電力工学概論

電子通信大学講座 30

電力工学概論

  • 宮地 巌 名大名誉教授・愛知工大教授 工博

電子通信工学を専攻される学生,技術者を対象として,最近の電力工学の要点を簡潔に記述し,併せて電子通信工学が電力技術の開発に寄与している面とその将来性についても言及した。

ジャンル
発行年月日
1965/07/10
判型
A5 上製
ページ数
272ページ
ISBN
978-4-339-00095-5
電力工学概論
在庫僅少
在庫が少ない商品です。品切れとなっている場合がございます。

定価

2,750(本体2,500円+税)

カートに入れる

購入案内

  • 内容紹介
  • 目次
  • 著者紹介

電子通信工学を専攻される学生,技術者を対象として,最近の電力工学の要点を簡潔に記述し,併せて電子通信工学が電力技術の開発に寄与している面とその将来性についても言及した。

1.絶縁および高電圧
 1・1 液体絶縁
  1・1・1 電界中の液体絶縁
  1・1・2 液体の絶縁破壊
 1・2 気体絶縁
  1・2・1 気体の電離
  1・2・2 電界中の気体運動
  1・2・3 火花放電
  1・2・4 電離気体の消イオン
 1・3 固体絶縁
  1・3・1 電界中の固体誘電体
  1・3・2 固体誘電体の電気伝導
  1・3・3 境界層における電子放出
  1・3・4 固体の絶縁破壊
  1・3・5 誘電損
 1・4 静電気と高電圧発生
  1・4・1 静帯電
  1・4・2 雷電圧の発生と放電
  1・4・3 高電圧発生
 1・5 高電圧気中絶縁
  1・5・1 コロナ放電
  1・5・2 放電開始V-t特性
  1・5・3 絶縁設計
2. 導電現象
 2・1 金属導体
  2・1・1 金属の自由電子
  2・1・2 金属の導電率と熱電導率
  2・1・3 金属液体
  2・1・4 導体の温度上昇
  2・1・5 導体の過電流溶断
 2・2 金属接触と接地抵抗
  2・2・1 集中抵抗
  2・2・2 金属接点
  2・2・3 接地抵抗
 2・3 電力アーク
  2・3・1 アーク放電
  2・3・2 電力アークの動特性
  2・3・3 電極現象とアーク電圧
  2・3・4 アークしゃ断
  2・3・5 電流0点の現象
3. 電力エネルギー変換
 3・1 エネルギー概論
  3・1・1 エネルギーと仕事率
  3・1・2 電力エネルギー
  3・1・3 発電用エネルギーの比較
 3・2 発電用水力エネルギー
  3・2・1 水力学法則
  3・2・2 流量と落差
  3・2・3 揚水と潮力
 3・3 発電用火力エネルギー
  3・3・1 熱力学法則
  3・3・2 燃焼
  3・3・3 Mollier線図,Ts線図
 3・4 発電用原子エネルギー 
  3・4・1 原子核エネルギー
  3・4・2 原子核反応
  3・4・3 核エネルギーの変換
 3・5 発電用電子エネルギー
  3・5・1 放射線エネルギー
  3・5・2 燃焼エネルギー
  3・5・3 熱電子エネルギー
  3・5・4 電離気体エネルギー
  3・5・5 電子効果のエネルギー
4. 電力エネルギー伝送
 4・1 エネルギー伝送線路
  4・1・1 単位系と単位法
  4・1・2 電磁界ポテンシャルと電磁エネルギー
  4・1・3 表皮効果と地電流
  4・1・4 線路定数
 4・2 伝送電力エネルギー
  4・2・1 電力潮流
  4・2・2 伝送電力の安定限界
  4・2・3 慣性定数と電力動揺
  4・2・4 線路の温度上昇
  4・2・5 電磁力
 4・3 電力伝送回路網
  4・3・1 線路上の進行波
  4・3・2 開閉サージ
  4・3・3 三相回路の1線接地
  4・3・4 対称分等価回路
5. 電力エネルギー応用
 5・1 発光と照明
  5・1・1 励起発光
  5・1・2 温度放射
  5・1・3 色彩
  5・1・4 照明
 5・2 誘電吸収とうず電流
  5・2・1 誘電吸収
  5・2・2 自由水と結合水
  5・2・3 誘電うず電流
索引 

宮地 巌(ミヤチ イワオ)