境界条件
問題

5.静電界
5.1 静電界の基礎方税式
5.2 電位
5.3 静止電荷分布による静電界
5.4 ラプラスおよびポアソンの方程式
5.5 ラプラス方程式の解
5.6 静電容量
問題

6.静磁界

6.1 静磁界の基礎方程式
6.2 ベクトル・ポテンシアル
6.3 定常電流分布による静磁界
6.4 磁位
6.5 磁性体の磁荷モデル
6.6 インダクタンス
6.7 磁気回路
問題

7.エネルギー、電力および電磁力

7.1 電磁エネルギーおよび電力
7.2 電磁系におけるエネルギー保存則
7.3 静電界に蓄えられるエネルギー
7.4 静磁界に蓄えられるエネルギー
7.5 電磁エネルギーと電磁力
問題

8.時間的に変化する電磁界

8.1 線形、等方な媒質中におけるマクスウェルの方程式
8.2 電磁界の複素解析法
8.3 電磁波
8.4 電磁ポテンシアル
8.5 複素ポインティング定理
問題

付録

A.ベクトル解析
B.国際単位系(SI)における次元と単位
C.電磁理論で用いられる重要な定数

問題解答
索引

熊谷 信昭(クマガイ ノブアキ)

塩澤 俊之(シオザワ トシユキ)